mariscoさんのサイトより
https://ameblo.jp/koji-kitano/entry-12341633623.html
<転載開始>

『 未来への発想法 』

~ 「無欲の想念」が成功をもたらす ~
政木和三

 

 

未来への発想法000

 

 

第六章 人類を救う超発明法

~ 『本物の発明』が人類を幸せにする ~

 

◎ ”七人の専門家“が集まって発明合体

 

 

 

 当たり前だと思っていたこと、疑問に思っていたことを、もう一度考え直す習慣が、新しい発想を生み、ヒントとなって、発明や新製品の源になることをしみじみ感じた。

 特に私の場合は、さまざまな分野の基礎知識を身につけていたことが、発明することに幸いしていると思っている。

 いくら

 
発明の母

 といって新しい発想やヒントを抱いても、それに関するある程度の知識がないと、開発するための基本的な方法がわからないケースが多い。

 だから、普段から専門知識でなくてもよいから、少しずつでも基礎知識を貯えておくことは、発明、開発の受け皿として必要であろう。

 それは、
いずれ必ず役に立つ


 とはいえ、一般の人にそれを求めるのはなかなか難しい。

 そこで、私は講演の時に必ず、次のような言葉を述べている。

 
会社で新製品を開発する時は、まず、七種類以上の異なった分野の専門家を集めなさい。

 その上で、開発の基本ができたら、七つ以上の異なった部門の人たちを集めなさい。

 そして、一般の人が発明、開発をするのなら、七人以上の異業種の人と付き合いなさい。

 必ず役に立つでしょうし、素晴らしいヒント、発想が得られるはずです


 つまり、一人の専門家なり一般の人が新しい製品のヒントや発想をつかみ、いざ開発しようと思っても、結局、他の専門分野の基礎知識などが必要になり、行き詰まってしまうというケースは多いのである。

 もちろん、ここでいう

 
七人

 というのは、あくまでも

 
多くの人

 という意味である。

 昔から

 
三人寄れば文殊の知恵

 という諺があるように、専門の異なる人たちが集まり、一つの物に対しあらゆる角度から専門知識を出し合うことによって、素晴らしい新製品、ヒット商品が生まれてくる


 多くの知識、部門が合体することで、さまざまなニーズに対応できる新製品が作り出されていくのだ。

 いくら発明、新製品開発を進めても、それを

 
誰が

 『どうして

 『どのように


 使い、受け入れてくれるのかということまでカバーしなければ、決してヒット商品にはならない。

 私にもこんな経験があった。

 製品化など考えてはいなかったのだが、それを活用して、現在も使われているものがある。

 それが私の発明した

 
ウソ発見器

 である。

 大阪大学の工学部で学び始めたばかりのことであった。

 子供のころから機械、とくに電気関係が大好きで、絶えずラジオの組み立てや配線工事を手伝ったりしていたほどだった。

 そのうち、家庭用の交流一〇〇ボルトで感電の実験などをしているうちに、一年もすると一〇〇ボルトの電線を触っても感じなくなってしまったほどである。

 電気のソケットの中に手を入れても感電しなくなっていたが、手を洗った後よく拭かないで指が濡れていたり、夏の暑い日など汗をかいている時などビリビリと感電することがわかった。

 そこで電気抵抗計で自分の皮膚を測定し、汗が出ると抵抗は低くなり、乾燥していると高くなること、そして、その時の気持ちでも皮膚の電気抵抗が変化することを発見した。

 そこで、抵抗とコンデンサの微分回路を使い、その変化分だけを検出できるようにした。

 この変化は微小なものであるが、真空管の増幅器をつくり、その微小電圧を増幅させてメーターに表示できるように工夫した。

 ところが、こうした現象を見つけて装置を作ってはみたが、何に使うのかとなると自分でも分からなかった。

 友人から

 
『うそをついたりすると汗をかいたり、ドキドキするから、警察に持っていって犯人に使ってみればいいんじゃないか』

 といわれ、その第一号器を大阪の戒警察署に持っていき、実験をしてみせたのである。

 それが

 
ウソ発見器

 となり、当時はかなり話題となった。

 このように、現象が見つかり形にできたとしても、それをいかに利用するかが見い出せないと、新しい製品としては誕生できない。

 だから、専門家だけではうまくいかないことも多い。

 
七人の専門家が集まればヒット商品が生まれる

 とは、その意味である。




未来への発想法
第1印発行:1996年6月27日
第3印発行:1996年7月25日
著者:政木和三
発行者:浅野純次
印刷・製本:丸井工文社
発行所:東洋経済新報社
    〒103 東京都中央区日本橋本石町1-2-1
    電話 03(3246)5661
    販売 03(3246)5467
    振替 00130-5-6518
©1996 <検印省略>
Printed Japan
ISBN 4-492-04090-0


 

 

 政木先生とのご縁の始まりは、
昭和五年生まれの私の実父が小学生時代の頃より電気のイロハを教わり、
(実際に、電気ギター制作等々、様々な電気技術のご教授を、家族ぐるみのご近所付き合いの中で個人的に無償で賜ったそうです)
その後、御晩年には、政木先生の素晴らしいご発明品の集大成のひとつとして
“世のため、人々のため”に御余生をかけ陰徳にご尽力なさいました
超強力 神経波磁力線発生器
(改名機器、インパルス磁力線、そして、Mリング。すべての御販売は㈲政木研究所、㈲ケントにて)
の製造に至るまで、数々のお仕事をお世話頂き、
政木先生がお亡くなりになる最後の最後まで、私も含め家族ぐるみのお付き合いを賜わり、
今も尚、心の底よりとても尊敬し、感謝している恩師・師匠です。

 

 

 政木和三先生の廃刊御著書

 

 以前、

2011年10月4日、2014年11月17日、2016年5月22日

より三度に渡って掲載させて頂きました

 

『未来への発想法』

~ 「無欲の想念」が成功をもたらす ~

 

を、現状のブログデザインに合わせて
再び掲載させて頂いております

 

 

 政木先生の御教えである

『目先の欲望を捨て去り、世のため、人々のために尽力せよ!』

との仰せを引き続き継承するため、

今後も少しずつではありますが、

何度も何度も繰り返す、日々の心の学びの礎として、

政木先生の御教えのすべてをこれからも紹介させて頂きますので、

皆様には引き続きのお付き合いの程、

何卒、宜しくお願い申し上げます。

 

深謝

m(__)m

 

<転載終了>