逝きし世の面影さんのサイトより
https://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/e912faaa0c9f192cbc4c67540e980b5a
<転載開始>
2018年04月03日 | 放射能と情報操作
『原発事故7年“謎の放射性粒子”徐々に判明』2018年3月6日 日テレNews24

福島第一原発の事故からまもなく7年…最近になって「セシウムボール」と名付けられた極めて小さな粒子が確認され始めた。過去の原発事故では見つかっていない放射性粒子で事故直後に首都圏まで到達したとみられている。その最新の研究に迫った。

『73年ぶり2回目の極限まで劣化した「玉音放送」だったのか、?』
★注、
日本最大と言うよりも世界最大の大新聞社である読売新聞系列の日本テレビが制作した10分間もの長さの福島第一原発事故後に環境に放出された放射性微粒子(セシウムボール)の動画ですが、その内容が凄まじい。必見である。(3月6日 日テレNews24の録画ビデオ画像を見終わった私の感想ですが、・・・内容的にほぼ『玉音放送』なのである。何とも残念ではあるが遅かれ早かれ結果は孰れも同じで、これでは日本は助からないでしょう)



『原発事故で放出された放射性物質、謎のセシウムボールとは!?』 2018年04月02日 週プレNews

事故当時、福島第一原発から大量の放射性物質が放出されたことは知られているが、その中に「セシウムボール」と呼ばれる謎の微粒子が混ざっていた…。大気汚染物質PM2.5のように粒子が小さく、健康への影響も懸念されるセシウムボール、その実態とは?
その微粒子は水に溶けないので拡散しない、肺に入ると居座り続け局部被曝する。
首都圏にも飛散したセシウムボールとは、いったいどんな物質なのか? 
* * *
大量の放射性セシウムの微粒子(セシウムボール)は直径0.1μm(マイクロメートル、1mmの1万分の1)から1μmほど。それがガス状となって大気中を漂い、やがて地表に落下した。
茨城県つくば市の気象庁気象研究所で主任研究官足立光司氏が、セシウムボール発見の経緯を説明する。

「気象研究所では、『ハイボリュームサンプラー』を使って大気中に漂う微小な粒子(エアロゾル)をモニタリングしています。原発事故後、粒子を付着させるフィルターを12時間ごとに交換していたのですが、事故から3日目の3月14日分のものは少し様子が違ったのです」。
フィルターは長方形で20cmほどの大きさ。通常、ガス状のセシウムなどが付着すれば真っ黒になる。
そして原発事故で放出された放射性プルーム(放射性物質が雲のような塊になって大気中を漂う現象)が関東地方を通過したピークは3月15日と20日。
気象研究所に残されている20日のフィルターは真っ黒だ。
しかし、同様に黒くなっているはずの14日のフィルターはそれほどでもない割に、放射能は事故前のおよそ1000万倍を計測していた。
「何かおかしい。フィルターを電子顕微鏡で観察すると、2.6μmの丸い粒子が見つかった。粒子はケイ素、鉄、亜鉛などからできていて、その中にセシウムが含まれていた。重さに占めるセシウムの割合は5.5%で、およそ6.6Bq(ベクレル)の放射能粒子がフィルター全体に100個ほど付着していた」。

セシウムボールは、大気汚染の原因物質で吸い込むと肺の奥まで入り、ぜんそくや肺がんの原因になるといわれる「PM2.5」と同サイズだ。
セシウムボールは過去の原発事故では見つかっておらず、福島原発事故後、初めて確認された物質。
それがなぜできたのか。
また、厳密に言うとセシウムボールにはウランなどほかの放射性物質も含まれていることがわかっている。だが微量のため、名称にはセシウムが使われているのだ。
◆関東だけではなく、日本中に拡散!? 
(抜粋)

★注、
『セシウムボールにはウランなどほかの放射性物質も含まれていることがわかっている。だが微量のため、・・・』ですが、たとえ微量でも圧力容器内の核燃料棒にしか含まれないウランが検出されているなら、NHKの報道のようにメルトダウンが長時間維持され、かつ(核燃料の冷却には何の足しにもならない)少量の冷却水が長時間にわたって補給され続けるという福島第一原発事故特有の特殊な条件下で、水にも酸にも溶けないガラス化した不溶性のセシウムボールが生まれたと思われる。吉田所長など東電の過失責任は限りなく大きい。

『あの籾井NHKが最初に報じた水にも酸にも溶けない恐怖の不溶性セシウムボール』

この4月2日の週間プレイボーイの記事(週プレNews)の内容ですが、実は3月6日に放送された衝撃的な"『原発事故7年“謎の放射性粒子”徐々に判明』2018年3月6日 日テレNews24の、あまりにも怖ろしい内容を少しだけ薄めたような摩訶不思議な記事になっている。
面白ければ何でも書く無責任なピンク週刊誌よりも、(権威とか信用力が命の)日本政府に一番近い論調だと日本人全員に思われている読売新聞系列のテレビ局(日テレNews24)の方が決定的に恐ろしい内容になっているのですから何んとも不思議である、少しも辻褄が合わない矛盾だらけなのである。



『原発事故惨事、戦略も戦術も超楽観的の腑抜け』 2018/3/13(火) 大槻義彦

科学文明を作った科学者たちは 戦略では楽観的に、戦術では悲観的に挑戦して大発見をし、大発明をしてきた。その結果みなさまごらんのとおりの科学文明が著しく発展し、例えば『人生わずか50年』と言われたころから、今は人生100年の時代を迎えようとしている。
 しかしあの悲惨な原発事故が起こってしまった。
その恐怖におののき『科学文明クソくらえ』と怒る人もみかける。ごもっとも!!この事故は単純なミスの連続で起こったものである。つまりこの原発を作った東電のエンジニアは科学者の基本を逸脱したのだ。
 彼等は 戦略は楽観的に、そして戦術も超楽観的に という情けない連中だった。まず立地である。大津波が過去に幾度も起こった地区であるにかかわらず『大きな津波は来ない』と楽観視した。原発を作った海岸の丘はもともと13mから15mの位置であった。本来この高さでも大津波ではアブナイと悲観的に考えてあと5m高く作れば大津波の被害など起こらなかった。しかし東電のエンジニアとその指揮者は逆であった。何と13mから15mの丘をわざわざ削って8mぐらいにしてしまった。原発を安く運用するというケチな根性だったのだ。これは本当に恐ろしい誤りであった。8mの津波など千年に一度も起きない、
と楽観視した。ちなみに東北電力の女川原発はやはり立地の段階で13mあったが、その丘を削ってしまうという愚かなことはしなかった。このため女川原発は辛うじて安全に停止したのだ。
 このように一度超楽観的になると後はその楽観性をどこまでも引きずる。地震や津波で全電源喪失など起こらないとのバカな楽観性は続く。したがって予備のバッテリーなど邪魔もの扱いだった。ろくに定期的充電もせず、地下室に放置していた。地下だと?!もっとも津波で被害を受ける場所に『津波被害の応急装置』を配置したのだ。他の対策も押してしるべし。炉心のメルトダウンを防ぐ冷却用の水を大量に放射する放水車も無かった。それは福島の県にもなかったとは信じられない。そのため横浜の消防車を5日がかりで呼び寄せた。

それに笑い話になるが何と事故原発のそばを東北電力の送電線が通っていたのだ。
これから電力の補給が出来たはずだが、これをやるのに1週間以上かかった。高圧送電線からの引き込み線を引くトランスがなかったのだった。え?!電力会社にトランンスが無かっただと?!
 最後のイノチずなは冷却装置の『手動(蒸気力)』であったがこの運転がうまくできなかった。100人以上の運転員の誰一人もこの運転の経験はなかったという(NHK特番)。事故を想定して日ごろの訓練をまったくやっていなかったのだ。超楽観的なエンジニアの態度は怒りを通り越して笑いだす以外にはない。しかしもちろん笑って見過ごすことではない。
 語るに落ちるというのはこのことだ。これは科学文明以前の問題だ。科学の発展には 戦略は楽観的に、戦術は悲観的に が基本だがこれは科学の運用にも言えることだ。この発想を逆転して腑抜けの楽天性は人類を危機に陥れた。

『人々をわざと「間違い」に誘導する偽の手がかり(赤いニシン)の典型例』
★注、
アポロの『月の石』を実際に調べた結果『地球の玄武岩と同じだ』(少しも違いが無い)と人前で言って仕舞って、みんなから袋叩きにあった空気が読めない物理学者の大槻義彦先生は矢張り素晴らしい着眼点である。
あの東京電力福島発電所のある場所は、東北電力の管内なので送電線網は東電では無くて東北電力が所有していた。
2011年3月11日昼の東日本大震災の揺れで(マスコミが散々報道したように)東電の送電線の鉄塔が倒れたことは事実だった。
ところがである。少しだけ冷静になって考えれば(大槻義彦が今回指摘するように、近くには東北電力の送電線網が張り巡らされており)実は、福島第一原発事故にとっては些細な出来事であり、何の影響も無かったのである。

<転載終了>