東海アマブログさんのサイトより
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-350.html
<転載開始>
 私の実家は名古屋市中村区にあって、この土地は、名古屋城から見て南西の方角であり、昔は「裏鬼門」と呼ばれる方位であった。
 江戸時代の風水では、「裏鬼門に不浄を置く」と定まり、汚穢処理場とか、刑場、家畜などの死体処理場などが置かれたようだ。

 今でも、その名残の地名や、歴史的な施設から、江戸時代に何が行われていたのかを想起させるものが多数残されている。

 例えば、尾張名古屋を支えた有力街道である鎌倉街道や佐屋街道(東海道七里の渡の海路を嫌う人が、代用陸路として通行した)沿いには、烏森(カラスの森)・万場(ヨロズ場=解体場)という地名が残り、八田(毛皮を張って乾かした場所の意味)には、現在でも大規模な畜産処理、食肉加工場が稼働している。

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 これを詳しく解説すると、現在、ここに居住している人から激しいクレームが来るので、あまり紹介できないが、想像力を働かせれば分かることだ。
 万場の北側には、東海地方最大級の未解放部落である甚目寺町も存在している。
 烏森の北側、城西病院の西側の道には惣兵衛用水があって、ここでは1970年代まで、いわゆる部落産業が存在していた。今では昔を知る者もいなくなり、地元の人も、どういう土地なのか知る者は少ない。

 これは、もう十年近く前に書いたブログである。私は、なぜ学校でいじめっ子たちから「四つ」と蔑称されるのか、その理由を知りたかった。

  http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-246.html

 私の実家は、機関士だった父親が千種区から勤務先の鉄道基地近い中村区に移住したよそ者ではあるが、通った学校で、私は「四つ」と言われていたのだ。
 そこで、自分の住んでいる土地に、どのような歴史があるのか?県図書館などに通って、本格的に調査したことがある。

 ちょうど1980年代だったと思うが、私の目に触れる、たくさんの公的史料には、なぜか実家周辺の土地だけ情報が抜き取られ白紙だった。江戸時代・明治時代における土地利用図さえ記録されていなかった。
 あたかも、この世に、実家の土地の歴史がワープして存在しないような不思議な史料ばかり出てきた。

http://www.matimoyou.com/18kamakurakaidou-nagonaka.html

 明らかに、この土地の何かが公的史料から隠蔽されていて、それはいったい何なのか、いろいろ調べてはみたが、はっきりと分かるものは出てこなかった。
 江戸時代の村名は高須賀というのだが、本当の町名は別にあるらしい。しかし、それも古地図から削除されているのである。

 これは間違いなく刑場があったのだと思って調べて見ると、尾張藩の公式の刑場は、新川町にある土器野新田という場所にあった。この刑場に対応した未解放部落が甚目寺だったのだ。

 すると烏森や高須賀の不可解な空白地帯は、いったい何だったのか?
 未解放部落とカラスの飛び交う森があれば、だいたい想像がつくのだが。土器野のように公式記録に残らない刑場とは、いったい何なのか? 不可解だった。

 明確な証拠文書は出てこなかったが、おそらく、戦国時代、この南側には前田荘・西側には横井荘という鎌倉時代から続く大きな荘園集落があって、前田利家や前田慶次、横井荘では、現代になって横井庄一さんや横井英樹が出ている。
 これらの荘園に関係した刑場だったのではないかと予想している。

 さて、今回の本題は歴史の紹介ではない。

 実は、私の家には、幼い頃から幽霊が頻繁に出たのだ。

 夜中、誰もいない部屋の扉が勝手に大きな音を立てて開閉する。奇妙な家鳴りがする。家族が頻繁に病気にかかるなど、怖い現象が続いた。
 誰もいないのに足音がするなど、あたりまえだった。
 
 母親が名の知れた山伏行者を呼んで見てもらうと、行者は
「玄関を入った瞬間に、足がすくみ、白髪の恐ろしい形相の老婆が出てきて睨み付けられた」
 と語った。もっとも山伏は「護摩のハイ」といわれるくらい、怪しげな人物が多かったので、単に母親を脅して金をせしめたかっただけかもしれないのだが。

 ちょうど父親が国労争議で逮捕されたり、母親が胃潰瘍で倒れたり、兄弟姉妹が次々に伝染病にかかったりと、大騒動の日々が続いていた。
もう母親はびっくりして、霊能者にすがって、お祓いをしてもらったり、自分が近所の宗教団体に入って、大規模な除霊祈祷をしてみたり、それは大変だった。

 ちょうど、家の庭にイチジクの木が植わっていて、そこで私が焚き火をして木を焦がしてしまったら、私自身も含めて大変な事態が続いた。
 どうも、イチジクの木の場所には、江戸時代から鎮霊祠があったらしい。
 向かいの家の娘さんが自殺したり、隣の長男がおかしくなって暴力をふるったり、反対側の長男が、不始末で家を売って賠償したり、近辺の家のことごとくで不思議なよろしくない現象が続いた。もちろん私も例外ではなかった。

 ここで、また霊能者に聞くと
「この土地では恨みの念が強烈に土地を縛っていて、生まれてくる子供は、まともに育たない、特に長男は」
 というのである。 

 不思議と言えば、我が家は、名古屋駅まで徒歩20分程度、日本中で、これほど便利のよい土地も珍しいのに、もの凄く地価が安い。
 「名古屋は西に萎え、東に延びる」 といわれたが、このご時世になっても、名古屋駅西口商店街は、戦後の焼け跡、闇市時代から、いくらも進歩していないのである。

 なぜ、名古屋駅の西側は人気がないのか、不可解というしかないが、その秘密は、どうやら、これらの事情にあるようだ。

 まあ、私は高校生まで、強固に洗脳されたマルクス主義者であって、そうした不合理な因習を信じるような人間ではなかった。
 しかし、30歳をすぎて、自分が霊憑依体質であることを思い知らされる事件があって、唯物論者から180度転向して、唯心論者に変わったのである。

 私は山登りが趣味で、日本中の山を歩いていたのだが、名張の山奥に車を駐めて登山をしたとき、突然、頭に何か重いものが入ってきたことを感じた。
 これは脳梗塞を起こしたのか? と思ったが、発生する吐き気や麻痺などの症状がまったくなく、ただ、頭の中の一点だけが凍結したような感覚になり、いったい何が起きたのか不思議だった。

 後で分かったことだが、私の駐めた場所では、関西の人物が首吊り自殺をしていた。暴力団系の人物だったようだ。
 このときから、私の性格が豹変し、もの凄く怒りっぽくなって、例えば運転中でも不快なことがあると、相手がヤクザでも追いかけていって木刀をつかんでケンカを売るなど、それまでは考えられないことを平気でやるようになった。

 この間、自分でも信じられない武勇伝ばかりだったが、今思い出せば恥ずかしくて書けるようなものではない。
 こんな状態が数年も続き、私は自分の異常さに困り果てていた。

 ある晩、夢のなかに祖父が出てきて、私の頭の中に手を入れて、ゴキン! という大きな音を立てて何かを外して取り出してくれた。
 それから、私の異常行動は収まった。

 後で分かったことだが、なんでこんなことが起きたのかと考えると、当時、私は気功に凝って、全国の気のスポットを回って、そこの気を自分で体験する趣味を持っていた。
 これで霊界に波動が近寄り、私の心身は憑依されやすい状態になっていたのである。

 それから、私は心霊現象にのめりこんで研究するようになった。
 もう30年以上も前のことだが、最初に夢中になったのがシルバーバーチやモーリスの霊言集で、それから、輪廻転生のさまざまな事例を研究して霊界の存在を確信すると、当時、一世を風靡していた高橋信次の講演を知って、彼の言う奇想天外な宇宙こそ真実であると信じるようになった。

http://tokaiama.minim.ne.jp/takahasisinji/takahasisinji=a21.html

 やがて、私が学んでいたマルクス主義の唯物論が根源的に間違っているのではないかと思うようになった。
 この宇宙の最奥にある原理は、決して物質ではなく、何かの意思であると信ずるようになった。唯物論から唯神論への転回である。

 そうして霊界の構造を理解できるようになって、死後、いわゆる天上界=霊界に誰でもが行くわけではなく、一部の現世に執着する人や、自分の肉体の死を理解できない霊体が存在することを知った。
 そんな霊を「浮遊霊」などと呼ぶのだが、彼らは自分の死を自覚しないため、自分と似たような波動を持った肉体に平気で入り込み、その肉体を乗っ取ることがあるのだ。これを霊憑依と呼んでいる。

 こんなことをする霊は「低級霊」というもので、やがて、自分の死を自覚すれば、ちゃんとあの世に行けるのだが、そうでないうちは、生きている時代の自分の怨念や執着を、他人の肉体を使って晴らそうとするから、憑依された方は大変なことになる。

 このあたり、高橋信次の「悪霊」という二冊の本に、詳しく書かれている。また上のリンクに、悪霊払いの実例がたくさん記録されている。

 私の実家周辺で、非常に困ったことが起きるのも、昔、この付近で怨念を持って死んだ人々が、未だに人間を恨み続けて、住人たちに悪さをしているという仕組みを、こうして理解することができた。

 江原啓之が「墓場の跡に住むな」と強調するのも、このような事情からであろう。

 心霊現象の世界は、もの凄く奥が深くて、こんなブログに書いて簡単に理解できる人などほとんどいないだろう。
 このことを分かってる人以外は、何をバカな妄想ばかり書いてるのかと嘲笑するのがオチだとは思うが、これは、私が空想した物語を書いているのではなく、実際に体験した事実を語っているのである。
 私も、あまりに巨大すぎる相手をどのように説明したらよいのか、まだ考えあぐねているところだ。
 

<転載終了>