タマちゃんの暇つぶしさんのサイトより
http://1tamachan.blog31.fc2.com/blog-entry-16092.html
<転載開始>
世紀の大朗報をニュークさんがレポートしているので、メモっておきます。
貼り付け開始

コンクリートが自己治癒能力を獲得 < newsNueq-1155 >

日経新聞
 微生物がコンクリートを勝手に修復 いよいよ市場に
 ~ 驚異の新材料 自己治癒材(上)~
 --------------------------------------------------------------
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29436240W8A410C1000000/
 2018/5/15 6:30

 < 抜粋 >

 人間のけがや病気が自然に治癒するように、
 使用している製品や構造物に生じた劣化が、人の手を加えなくても勝手に直ってしまう――。
 そんな夢の機能を持つ材料が、「自己治癒(修復)材」だ。

 材料自身に含まれる成分や事前に仕込んでおいた成分などを基にして、
 ひび割れなどの損傷を修復する性能を持つ。
 既に、高分子材料や金属材料など様々な領域で研究や開発が進められている。

 ■ 2030年に30兆円市場

 安倍政権が2013年に掲げた「日本再興戦略」には、
 「自己修復材料などのインフラ長寿命化に貢献する新材料の研究開発を推進する」と明記された。
 自己修復材料などの世界市場が30年に30兆円に達するとのロードマップも掲げている。

 追い風を受けて、インフラの主要な建材である
 コンクリートの自己治癒能力へ関心が高まっている。
 コンクリートは強度に優れ、加工もしやすい半面、
 ひび割れやすいという弱点を持っているためだ。
 コンクリートを自己治癒できれば、長寿命化に貢献するほか、維持管理の合理化につながる。


 ■ 休眠バクテリアを活性化

 自己治癒機能をバクテリアで実現するコンクリートの研究開発で最も進んでいるのが、
 オランダのデルフト工科大学といえる。
 同大学のヘンドリック・ヨンカース准教授が率いる研究グループは
 バクテリアを利用して、コンクリートのひび割れを自動的に修復する技術を開発した。

  バクテリアの働きで、コンクリートのひび割れが約2カ月でほぼ修復できた様子
  (出所:デルフト工科大学)
  <https://www.nikkei.com/content/pic/20180515/96958A9F889DE0EBE6E1E4E0E6E2E3E4E2E6E0E2E3EAE2E2E2E2E2E2-DSXZZO2943641016042018000000-PN1-1.jpg>

 ヨンカース氏が着目したのはバシラス属のバクテリアだ。
 この微生物は乾燥すると胞子状の殻をまとい、
 休眠状態で200年も生存することができる。
 pH(ペーハー)が13程度と強いアルカリ性のコンクリートの中でも死滅することはない。

 乾燥させたバクテリアを栄養分である乳酸カルシウムと一緒に圧縮・固化。
 さらに生分解性プラスチックの殻で覆って、直径が数ミリメートルのカプセル状にする。
 このカプセルを生コンクリートに所定の量で配合する。

 生分解性プラスチックの殻があるおかげで、
 コンクリートを練り混ぜる工程の中でもバクテリアが摩擦や水から守られ、
 不活化状態のままコンクリートの中に取り込まれる。
 生分解性プラスチックの殻は、コンクリートが硬化した後、徐々にもろくなる。


 ■ ひび割れを加速度的に修復していく

 ひび割れが生じると、割れ目から浸透した水と酸素が休眠していたバクテリアを活性化する。
 バクテリアは栄養分である乳酸カルシウムを分解し、二酸化炭素を排出。
 結果としてセメント原料となる石灰石の主成分である炭酸カルシウムが生成され、
 ひび割れを埋める物質となる。

 炭酸カルシウムが生成される過程で発生する水は、
 コンクリートの中に残っていたセメント成分と反応して水酸化カルシウムとなる。
 これが二酸化炭素と反応してさらに炭酸カルシウムとなり、
 ひび割れを加速度的に修復していく。
 一連の化学反応が、コンクリートが自己治癒するメカニズムだ。

  イラスト:コンクリートが自己治癒するメカニズム
  <https://www.nikkei.com/content/pic/20180515/96958A9F889DE0EBE6E1E4E0E6E2E3E4E2E6E0E2E3EAE2E2E2E2E2E2-DSXZZO2943646016042018000000-PN1-1.jpg>

 ヨンカース氏の研究グループは、実験設備の中で
 最大1ミリメートル幅のひび割れを約2カ月で修復できたことを確認している。


 ■ 日本では18年4月に販売開始

 バクテリアを使った自己治癒コンクリートは、欧州では先行して商品化されている。

 日本では、コンクリートの専門業者である會澤高圧コンクリート(北海道苫小牧市)が
 バジリスクと提携、日本における独占販売権を獲得し、
 まずは塗布型の補修材について、18年4月から日本で販売を始めた。

 価格は当初、通常の生コンの2倍程度となる見込みだ。
 将来はバクテリアの増殖も日本国内で実施して、コストダウンを目指すという。


貼り付け終わり


*実に素晴らしい!!
・シャブコンにも有効なのかな~!
・手抜き工事にも有効なのかな~


<転載終了>