逝きし世の面影さんのサイトより
https://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/5a5518986cf96cd95d4a649f71ce1806
<転載開始>



 『被害女児の傷周辺から第三者のDNA型 栃木・小1殺害』2018年2月28日朝日新聞

2005年に栃木県今市市(現日光市)の小1女児(当時7)が殺害された事件で、女児の右目の下に粘着テープをはがされたとみられる傷があり、その周囲から勝又拓哉被告(35)=殺人罪などで一審無期懲役判決=でも警察関係者でもない第三者のDNA型が採取されていたことが朝日新聞の取材でわかった。
専門家は、犯人が女児の顔から粘着テープをはがした際に付着したDNA型の可能性がある、と指摘している。
関係者によると、女児の顔には、幅約2センチ、長さ約14センチの平行に走る2本の線状の皮膚の変色があった。
栃木県警が捜査段階で山田良広・神奈川歯科大大学院教授に嘱託したDNA型鑑定では、この周辺から第三者のDNA型が見つかったという。女児を司法解剖した本田克也・筑波大教授は、朝日新聞の取材に対し、傷はテープをはがした際に犯人がつけた可能性がある、と指摘。第三者のDNA型は「犯人の指と爪の細胞から検出された可能性が極めて高い。犯人に結びつく証拠として極めて重要だ」と述べた。
山田教授のDNA型鑑定では、女児の頭についていた粘着テープから別の第三者のDNA型が見つかったことがすでに判明。弁護側は控訴審で新たに提出している。検察側は、粘着テープの指紋検出のためにハケやピンセットを使い回したため、「不特定多数のDNAが付着した可能性が否定できない」などと反論している。だが、顔の傷についてはこれまで反論しておらず、弁護側は勝又被告の無罪を裏付ける重要な証拠として、今後の審理で追及していく考えだ。
一方、検察側が東京高裁に求めた殺害日時と場所の幅を持たせる訴因変更について27日、弁護側は反対の意見書を提出したことがわかった。弁護側は主張の詳細は今後の公判で明らかにする、としている。
2月28日朝日新聞

『まさに「権力犯罪」そのものの最良証拠主義』

被害者からは犯人のDNAが検出されていた。ところが、被告とは別人だったので検察当局は無罪の評決を恐れ、裁判には提出されなかったので無期懲役の判決になったのである。
★注、
巨大なガラパゴス島である我が日本国では、世界の常識とは大違い、検察当局は捜査で集まった膨大な証拠類の内で有罪につながるものだけを選別して裁判所に提出する『最良証拠主義』(優良 証拠制)なる摩訶不思議な怖ろしい制度が存在し、(無罪の証拠はすべて握りつぶし、有罪の心象だけ厳選して提出するので)刑事裁判で起訴されたら99・9%有罪になるように出来ていた。
いくら無罪でも日本では(目を付けたら最後で)『一人も逃がさない』のですから怖ろしい。基本的に国民主権の民主主義とは無縁で無茶苦茶なのである。

読売新聞系列の日本テレビ

『栃木女児殺害事件 勝又拓哉被告に無期懲役の有罪判決:宇都宮地裁 検察の求刑通り』2016/04/08TBSニュース

『メディアスクラムで繰り返される冤罪の構図』 

あまりにも既視感のあるでデジャブ過ぎる類似事件の発生では悪しきメディアスクラムとか不自然な警察発表に怒る前に、『またやったか』と苦笑するしかない。今回はマスコミ各社も少しは可笑しいと思っているらしくて、通常の報道姿勢とは微妙に違っていた。(容疑者の写真はともかく、マスコミが取り囲む様子も映していた)
行方不明の現場と死体遺棄現場が同じで、しかも7時間の時間差があるのですから、犯人は神戸市長田区(1914年平成26年9月)小学1年の女児殺害遺棄の類似事件であり、同じく犯人像は車を持っていない付近の一人暮らし住民に限定される。
逮捕された容疑者は5人暮らしなので家では無い。それなら『犯行』現場は車の中しかないが、付近は住宅街であり7時間も女児の遺体を乗せていれば人目につく。普通なら出来る限り早く近くの河川とか山林に遺棄するが、わざわざ自宅の目の前に線路に捨てたなど容疑が、あまりにも不自然すぎるのである。
マスコミが大きく取り上げた連れまわしの前科(県条例違反での書類送検)ですが、去年に女子中学生と仲良く夜の10時以降に外出していた程度。(道徳的には多少問題でも、これが犯罪と呼べるかどうかかなり怪しい)

毎日新聞2016年4月15日 オピニオンコラム『記者の目』 栃木女児殺害 被告に有罪判決=野口麗子(宇都宮支局)

録音・録画頼みの危うさ

栃木県日光市(旧今市市)で2005年12月に小学1年の女児(当時7歳)を連れ去り殺害したとして、殺人罪に問われた勝又拓哉被告(34)に対し、宇都宮地裁は求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。被告が公判で全面的に否認し、直接的な物的証拠がない中で有罪となった決め手は、取り調べで自白したとされる録音・録画の映像だった。検察は法廷で7時間以上の映像を流した。全18回の公判を傍聴した私は、映像頼みで「真実」にたどり着いたと言えるのだろうか、と複雑な気持ちになった。
法廷で初めて勝又被告を見たのは今年1月29日。殺人罪の審理に入る前の別件での裁判だった。背中を丸め…

『善良だが愚かすぎる日本人たち・・・』

この毎日新聞の『記者の目』によると公判で全面的に否認したが無期懲役になった被告ですが、年齢は34歳だが台湾生まれで日本語が拙くて幼く見えたという。有罪にした一般市民による裁判員たちですが、検察が『法廷で流した7時間以上の映像』を見て本物だと判断したという。呆れるやら驚くやら。何とも恐ろしい話である。
我が日本国の警察の捜査力は3流だが、容疑者を無理やり自白させる能力においては世界一だったのである。(有名な鹿児島県の志布志事件では丸っきりの無罪だったのに逮捕・拘留どころか、たった1日程度の任意捜査の段階で11人中で5人までが涙を流しながら自白したし自殺未遂まで出たのですから精神的拷問が凄まじい。普通の神経の持ち主は長期拘留では必ず誰でも自白するのである。
今回ですが事件発生から1週間後に任意捜査(実際は強制的に無理やり連行)したのが朝の7時で、逮捕したのは夜の10時前なのですよ。4月に県条例違反で書類送検されているのですか指紋採取も行われている。それなら強制連行してから自白したので逮捕状を取ったが、指紋の一致などの決め手となる物証が一切見つかっていないのです。今回ですが、限りなく冤罪である可能性が高い。



『籠池夫妻が保釈再請求 昨年7月から勾留』5月15日 13:42共同通信

学校法人「森友学園」の補助金詐取事件で、詐欺などの罪で起訴された前理事長の籠池泰典被告(65)と妻諄子被告(61)の弁護人が大阪地裁に保釈請求したことが15日、関係者への取材で分かった。夫妻は昨年7月に大阪地検特捜部に逮捕されて以降、勾留が継続。昨年11月にも保釈請求したが却下されていた。
特捜部は、大阪府豊中市の国有地で開校を目指した小学校建設を巡り、国の補助金約5600万円を詐取したとして両被告を起訴。さらに、学園運営の幼稚園などへの大阪府と市の補助金計約1億2千万円をだまし取ったなどとして、詐欺と詐欺未遂の罪で追起訴した。
(共同通信)





『すべてに通用する大原則とは、「正誤」でも「善悪」でもなく、何が一番大事で、なにがそれ程でもないかの物事の優先順位』

胡散臭い新潟での小学2年生の女児殺害遺棄事件での常軌を逸したメディアスクラムですが、これは『籠池夫妻が保釈再請求 昨年7月から勾留』を報道したくないとの動機が考えられる。(籠池泰典被告と諄子被告と入れ替えに、安倍お友達の加計幸太郎とか山口敬之とか安倍夫妻の逮捕拘留が待ち望まれる)
あるいは世界的に見れば非武装のパレスチナ人のデモ隊に対するイスラエル軍の蛮行『大量虐殺』を隠すとの動機も十分に考えられるのですから腹立たしい。(これ等は何れも5月15日の同一の日付で起きていたが、何かを大きくマスコミが報道するとは、実は不都合な事件を隠蔽する最も効果的な手法だった)


<転載終了>