東海アマブログさんのサイトより
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-562.html
<転載開始>
 http://genpatsu.tokyo-np.co.jp/page/detail/864

東京電力福島第一原発3号機で3月以降、使用済み核燃料プールから核燃料を取り出すために使う設備のトラブルが相次いでいる。その影響で「11月中」としていた取り出し開始の時期は先延ばしされ、未定になった。模擬の燃料を用いて設備の動作を確認しているが新たな不具合も。実際の核燃料の取り出しが始まったときに、トラブルが起きる恐れはないのか-。事故発生から7年半余り、東電の姿勢が問われている

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 東電が、今月中に核爆発を起こした三号機の核燃料を取り出すと公表したとき、私は、「絶対にありえない」と繰り返し書いた。
 同じ意味で、「もんじゅ」の核燃料取り出しも不可能であると私は考えている。今、もんじゅで順調に核燃料取り出しが進んでいるかのように、報道されているが、その恐ろしい性質を考えれば、技術的に不可能と判断するしかない。

  廃炉決定「もんじゅ」燃料取り出しだけで5年半! 原子力機構の“悪しき体質”再び露呈

  https://www.sankei.com/life/news/170319/lif1703190007-n1.html

  https://www.sankei.com/life/news/181116/lif1811160057-n1.html

 もんじゅの場合は、液体ナトリウムの融点が100度程度で、固化を避けてスムーズにナトリウムを除去するには、300度程度の加温が必要だろう。
 核燃料集合体は、液体ナトリウムに、どっぷりと浸かっており、これから核燃料集合体を引き上げて、付着したナトリウムをアルゴンガスで吹き飛ばし洗浄してから取り出すわけだが、吹き飛ばし残ったナトリウムが冷却固化して、作業に支障を来すことがわかりきっていて、この処理に膨大な労力を必要とする。

 ごくわずかな付着ナトリウムであっても、空中の湿度や、雨水など、水分と接触すると、発熱どころか爆発することもある。
 こんな危険な作業を、旧動燃のデタラメ組織が、まともにやれるはずがない。彼らのスケジュールは、これまでのところ、すべてインチキ、ウソ八百であった。
 旧動燃(日本原子力研究開発機構)は、暴力団とつながった闇の利権集団であり、やることなすこと、すべて欺瞞ばかりで、まったく信用できないのだ。

 これよりも、さらにウソで塗り固めた組織が東京電力であり。東電が、公表したことで、真実など千に一つもない。「親の意見となすびの花は千に一つの無駄もない」というが、「なすびの花と東京電力は、千のすべてが実とウソになる」というべきであろう。

 三号機の核燃料を取り出すというが、そもそも三号機は、断じて水素爆発や水蒸気爆発などではない。核爆発だったのだ。
 これは、プルトニウム240という核分裂によって生じる厄介な副産物による「汚い核爆発」で、規模は通常の核爆弾の数千分の1しかないが、原子炉の核燃料を爆発させ、環境を膨大に放射能汚染させる悪魔の核種である。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%83%A0240

 東電や日本政府が、なぜ三号機の核爆発を必死に隠そうとするのかというと、理由は、これまで「原発が核爆発することなど絶対にありえない」とウソを言って、立地地元民を騙し続けてきたからである。
 三号機の爆発は、そのウソを真正面から暴いた。もしも、「原発使用済み核燃料は三号機のように核爆発する」との真相が世に明らかになれば、「核爆発を起こすような原発は絶対にお断り」という世論が沸騰するのは、まったく当然のなりゆきである。

 実は、プルトニウム240は、核兵器製造・保有国にとっても厄介極まりない物質であり、もしも、これを含んだ核爆弾を作れば、それは、保管中や輸送中に「汚い核爆発」を起こして、本来の核爆発機能を破壊してしまう。
 ゆえに、核兵器は、プルトニウム240の混入を最小限に抑えるため、プルトニウム239の比率を94%以上に高めねばならない。

 原子炉核廃棄物のプルトニウム含有率が60%前後の使用済み核燃料は、実は、いつでもプルトニウム240核爆発を起こすリスクを背負っているのである。
 この事実が明らかになれば、原子炉でも輸送中でも、いつでも実は核爆発を起こすリスクがあるわけだから、もう安全審査が絶対に通らないことになってしまうのだ。

 自民党政権が、税金を数兆円の規模で垂れ流してきた「もんじゅ」に執着し続けた本当の理由も、高速増殖炉に劣化ウランや使用済み核燃料を入れれば、プルトニウム239の純度を高めて、核兵器として安全に利用できるようになるからだったのだ。

 もちろん、この「プルトニウム富化」行程も、極めて危険な作業で、プルトニウムの安定性が極めて悪く、安全な作業ができないため、アメリカやイギリスが、とっくの昔に手を引き、最近フランスも、日本との協力開発を破棄して、増殖炉から手を引くことを表明した。

 http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/602.html

 日本協力の次世代炉、仏が凍結へ 原子力政策に打撃
経済 ヨーロッパ 科学&新技術
2018/11/28 19:01日本経済新聞 電子版
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日本がフランスと進めている次世代原子炉開発について、仏政府が2020年以降、計画を凍結する方針を日本側に伝えたことがわかった。仏政府は19年で研究を中断、20年以降は予算を付けない意向という。日本はすでに約200億円を投じている。開発計画の大幅な見直しは必至で、日本の原子力政策にとっても大きな打撃となる。

この次世代炉は高速炉実証炉「ASTRID(アストリッド)」で、仏国内に建設する計画だった。…(日経新聞)

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 つまり、日本だけが、相変わらず、もんじゅを廃炉と言いながら、実は、茨城の常陽(増殖炉)を再稼働させようと目論み、住民を核爆発の危険に晒している。
 そうまでしても、核兵器を作りたいのは、安倍晋三=自民党政権が、三菱重工グループとともに、核ミサイル製造販売でボロ儲けしたい妄想のなかにいるからに他ならない。

 もう一度、三号機の核燃料取り出しに戻るが、核爆発を起こしたのに、東電は、相変わらず「水素爆発」とウソで言いくるめている。

 http://www.tepco.co.jp/decommission/progress/removal/unit3/index-j.html

 まあ、水素爆発も実はウソではないのだが、この爆発で、三号機のプルサーマル稼働中の核燃料を圧縮してしまったため、中性子による臨界が加速し、プルトニウム240による核分裂爆発を呼び込んだのである。

 三号機は、「プルサーマル」運転をしていた。正確には分からないが、MOXの半分近く、プルトニウムが含まれていたはずだ。
 これが何をもたらすかというと、通常のウラン核燃料に比べて、中性子濃度が著しく高くなるということで、この制御が、綱渡りのようにシビアなコントロールを要求されるのである。

 外部電源喪失で、制御棒は入らず、ECCSも作動せずの苛酷条件では、100%必ずプルトニウム240が核爆発を起こす。
 通常のウラン原発では、メルトダウンを起こすだけだが、プルサーマル炉は、必ず核爆発を起こす。この性質が、どれほど凄まじく危険なものか、フクイチを見れば一目瞭然であり、プルサーマル運転は、人類の未来を破滅させるものであり、絶対に行ってはならない超危険なものである。

 だから、先進各国で、プルサーマルを行っているのは、日本とフランスだけで、米ソでさえ、恐ろしい危険性から撤退している。
 
http://kakujoho.net/mox/mox99l_s.html

 http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/kanazawa.pdf

 オマケというか、プルサーマル運転は、ウラン運転に比べて数百倍の崩壊熱量を持っていて、使用済み核燃料を100度以下の安定状態にするためには、実に500年を要するのである。

 http://www.asyura2.com/09/genpatu6/msg/717.html

 三号機は、このプルサーマル運転を行っていて、核爆発を起こした。
 したがって、残った核燃料が、100度の安定温度に達するのは、西暦2500年前後である。この頃に東電があるか? あるはずがない。あと数年で、この会社はこの世から消える。
 日本政府があるか? あるはずがない。安倍晋三のような詐欺師を首相にして、日本人全体が放射能による遺伝的劣化を受けて、どうして500年先があるだろう?

 事故が起きたのは2011年だ。それから8年も経たない2018年に、こんな恐ろしい発熱(崩壊熱)を出し続けている三号機の核燃料を取り出すだと!
 嘘つき、デマもほどほどにしておけ! できるはずがない。
 これは東電一流の口先デマスケジュールであり、三号機が本当に始末可能になるには、あと200年はかかるのだ。

 こんなこと、事故の瞬間から分かりきっていた。私には、日本という国家、民族まで放射能によって崩壊して行くプロセスが見えている。
 もんじゅも、フクイチ三号機も、始末は永久にできない。できるほどの年月が経った、そのときには、始末する主体、電力企業も政府も存在しないからだ。


<転載終了>