逝きし世の面影さんのサイトより
https://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/1a9a7c59ea9093497a3dced94c2309e1
<転載開始>
2019年02月07日 | 政治
コロンビアとの国境にあるベネズエラのティエンディタス橋で、ベネズエラ軍が封鎖のため設置したコンテナとタンク(2019年2月6日撮影)。(c)EDINSON ESTUPINAN / AFP  画像の上方(高速道路を数百メートル離れた位置)の建物群はベネズエラ側の通関施設

もう支離滅裂で無茶苦茶!『post-truth (ポスト・トゥルース)か?フェイク・ニュース?それともオルタナティブ・ファクト(もう一つの真実)か?』 

ベネズエラ軍が橋を封鎖、人道支援物資の搬入を阻止へ2019年2月7日 AFP

南米ベネズエラの野党指導者フアン・グアイド(Juan Guaido)氏が、ニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領への対決姿勢を強める中、同国の軍当局は、待ち望まれた人道支援物資が搬送されるのを前に、コロンビアとの国境に架かる橋を封鎖した。
これに先立って野党が多数派を占める国会は、物資の搬入を阻止して「レッドライン(越えてはならない一線)」を踏み越えないよう、マドゥロ氏の権力基盤の大きな部分を占める軍に警告。ミゲル・ピサロ(Miguel Pizarro)議員は軍に対し、「レッドラインがあり、限度がある。薬や食料、医療用品がその限度だ」とのメッセージを送った。
先月23日に暫定大統領への就任を宣言したグアイド氏は、支援物資が届かなければ、最大で30万人が死に直面すると主張している。
これに対してマドゥロ大統領は、支援物資は米国が主導する侵略の前触れと述べ、「侵略する兵士は一人も入らせない」と述べた。
ベネズエラへの軍事介入も排除しない米国は、グアイド氏を暫定大統領として真っ先に承認。中南米の十数か国が後に続いた。
ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は5日夜の一般教書演説で、「われわれは気高く自由を追い求めるベネズエラの人々の側に立つ」と述べ、グアイド氏に対する米国の支持を改めて断言した。
2月7日 AFP



『AFP記事ではクーデターか内戦か?あるいは米軍(有志連合)のベネズエラ侵攻不可避に見えるが、・・・』

2月7日のAFPですがアメリカ大統領のドナルド・トランプが盛んに強調するリベラル・メディア(エスタブリッシュメント)のフェイク・ニュースの見本の様な話で、記事の中には1行も『明らかな間違い』は書いていない。しかし真実も書いていないのである。
↑上に示した写真にあるように、コロンビアとの国境の橋の上に、ベネズエラ軍が『封鎖のため設置したコンテナとタンク』を置いたのは間違いない事実であろう。ただし、それ以前にコロンビア軍が国境閉鎖の金属製のフェンスを築いていたのである。しかも、コロンビアはご丁寧に戦車でも防げるぐらいの巨大なコンクリートブロックで厳重に国境を封鎖していた。
ベネズエラ側としてはコロンビアと(釣り合いが取れるように)対抗上、仕方なく『封鎖のため設置したコンテナとタンク』を置いただけ。



AFPのカメラマンは正直にコロンビア軍の国境封鎖(施錠)の事実をハッキリと写してAFP記事のポスト・トゥルース(post-truth )的なフェイク・ニュースを密かに告発していたらしいのである。  (^_^;) 





『コロンビア軍は警戒心ゼロの兵士が数名だけ、対するベネズエラ側は誰一人も警備していない不思議』

2月7日のAFP記事ですが、書いてある活字と画像とが180度正反対である。それなら必然的にクーデター状態でベネズエラ侵攻不可避の危険極まる『活字』の方か、それとものんびりムードの平穏な『画像』の方か、どちらか一方が『必ず間違い』(フェイク・ニュース)。活字も画像もどちらもが正しいことは『有り得ない』のである。


2月6日、ブリュッセルで記者会見する欧州連合(EU)のトゥスク大統領(AFP時事)

ブレグジット(EU離脱)は回避不能、『地獄に落ちろ』

『英強硬離脱派は「地獄行き」?=EU大統領が痛烈批判』
2019年02月07日 ブリュッセル時事

欧州連合(EU)のトゥスク大統領は6日の記者会見で、英国のEU離脱をめぐり「どう安全に行うか計画もなく離脱を推進した人々向けの地獄の特別な場所とは一体どんな所だろう」と述べた。英与党・保守党の強硬離脱派らを強く批判した格好で、物議を醸しそうだ
大統領は「EU離脱の決定が覆されることを望む英国民は今も多い」と指摘。メイ英首相が再国民投票などを否定している状況を踏まえ「残留派の指導者や政治勢力がいない」と嘆いた。
 EU離脱合意案に関し「何も新提案はしない」と再交渉に応じない方針を強調。7日のメイ氏との会談では「行き詰まりをどう打開するか、現実的な提案を期待している」と述べた。

『ブレグジットは回避不能、合意なき離脱派に「地獄」を=EU大統領』2019年2月7日 Reuters

欧州連合(EU)のトゥスク大統領は6日、英国のEU離脱(ブレグジット)を撤回できるとの考えは捨て去ったとし、現在の優先事項は合意なき離脱となった場合の「失策」を回避することだと述べた。
トゥスク氏はブリュッセルでアイルランドのバラッカー首相と共同会見を開いた。アイルランドは北アイルランドとの国境を巡る混乱を避けるために、英国に法的な保証を要請。
トゥスク氏はアイルランドの主張に対しEU加盟国として賛同する意向を示した。
メイ英首相は7日、ブリュッセルでEU側と会談する予定。議会が可決した離脱協定案の修正を求める構えだが、トゥスク氏とバラッカー首相はEU加盟国首脳と同様、国境の安全策(バックストップ)を含む協定案の修正には応じない考えをあらためて示した。
EUのユンケル欧州委員長は、7日にメイ首相がブリュッセルを訪れた際に、離脱協定案は再交渉できないと伝えると表明した。
共同会見で「英EU離脱はアイルランドと英国の問題でない」「欧州の問題で、離脱協定案の再検討が可能との考えは受け入れられない」と述べた。メイ首相もEUの立場を認識しているとした。
トゥスク氏は、メイ首相から打開策について現実的な提案を期待しているとし、「共通の解決策が可能だと強く信じている」と述べた。
メイ首相の報道官は、EUが合意を伴う英離脱を望むのなら、協定案に変更が必要となるとの認識を示した。
トゥスク氏は、EUとして英国に新たな提案はしないと述べ、合意なき離脱を推進するグループには「地獄の特別な場所」がふさわしい と語気を強めた。
バラッカー首相は、打開策が見出せると確信しているとしつつ、合意なき英離脱への備えも整えていると説明。メイ首相が8日、ダブリン入りすると明らかにした。
トゥスク氏の発言を受け、英国内の離脱推進派は反発。離脱運動を先導したナイジェル・ファラージ氏は「離脱後はあなたのような選挙で選ばれていない傲慢ないじめっ子から自由になれる。天国のような話だ」と語った。
アイルランドのナショナリスト勢力は、合意なき英離脱となればアイルランドの統合を巡り住民投票が必要になるとメイ首相をけん制。シン・フェイン党のマクドナルド党首は、メイ首相が民主主義者として、北アイルランド紛争を終結させるため1998年に結ばれたベルファスト合意(グッドフライデー合意)に戻る必要があると指摘した。
EU当局者らはメイ首相に、野党・労働党の恒久的な関税同盟加盟案を受け入れるよう求めている。
実現すれば安全策の必要がなくなり、英議会の承認が得られる可能性があるとの見方も出ている。
ただメイ首相のブリュッセル入りを控え、当局者らの期待は高くない。EU幹部外交筋の1人は「メイ首相は合意を実行に移していない」とし、「メイ氏が超党派合意を形成できない状況は信じ難いほどだ」と話す。
2月6日 ロイター

『地獄に落ちろ』

行くも地獄、戻るも地獄で、イギリスのEU離脱(ブレグジット)では英領北アイルランドとEU加盟国のアイルランド共和国との国境管理がカトリックと英国国教会との宗教紛争で不可能だったのである。( 今後は宗教が同じ南米のコロンビアとベネズエラ国境以上の大問題に発展する可能性が高い)
★注、
今回のトゥスクEU大統領以前では、半年前のカナダ東部シャルルボワの主要7カ国首脳会議(G7サミット)閉幕後にカナダのトルドー首相に対してトランプ米大統領側近が『地獄の特別な場所がふさわしい』と罵倒して大問題になっている。
また国境閉鎖ではアメリカのトランプ米大統領は去年の12月28日、『(メキシコ国境の)壁を 建設するか、さもなくば国境を封鎖する』と警告、壁建設費の予算計上の人質として政府機関の一部閉鎖だけではなく、非常事態宣言を示唆。2月6日のアメリカ議会での一般教書 演説のために辛うじて思い止まった経緯がある。

『難民キャンプも、悲惨なキャラバンも無い、不可解な300万ベネズエラ難民』

弱肉強食の新自由主義を否定して医療や教育を無料にしたベネズエラに対して経済制裁で締め上げるアメリカ。祖国を脱出した難民が人口の1割300万人にも達していて経済破綻しているベネズエラと報道されているが、欧州や中東、アジアなど必ず報じられる難民キャンプの画像が何処にも無い不思議。普通に考えれば、一番美味しい場面であり、ハイエナ並みに強引なマスコミが見逃すはずが無いのである。



ドイツは第一次世界大戦の敗北で父祖伝来の地である西プロイセンを失って東プロイセンが飛び地になってしまう。ヒトラーのナチスドイツは『ドイツ固有の領土をかえせ』とポーロンドに侵攻したが再度敗北。第二次世界大戦の結果ドイツ揺籃の地であるプロイセンをすべて失ってしまう。



『映像の世紀プレミアム 第10集「難民 希望への旅路」 』2018年8月11日(土)NHK

第二次世界大戦後に多くのドイツ人達が支配地を追われてドイツに難民として追放された。(1,400万人と言われ、そのうち200万人が死亡したとも言われる)戦後ドイツの人口の1/5近くの人達がこれらの被追放者であったという。(番組はNHKオンデマンドで配信中)



20世紀は大昔のフン族の侵入によるゲルマンの大移動以上の数千万人もの人々が強制追放で移住を強いられた難民の世紀であったのです。
現在のアメリカ国境を目指して行進中の中米3カ国の難民とかドイツやイギリスなど西欧先進国を目指す北アフリカとか中東の難民とは基本的に『祖国よりも安全で良い暮らし』を目的にした経済難民である。(21世紀の以前と以後では、自主的か強制的かで難民の意味や性質が大きく違っていた。明らかに現在は民主主義が機能しているのである)


<転載終了>