In Deepさんのサイトより
https://indeep.jp/she-ol-seoul-the-land-of-the-dead-is-rising/
<転載開始>
投稿日:
1994年 将来のイスラエルと「世界の終末」の脅威はどこからもたらされるかを述べるイスラエルの宗教指導者ナチマーニー師


Rabbi Levi Saadia end times prophecy Nachmani English

黄泉の世からの通達

今日(8月22日)、まったく関係ないテーマで記事を書いていましたら、夕方くらいに、韓国が日本との軍事機密協定( GSOMIA / ジーソミア)を破棄したことが報じられていました。

「へえ」

と、やや驚きながらも、作っていたカレーおでんの火を止め(何を作ってんだよ)、しかし、同時に、2年ほど前に書きました記事のことを思い出しました。

それは、以下の記事です。

1994年に、中東戦争に関しての予言を的中させたとされているイスラエルの著名なラビ(ユダヤ教の宗教的指導者)が、「将来のイスラエルにとって、あるいは《世界の終わり》に関して、最も脅威となるのは、朝鮮(Korea)だ」と述べていたということを、イスラエルのメディアが記事にしていたものです。

記事を書いた 2017年当時、北朝鮮は、アメリカと対立の姿勢を見せていることが世界中で報じられていた頃で、そういう意味での時事的な記事ではありました。

この記事で取り上げられていた 1994年のイスラエルのラビの予言は、簡単にいえば、

北南統一を果たした朝鮮が、イスラエルと「世界の終末」の脅威となるであろう。

というものでした。

要するに、朝鮮が世界の滅亡を導くというような意味のことでもありました。

そして、今回の軍事機密協定の破棄で、なぜ、このことを思い出したかといいますと、それが「ソウル」で発表されたものだからでした。

上の記事に書かれていますが、イスラエルで使われているヘブライ語では、

「《死者の国》を意味する言葉と、韓国の首都ソウルは、同じ綴り」

なのだそうです。

ヘブライ語では、どちらも「シェオル / Sheol」という発音の綴りとなります。

以下がヘブライ語の綴りです。

この世に、この言葉「シェオル」が最初に出てくるのは、旧約聖書の創世記だそうです。

創世記/ 37章 35節

息子や娘たちが皆やって来て、慰めようとしたが、ヤコブは慰められることを拒んだ。「ああ、わたしもあの子のところへ、嘆きながら黄泉へ下って行こう。」父はこう言って、ヨセフのために泣いた。

ここにある「黄泉」という部分が「シェオル」ですが、この部分は、現在の日本の聖書では、「陰府」と記されていますけれど、陰府では普通は「よみ」と読めませんので、ここでは、黄泉としました。

黄泉も陰府も、どちらも、死者の行く場所を指します。

死者の行く場所が「シェオル」です。

先ほどリンクした過去記事では、こういうイメージは、ひとつの国の首都に対しては失礼かとも思い、このことにはきちんとふれていなかったですけれど、当時、この「シェオル」を調べていると、いろいろな意味があることを知りました。 Wikipedia - シェオルだけでも以下のような記載があります。すべて、聖書の記載からの出典です。

「シェオル」の意味

・旧約聖書時代は多くの場合、よみは死人のいる所であり、墓を意味した。

・天と対照的な所、低い暗いところ。

・悪人の住むところ。

・新約聖書のギリシア語は「ハデス」「ゲヘナ」がこれに相当する。「ハデス」は「死者が終末のさばきを待つ中間状態で置かれるところ」で、「ゲヘナ」は「神の究極のさばきにより、罪人が入れられる苦しみの場所」を指す。

・『新共同訳聖書』の定義によれば、「死者が集められる場所で、地下にあると思われていた。」とされている。

というような場所だとされていました。

私は、機密軍事協定破棄のニュースを読みながら、

「こういうシェオルと日本は亀裂を起こしたのだなあ」

と、つくづく思っていました。

「黄泉の国を首都としている国家」と。

まあ、もちろん、ユダヤ教の預言などというものもまた、信憑性のあるものでもないでしょうが、1994年のラビの「統一した朝鮮が襲ってくる」という響きが、新たなトーンとして今日、蘇ったのでした。

本日の時事を見て、適当なことを書いてしまいましたけれど、その 2017年の記事でご紹介したイスラエルの報道を、編集して、再度ご紹介させていただこうと思います。

 


What One Rabbi Predicted 22 Years Ago About Korea’s Role in End-of-Days Will Shock You
Breaking Israel News 2017/04/24

この世の終わりでの朝鮮の役割について、22年前にそれを予言した1人のラビの言葉から衝撃を受ける

北朝鮮が西側諸国にとって大きな脅威となったのはつい最近のことに過ぎないが、ひとりのカバリスト(ユダヤ教の伝統に基づく神秘主義思想家)が、今から 22年も前に、この「ならず者国家」が、ゴグとマゴグの最終戦争の核となるキーとなるだろうと予言していた。

北朝鮮はこの 22年間の間に政権が変わり、そのラビの予言的な言葉の深い意味が今になり明らかになり、それはまた、今、私たちが直面している脅威の理解にもなるかもしれない。そのラビは、1994年に亡くなったレヴィ・サーディア・ナチマーニー師だ。

亡くなる1ヶ月前におこなわれた演説において、ナチマーニー師は、驚くべきことにイスラエルにとっての脅威の中で最も大きなものは朝鮮だと、その危険を警告していたのだ。

ナチマーニー師は、イスラエルの未来の最大の脅威は、イランでも、イラクでも、リビアでもなく、「朝鮮がここにやって来るだろう」と述べていた。

この予言は、多くの理由から衝撃的だった。

なぜなら、ナチマーニー師は 1967年の第三次中東戦争と 1973年の第四次中東戦争を正確に予言していたからだ。そのために、彼の予言には信頼が置かれていた。

しかし、1994年当時のイスラエルにとって、最大の脅威が朝鮮だという師の言及の意味を想像できる者はいなかったため、この「朝鮮がイスラエルを脅かすだろう」という師の予言は混乱を招いた。当時の北朝鮮は、韓国以外のどの国にとっても真の脅威とは考えられていなかったからだ。

それが近年は大きく変化した。

10年前に北朝鮮が行った最初の核実験以来、この国は核実験とミサイル発射実験を繰り返しており、その頻度と規模もさらに増大している。

今月(2017年4月)初め、ホワイトハウスの代理人ニック・リベロ氏は、アメリカは北朝鮮に対する何らかの報復に「非常に近いところにいる」と述べた。

ナチマーニー師の予言では、イスラエルから遠く離れた国が、いつか大きな脅威になるという自らの主張を支持するために、聖書の言葉を間接的に引用した。

ナチマーニー師は、

「 She'ol がイスラエルに来るだろう」

という言い方で警告をした。

She'ol (シェオル)は、ヘブライ語で「死者の国」という意味だが、ヘブライ語では韓国の首都「ソウル」と同じ綴りなのだ。

ラビは、核兵器の名を連呼する遠い街の名を聖書の申命記から引用した。

彼らは神ならぬものをもって/わたしのねたみを引き起こし/むなしいものをもって/わたしの怒りを燃えたたせた。それゆえ、わたしは民ならぬ者をもって/彼らのねたみを引き起こし/愚かな国をもって/彼らの怒りを燃えたたせる。

わが怒りの火は燃え上がり/陰府の底にまで及び/地とその実りをなめ尽くし/山々の基を焼き払う。(旧約聖書 申命記 32章 21-22節)

ユダヤ教の視点で終末論を展開するイスラエルのブロガー、ドヴ・バル・レイブ氏は、師のこの引用での北朝鮮と韓国についての見方を以下のように考えている。

「ナチマーニー師が、この節で引用された神の火は、北朝鮮と韓国の間で始まる核戦争であることを暗示していました。北朝鮮は韓国の首都ソウルを攻撃し、それを征服する」

「そして、ソウル(シェオル)は、北朝鮮の統治下にある一国になり、イスラエルを脅かすことになるのです」

また、レイブ氏は、ゾーハル(ユダヤ教の聖書の註解書でユダヤ教神秘思想の中心書)の中ので、イスラム国家がイスラエルの地を 1300年支配すると述べているセクションを引用した。そこでは、その期間の後、「地球の端にある国家」がローマに対して起ち上がり、3ヶ月間の戦争を起こすとされる。

「北朝鮮の上には、国際日付変更線が通っています。その線は事実上、地球上の分割線であり、厳密にいえば、始まりと終わりを示します」とレイブ氏は言う。

イラクにボズラという場所があり、ここはイランが実質的に支配している都市だが、レイブ氏によれば、このボズラは、ゾーハルで「世界の端にある国」として描かれる朝鮮と一致するのだという。

イランと朝鮮の同盟は、宗教的にも地理的にも共通点がないために、合理的でないと思われるが、彼らは西洋世界に対する憎悪だけで統一した意思を持ち、それが、このふたつの国家が大陸間弾道ミサイル計画、あるいは、おそらくは核計画に協力し合う共通点だろうとレイブ氏は言う。そして、彼はこう言った。

「ゾーハルの記述通りにこのふたつの国が同盟になれば、聖書のゴグとマゴグの最終戦争を示し、それは、ナチマーニー師によって述べられた世界なのです」


 

ここまでです。

前回の記事でも書きましたけれど、前に戻ることのない時代が進んでいるようです。


<転載終了>