宮城県仙台市の青葉山の上にある東北大学数学教室情報です。 (もしかしたら正式名称は「東北大学大学院理学研究科数学専攻」なのかもしれませんが、昔ながらの「東北大学数学教室」という言い方をしています。)

数学教室に限らず、こちらでは復旧が急速なピッチで進んでいます。一昨日には「惨状」について報告したのですが、今回は「復旧」の話をします。

東北大学数学教室資料室では地震で数万冊の本が落下散乱し、足の踏み場もない状態になってしまいました。しかし、ついに今日、ほとんどの本を書棚のあるべき位置に戻すことができました。

今日の時点の様子を写真で紹介しましょう。

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↑ピンボケで申し訳ないのですが、ゲルファント全集も書棚の下にはさまってしまっていました。
救出するためにはおそらくジャッキなどが必要になります。

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↑このように破損してしまっている本もあります(泣)。
しかし、このように破損してしまった本はほんの一部に過ぎません。

↓以下の2つの写真は今日(3/30)の午後4時くらいの様子です。
本が整然と書棚におさめられています!

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↑数学教室の資料室には以上の2つの写真に写っている分(手前の書棚の分だけを考える)の50倍程度の本があります。さらにスペースの都合で他の部屋に置いてある本も相当数あります。それらすべてが数学の本です。

以上の写真には「人」が写っていませんが、実際には多くの人が資料室での復旧作業に参加しています。特に仙台に残っている学生の方々による多大なる協力が無ければこのように素早い復旧は不可能だったでしょう。

東北大学に限らず、毎日のように急速なピッチで復旧が進んでいます。仙台市の水道はもうすぐ完全に復旧します。さらにガスの供給をすでに始めている地域もあります。私の自宅にもあと数日でガスの供給が始まるはずです。

この勢いは半端ではありません!

この勢いを持続することによって、単なる「復旧」で終わらずに、「復興」を実現するように努力して行きたいと思います。