2011年08月

エネシフ勉強会

再生可能エネルギー法が成立した今日、
エネシフ勉強会13回は、8月26日(金)17:00~19:00
衆院第一議員会館多目的ホール

予定調和ではない 円卓会議
飯田哲也(環境エネルギー政策研究所所長)
阿部知子、小島敏郎、マエキタミヤコ、、、、      

再生可能エネルギー法成立 
http://www.ustream.tv/recorded/16885209

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原発にも 石油石炭天然ガスにも頼らない 日本を創ろう
エネシフジャパン http://www.sustena.org/eneshif/

エネシフ勉強会
第1回 4月26日(火)17時~19時
第2回 5月12日(木)17時~19時
(福島) 5月17日(火)17時~19時 フクシマジャパン
第3回 5月26日(木)17時~19時
第4回 6月2日 (木)17時~19時
第5回 6月7日 (火)17時~19時
第6回 6月14日(火)17時~19時
エネシフ・ナウ!  6月15日(水)17時~19時 孫正義、菅直人
第7回 7月6日(水)17時~19時
第8回 7月13日(水)17:00-19:00 佐藤栄佐久 
第9回 7月21日(木)17時~19時
第10回 7月27日(水)17時~19時 
第11回  8月3日(水)17時~19時  希望の牧場
第12回  8月18日(木)17時~19時
第13回  8月26日(金)17-19時  飯田哲也

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■第1回
桜井勝延(南相馬市長)
飯田哲也(環境エネルギー政策研究所長)
石橋克彦(神戸大学名誉教授)
http://www.sustena.org/eneshif/files/shiryo_1.zip
http://www.ustream.tv/recorded/14285424
http://www.ustream.tv/recorded/14593219
http://www.ustream.tv/recorded/14624783
http://www.ustream.tv/recorded/14625108


■第2回
北澤宏一(日本学術会議東日本大震災対策委員会エネルギー政策の選択肢分科会委員長)

小島敏郎(青山学院大学教授)
http://www.sustena.org/eneshif/files/shiryo_2.zip
http://www.ustream.tv/recorded/14694398
http://www.ustream.tv/recorded/14695110
http://www.ustream.tv/recorded/14695684


■第3回
藤野順一(国立環境研究所主任研究員)
佐々木経世(イーソリューションズ社長)
http://www.sustena.org/eneshif/files/archive_3.zip


■第4回
ミランダ・シュラーズ(米国政治学者)
http://www.sustena.org/eneshif/files/archive_4.zip
http://www.ustream.tv/recorded/15111275
http://www.ustream.tv/recorded/15111357


■第5回
桜井勝延(南相馬市長)
黒岩祐治(神奈川県知事)
嘉田由紀子(滋賀県知事)
河村たかし(名古屋市長)
http://www.sustena.org/eneshif/files/archive_5.zip


■第6回
アンドリュー・デウィット(立教大学経済学部教授)
松原弘直環境エネルギー(政策研究所主席研究員)
http://www.sustena.org/eneshif/files/archive_6.zip


■エネシフ・ナウ!
孫正義(ソフトバンク社長)
菅直人(内閣総理大臣)
http://www.sustena.org/eneshif/files/archive_now.zip
http://www.ustream.tv/recorded/15393417
http://www.ustream.tv/recorded/15394124
http://www.sustena.org/eneshif/eneshif/files/a_demand.pdf.zip
エネシフ議員署名
http://www.sustena.org/eneshif/eneshif/files/eneshif_110614.pdf.zip
http://www.sustena.org/eneshif/list/

2011/06/15(水) 17時~19時 衆議院第一議員会館大会議室(B1F)
菅直人総理大臣/エネルギーシフト「再生可能エネルギー促進法」要望書

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エネシフ議員チェックリスト
http://www.sustena.org/eneshif/list/

eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)
http://e-shift.org/


■第7回勉強会     衆議院第2議員会館多目的会議室
7月6日(水)17時~19時
  「電力システムと発送電分離」
  諸富徹京都大学大学院教授

110706 第七回 エネシフジャパン勉強会 (長さ: 131:11)
http://www.ustream.tv/recorded/15826605


■エネシフ勉強会8(1-大会議室)
7月13日(水) 17:00-19:00
佐藤栄佐久氏 

110713 第8回 エネシフ「福島原発の真実」 佐藤栄佐久前知事講演 (長さ:
92:07)
http://www.ustream.tv/recorded/15965930

110713 第8回 エネシフ「福島原発の真実」 佐藤栄佐久前知事講演 (長さ:
21:58)
http://www.ustream.tv/recorded/15965680


■第9回勉強会 7月21日(木)17時~19時
  衆議院第2議員会館多目的会議室
  資料代 500円 
  「希望の資本主義-SRIとエネシフ-」
  筑紫みずえ株式会社ブッドバンカー代表取締役社長

110721 【エネシフ勉強会】一部:希望の資本主義 二部:世界と日本の風力発電の今と未来
http://www.ustream.tv/recorded/16143882
長さ: 126:59  iwakamiyasumi5

110721 エネシフ勉強会 (長さ: 17:28)
http://www.ustream.tv/recorded/16143719


■エネシフ第10回勉強会
7月27日(水)17時~19時 衆議院第1議員会館多目的ホール
  原発のコストは本当に安いの   大島堅一 立命館大学教授
  放射能汚染と除染の可能性   田中俊一 元原子力委員会委員長代理

110727 第十回エネシフ (iwakamiyasumi5)
http://www.ustream.tv/recorded/16268048


■第11回勉強会  8月3日 (2-多目的会議室)
希望の牧場
http://fukushima-farmsanctuary.blogzine.jp/
http://twitter.com/kibounobokujyou


■第12回勉強会  8月18日(木)17時~19時・  衆議院第一議員会館多目的ホール
2011/08/18 第12回エネシフジャパン勉強会
http://iwakamiyasumi.com/archives/11872
2011年8月18日の第12回エネシフジャパン勉強会のUstreamアーカイブ
○テーマ1「内閣もエネシフ! ? 当面のエネルギー需給安定策」
  講師:福山哲郎氏(内閣官房副長官)
○テーマ2「エネシフジャパンの活動と次なるステップ、エネシフトへのいざない」
  講師:小島敏郎氏(青山学院大学国際政治経済学部教授)
スペシャルゲスト:加藤登紀子・宮台真司・藤波心・野呂法夫(東京新聞特報部デスク)

11/08/18 第12回エネシフジャパン管総理退陣「原発に依存しない社会」はどうなる
http://www.ustream.tv/recorded/16730465
iwakamiyasumi5


■エネシフジャパン13 衆院第一議員会館多目的ホール
8月26日(金)17-19時


NHKスペシャル スクープドキュメント「核を求めた 日本」

ざまみやさん、参考になります。

http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65759339.html

2011年8月22日、文化放送「吉田照美 ソコダイジナトコ」の週刊エンターにて、小出裕章氏のインタビューが放送されました。1週間前の取材だったそうです。

内容は現在の福島原発1号機から4号機の状況。そして、海外メディアから見た日本メディア。更には、原発を辞めない理由にまで小出裕章氏は言及しています。

http://www.youtube.com/watch?v=OEtml1XihNk

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■NHKSP 20101003 核を求めた日本
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65759343.html

2010年10月3日(日)
NHKスペシャル スクープドキュメント 「核を求めた 日本 ~被爆国の知られざる真実~」 49分

http://www.nhk.or.jp/special/onair/101003.html
『今年(※2010年)9月、国連で「核廃絶」をめぐる外相会合が初めて開かれる。
唯一の被爆国・日本は、その役割を今問われている。日本の国是となっている「持たず、作らず、持ち込ませず」の非核三原則。その信頼を揺るがしかねない新たな事実が明らかになってきた・・・。

「非核三原則」の裏側で、日本は、核とどう向き合ってきたのか。独自に入手した極秘文書と、当事者たちの証言から検証し、核廃絶に向けて日本の果たすべき役割を問う。』

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科文で原子力や核問題の取材にあたっている大崎要一郎記者が取材に加わりました。
非核三原則」の裏側で、日本は、核とどう向き合ってきたのかを検証します。
http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/300/61326.html

■科文
http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/
http://twitter.com/nhk_kabun
NHKで「科学と文化」のニュース、番組の取材にあたる専門記者の集団です。
宇宙、医療、原子力、IT、文学、芸能、サブカルなど幅広ーい分野で毎日取材に駆け回っています。

※原発データ&用語
http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/400/

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あすの日本プロジェクト

取材はある一言から始まった (10月3日放送 NHKスペシャル「核を求めた日本」)

2011年01月04日 (火)

記者 吉田好克

「実は日本とドイツで秘密のコンサルテーション(協議)をやりまして、私も参加しました」
村田良平・元外務事務次官からこの言葉を聞いたのは2009年11月のことでした。

 村田氏は、核兵器を積んだアメリカの艦船が日本に立ち寄ることなどを認めるいわゆる「核密約」について、元外務事務次官として初めて実名で証言しました。
 2010年3月に亡くなりましたが、この5ヶ月前の2009年11月、私は村田氏と初めて面会しました。密約について話しを聞くためでした。ところが、面会の終盤になると、次第に話題が密約から離れていき、NPT・核拡散防止条約や非核三原則など日本の核政策に及びました。この時、村田氏が突然、冒頭の言葉を述べたのです。一瞬のことでしたが、私はこの言葉が強く心にひっかかりました。しかし、この時は核密約に関する「クローズアップ現代」の放送が間近に迫っていたため、密約の取材が最優先で、この一言について詳しく確認する時間はありませんでした。約20日後、クローズアップ現代の放送を経て、私は再び村田氏に取材を試みることにしました。当時、村田氏は肺ガンのため入退院を繰り返し体調が安定していなかったため、私はタイミングを絞って少しずつ取材を進めました。その結果、NPTが発効する前年の1969年に日本とドイツの外務当局による初めての会合が東京と神奈川県の箱根で開かれ、核保有の是非について意見を交わしていたとの証言を得たのです。
 その後、NHK内での議論を重ね、取材班を組み、途中、多くの壁にぶつかりましたが、結果的にドイツ側の当事者や当時の佐藤栄作総理大臣、内閣調査室、国連などへと取材が展開していきました。そして2010年10月3日にNHKスペシャル「スクープドキュメント "核"を求めた日本 ~被爆国の知られざる真実~」として放送に至りました。村田氏がなぜ日本とドイツの協議について証言したのかわかりませんが、初めての面会の時、私は、核密約の内容の確認だけでなく、なぜ密約にしなければならなかったのか、なぜ密約が40年以上も続いてきたのか、その背景に迫りたいと考え村田氏と意見を交わしたのを覚えています。
 村田氏は、インタビューの中で、「核に関する真剣な、真面目な議論を巻き起こすべきなんですよ」と主張しました。私自身は今回の取材を通じて被爆国としての原点を見つめ直す必要性を強く感じました。番組を通じて1人でも多くの方が"核"について考えるきっかけになっていれば幸いです。

 
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▼検索で引っかかった意見だけれど・・・・
 
これは外交オンチによる素人談義である (進化する魂

昨日放映されたNHKスペシャルは日本にとっての禁断の果実であった。
このタイミングで、この内容を放映するとは。
NHK側に何らかの意図があったと思わざるを得ない。
世界に向けた日本からの隠れたメッセージと受け取るべきだ。

スクープドキュメント “核”を求めた日本 ~被爆国の知られざる真実~ (NHK)
http://www.nhk.or.jp/special/onair/101003.html

NHKがこの件について取材を進めるキッカケになったのは、
「核密約」問題で元外務事務次官の村田良平氏にインタビューしたことだった。
村田良平氏は、インタビューの中で"日本が核保有について模索していた"と証言したのである。
村田氏は、この時癌を患っていて、インタビューの後1ヶ月でこの世を去るのだが、
死を目前にして、自身が尽くした日本という国に対して重大な置き土産をしたのだ。

当時の外務省調査課長の村田氏が核保有を検討するグループの一員として活動していたのは、
非核三原則で(それだけが理由でないけれど)ノーベル平和賞を受賞した佐藤内閣政権下での話である。
ジョンソン米大統領との首脳会談で、
ジョンソン氏が「アメリカは日本を核の傘で守る」と約束したため、この計画は流れたようだ。
日本はこの裏で、西ドイツと核保有について協議していたというから驚きである。

西ドイツ側のカウンターパーソンであるバール氏は、
この問題は大変難しい問題だからという理由ではじめTV取材を拒否したが、
死の前に収録された村田氏からのビデオレターを見て、NHKの取材に応じることにしたという。
そして、彼もその協議の存在を認めたのである。

村田氏の問題提起は、戦後の混乱する世界に対峙した外務官僚らしくとても本質的だった。

「具体的にどうすれば、核があっても意味がない世界を作れるか。」

日本のお花畑平和主義者の連中には、百万回聞かせても無駄かもしれない。


最近の尖閣問題で、安全保障の議論が日本国内で沸騰するかと思ったが、部分的にしか起きなかった。

あえて触れなかったが、ここでトンデモ論を展開しよう。

私は「核保有カード」を使ってアメリカを脅すくらいの姿勢を日本は見せてもいいと思う。
我々の意思を汲んで中国に対して圧力をかけなければ、我々は核を持つと。
アメリカから譲歩を引き出すのだ。
「もう核の傘はいらん。我々は核を持つ。」と。

こんな意見は、日本の信頼は地に落ちるといって批判されるであろう。
その一方で回復不可能なほど日本は損害を被ると。

本当にそうだろうか。
日本が「核保有カード」を持てないのは、世界の信頼が欲しいからではない。
ましては「憲法」などは全く関係ない。(改憲すればいい)

単純に、自分達で国土の防衛をする気がないだけだ。

「核を保有する」ということは、自らの手で自国防衛を果たすとう宣言に他ならない。
そんな選択を、日本ができるわけがない。

「対等な外交」「自律的な外交」というのであれば、「核保有カード」もオプションに持つべきだ。
それも出来ずして何が対等な外交だ。

念を押しておくが、私は、対等な外交を目指せというのではない。
対等以外にも目指すべき外交の形はあるはずだし、
外交のパラメータは数多くあり、軍事力以外のオプションを駆使すべきだとも考える。
私が言いたいのは、「であるならば、そうと割り切った外交を進めよ。」とうことに他ならない。

これまでの政治は外交問題を考えずともよかった。
日本の外交はガラパゴスの象徴だ。
 
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この番組は偶然見たのですが、なかなか面白かったですね。
この情報は前原外相も知らなかったらしく、「「Nスペ」スクープ受け前原外相が調査指示」とJcastも報じています。

    http://www.j-cast.com/tv/2010/10/05077516.html

10月3日(2010年)のNHKスペシャル「『核』を求めた日本~被爆国の知られざる真実~」が報じた「外務省と西独の核兵器保有密議」のスクープを受けて、前原誠司外相は事実関係を調査するよう松本剛明外務副大臣に指示した。

番組では、1969年2月に外務省が当時の西ドイツ外務省から幹部数人を招き、外務省幹部と東京や箱根で核保有について秘密協議を重ねていたことが明らかにされた。協議で日本側は「アジアで核保有国が増えれば日本の立場が危うくなる。日本の技術力なら核兵器の原料を作ることができる」と主張し、西ドイツに協力を求めたという。西ドイツ側は「協力は難しい」と回答したが、秘密協議が開催されたこととその内容が機密資料に残っていた。Nスペはこの資料を探し出し報じた。

協議にはのちに外務次官となった村田良平氏(故人)や岡崎久彦・元駐タイ大使らが出席、岡崎氏は「協議をしたのは事実」と認めている。

前原外相は「関連文書が残っているか、どういう議論があったのかを調べる」としている。

 

映像がパンドラにあったので、とりあえずリンクを貼ってみる。
著作権の問題あるので、そのうちに削除されているのでしょうが。。。。

 

この番組を見て思ったことは、核を検討した佐藤栄作首相が、結局非核三原則にたどり着き、結果としてノーベル平和賞をもらうことになる。
NHKとしてアジアにおける日本の立場が微妙になることを覚悟でこうした番組を作る志はすごいと思いましたね。
まあ、民主党政権になっていなければ、村田良平氏がこんな爆弾遺言を残したかどうか怪しい気もしましたが。。。。

個人的には、この番組を見ながら
ノーベル平和賞が日本のアメリカ依存を正当化し、長期の自民党政権を作る基盤となったのではないかというところにに思いがゆきました。
現在中国の民主活動家の劉氏がノーベル平和賞を受賞するというニュースとオーバラップしながら考えてしまいました。
オバマ大統領がノーベル平和賞を受賞したときに、アメリカ国内の反発があったように、ノーベル平和賞は存在に対して一種の正当性を与えるものになっている感じがしますね。
核の問題でノーベル平和賞をもらったオバマ大統領が平気で核実験を行うわけですし。。。。
政治的な位置づけで行動した結果をもってノーベル平和賞を付与するという仕組みはどうなんでしょうね。
科学分野でのノーベル賞は長期の成果を見た上で、人類にとって価値のある貢献という点で納得できるものですが、ノーベル平和賞に関しては、歪みを感じますね。

まあ、言いたいことも言えないし、人権に価値を置かない中国には住みたくないし、たいしてゆきたいとも思わないのだけどその国にはその国の事情もあるわけだし。。。。
一概に中国が行っている政策を批判できないと思うんですよね。
仮に、中国が政府としての強い統制権を失うと、世界経済には相当大きな混乱がもたらされるはずだし、中国政府の弱体化によって世界経済が混乱する問題と表裏一体のテーマなのに人権だけが強調されるのってどうなんでしょうね。
中国の人権の問題は中国が時間をかけてソフトランディングさせるような気がするんですけどね。
文化大革命のころから比べればはるかによくなっているわけだし。。。

中国は経済的成功を確保しながら、民主化がすすんでゆくといいなと思いますね。
日本は独自の土地本位制の経済システムを安易に欧米流の時価主義に変更したことで、成長エンジンを止めてしまったけど、中国は中国流のやり方で国民の幸福を追求してほしいですよね。
中国が目指すところがはっきりと出てくればそれなりに賛同者は出てくるような気がするんですがね。

むしろ注目すべきは、世界中にひろがりつつある妙な保守(排他)主義の傾向でしょうね。
レアメタルを含めた排他主義の先頭を中国が走らないことを祈りたいですね。
排他主義は報復的な経済行動にしかつながらないです。

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「希望の牧場」ライブカメラ(1号機)

「希望の牧場」ライブカメラ(1号機)
http://ustre.am/CdBB

福島第一原発から13キロ地点にある福島県浪江町の「エム牧場」に設置されたライブカメラの映像です。同牧場は原発事故発生後も約300頭の牛の飼育・管理を続けてきました。現在、同牧場を「希望の牧場」モデル牧場として、牛や豚等の動物たちの「いのち」をいかすプロジェクトが進行中です。

〔カメラの設置場所〕
福島県双葉郡浪江町立野春宇野157
「エム牧場」の事務所2階

〔「希望の牧場」概要〕
東日本大震災によって発生した福島第一原発の事故に伴い、同原発から半径20キロ圏内が警戒区域に設定されました。同区域にはいまもなお、牛1000頭、豚300匹、そのほかにも、ヤギ、羊、ダチョウ、鶏などの家畜や、犬や猫などの動物たちが取り残されており、その多くが飢餓に苦しみ、冬季には全滅も危ぶまれる状況にあります。そんななか、政府は、同区域の家畜について、殺処分の方針を決定しておりますが、これに同意した蓄主は全体の約3分の1にとどまっているのが現状です。私たちは、動物福祉の観点から、こうした動物たちを区域内または区域外で管理・飼育するための環境や施設を整えることで、動物たちの「いのち」をつなぐことを第一の目的に、「希望の牧場~ふくしま~プロジェクト」を設立するものです。また、こうした動物たちを継続飼育することで、今後の放射能災害の予防に貢献し得る、貴重な科学的データを集積し、学術研究などの公益性の高い目的に活用することができると考えております。今後は、保護動物のあらゆる活用方法を検討し、生命の尊さを広く国民の心に啓蒙するための活動に寄与してまいります。

〔配信協力〕
APF通信社 http://www.apfnews.com/
        http://twitter.com/APF_NEWS
FG http://www.fg-jp.com/index.html

〔連絡先〕
「希望の牧場」事務局
http://fukushima-farmsanctuary.blogzine.jp/
kibouno.bokujyou@gmail.com

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http://twilog.org/APF_NEWS

2011年08月21日(日)

おっ!! 水が出始めた~~ ソーラーパワー万歳!! ( #kibouno_bokujyou live at http://ustre.am/CdBB)

posted at 14:56:53


FG梅宮さんのご協力により、原発13キロ地点にある「希望の牧場」牧場内の放射線量を24時間リアルタイムで計測・観察することが可能になりました http://p.tl/I-C5

posted at 14:49:29


2011年08月19日(金)
@j_masakane: 「希望の牧場」ライブカメラ配信スタート!

posted at 18:45:57


2011年08月18日(木)

【APF Live】 8/11 「見殺しにはしない!」 警戒区域の家畜を救うプロジェクト 「希望の牧場プロジェクト」報告会 http://www.apfnews.com/whatsnew/2011/08/apf_live_811.html

posted at 16:46:51


児玉龍彦・東大教授に聞く

ダイヤモンド・オンライン
http://diamond.jp/articles/-/13615
【第18回】 2011年8月18日


児玉龍彦・東大教授に聞く
国土への思いが、子どもと妊婦を守る思想の原点


「私は、満身の怒りを表明します!」――7月27日、東京大学アイソトープ総合センター長の児玉龍彦教授は、衆議院厚生労働委員会の参考人として、現在の放射線対策を痛烈に批判した。福島原発の事故で放出される放射線の総量は、広島に投下された原子爆弾と比較して、「熱量で29・6個分、ウラン換算でも20個分」に当たるという、衝撃的な推定値を明らかにし、除染作業と食品汚染検査の徹底を提言した。時間にしてわずか15分程度。だが、その発言はインターネット上で急速に広がり、大きな話題となった。遺伝子解析による創薬研究で世界的に知られる科学者が募らせる、危機感と焦燥――臨床医らしく普段は穏やかな児玉教授の熱い行動の原点には、何があるのだろうか。


――国を痛烈に批判した参考人としての発言は、大きな話題になりました。

児玉 驚きました。まったく予想しないほど多くの方から、励ましや批判、心配を頂いて、有難いですよね。

 一番多かったのは私の発言(「7万人が自宅を離れてさまよっているときに、国会は何をしているのですか!」)について、東京大学の人にそんなことを言われたくない、という批判です。つまり、東大がこれまで、原発や内部被曝に対する注意をきちんと啓蒙してきたのか、ということですよね。

 第二には、感情的になるな、ということです。あなたは教育者、研究者なんだから、もっと冷静に話すべきだ、と指摘されました。

 第三に、法律違反を奨励するような言い方は止めて頂きたい、という点です。この点は趣旨が伝わらなかったので会見で訂正しました。無論、皆に奨励しようとして申し上げたわけではありません。除染作業中に見つかった高線量の土壌などを、現地に置いて帰るわけにはいきません。現行法で規定されていない緊急の除染と測定を行うため、やむを得ず、二重のビニールに包んだうえで密封式のドラムに入れ車に積んで最上級の取扱資格を持つ者で厳重に持ち帰った、そうせざるを得ない現状だった、という点を訴えたかったんです。


――法を犯してでも必要に駆られて作業をされています。発言後、政治家などで具体的支援を申し出てきた人はいましたか。

児玉 ただちに、民主党で原子力災害現地対策本部長の田嶋要さん(経済産業相政務官)が、先端科学技術研究センター(以下、先端研)の研究室に見えられ、善処を約束されました。みんなの党代表の渡辺喜美さんには勉強会に呼んで頂き、みんなの党として超党派の議員立法をよびかけて下さっています。新党日本代表の田中康夫さんも、テレビ放送に呼んで下さり、立法を支援して下さるそうです。共産党の笠井亮さんも国会議員会館に政策立案の方を集めた場に呼んで下さり、子どもを守る政策を発表してくれています。社民党は(参考人招致に)お呼び下さった阿部知子さんと共に、代表の福島みずほさんからも励ましのお電話をいただきました。

 ほとんどの党派の方が、子どもと妊婦を守ることで一致されています。15日には、首相官邸から招聘され、菅直人総理大臣に訴えに参りました。


――ただ、政権交代の微妙なタイミングですよね。

児玉 それはそうですね。


■弱い家族を守るための土地と家へのこだわり

――児玉先生は熱意を持って「子どもと妊婦の安全」を訴え、感極まるシーンも見られました。もちろん、子どもや妊婦は放射線の悪影響を受けやすいわけですが、特に重視されるきっかけとなったご経験や研究があるのですか。

児玉 国土というものに、思いがあるんです。国土は父や母から受け継いで、子どもや孫に伝えていく物です。つまり我々が所有している土地や家も“借り物”に過ぎません。

 私も、住宅ローンを背負って生きてきました。28歳のとき2人目の子どもができ、住宅ローンでマンションを買い、47歳でそれを売って土地を得て家を建ててきました。まだ65歳の定年まで住宅ローンがあり、土地と家にはこだわりがあります。年老いた母や、お嫁さんや、孫にとって、楽しい家にしたいという思いがあります。弱い家族を守るために建てているわけです。その土地が福島原発事故で汚染されたとき、どう思うでしょうか。

 日本の国土というのは、弱いものを大切にする、子どもと妊婦に優しいものでなければならない。我々の世代の科学者はとてつもなく重い責任を負ったと思っています。子どもや妊婦が住めない汚染された国土を作り、それを当然と思うことは許せません。


――政府の放射線対策は、今なお「子どもと妊婦を守る」視点が欠けています。

児玉 失敗をした人は言い訳を考えてしまいがちです。その点では、政府も、原発を推進した自民党や公明党も、それを進める学者を量産した東京大学も重い責任を負います。子どもと妊婦が安心して住める国土を取り戻すこと、その努力でしか反省は示せないでしょう。


■複雑な生命や社会をみるとき
本質を理解すれば「予測」もできる

――低線量被曝の危険性については、いまだ意見の分かれるところです。しかし児玉先生は、現時点で悪影響が疫学・統計学的に証明できていなくても、将来起こると予想される被害を縮小する手を打つべきだと主張されました。

児玉 チェルノブイリの甲状腺癌はヨウ素が大きな原因と考えられます。1991年頃にベラルーシの医師から甲状腺癌の患者が増えていることが報告されましたが、当時は疫学的に明らかでないと言われ、やっと2005年になって患者4000人、死亡者15人が出てからコンセンサスになったわけです。

 1つの経過が終わった後に、原因を探るという学問的作業はそれとして、21世紀に生きる我々は、もっとこれから起こる障害や事態を予測、シミュレーションして事態に対処することが大事です。今、求められているのは、問題解決の学問、「シミュレーションの科学」のはずです。


■求められているのは「問題解決の学問」だ

児玉 しかも、放射線の健康被害に関する知見は、ゲノムの解読前後で一変しています。以前は、細胞がガン化する「メカニズム」ではなく、単なる「確率論」で論じられているに過ぎませんでした。しかし今や、どの染色体が影響を受けて、どんな病気になる、という点が明らかになっています。

 たとえば、チェルノブイリの汚染地域にいた子どもの甲状腺乳頭ガンでは、染色体7番のq11領域の遺伝子が、通常2コピーのはずが、3コピーになる異常がみられる特徴が分かっています。

 内部被曝は、主に食事で生じます。膨大な汚染が基礎になり、食品の汚染がおこると、系統的検査で対応するとしてもそれは受け身の対応です。本当に前向きに対応するなら、土壌中のセシウムの総量を減らすしかありません。

 すでに福島県内の母親7人の母乳から、高濃度のセシウムが検出されていますが、体内のセシウムは時間を経るごとに排出されて下がっていく。とにかく今以上のセシウムを摂取しないことが大切です。今回のセシウム汚染は、3月15日に大半が、21日から数日で一部が放出された一過性のもので、かなり除染で取り除けるのが特徴です。


――これから起こることを予想する、というのは、先生が研究されている「システム科学」の考え方ですね。

児玉 システム科学とは「予測の科学」ということに尽きる、と思います。

 複雑な生命や複雑な社会を見るときは、問題点の表面的な属性を見るだけでなく、本質を動かすメカニズムを理解するのが大事です。人は頭で属性から考えがちです。だから放射能汚染を考えるとき、本質の総量の問題(膨大な放出)か、属性の濃度の問題か、という議論も起こるわけですが、本質から捉えなければいけない。


――未曾有の事態への対応・対策に、最新の知見や技術が活用されていないことも指摘されていました。そんなものなのか、俄には信じられませんが。

児玉 すごくやっぱり、最新の科学の知見を活かすという難しさですね。結局、今の学会や原子力村のなかに、ゲノム科学やイメージングなど最新の科学技術を知る専門家がいないんだと思う。

 一番問題だと思ったのは「プルトニウムを飲んでも大丈夫」(大橋弘忠・東大教授の発言)という発言です。これは政治的な意味の批判ではなくて、科学の方法論として理解してもらいたいのですが、2~3年の経過をみる動物実験と人体で20年後に実際に出る影響との違いは、当然考えないといけないわけですよね。科学者として、時間スケールの見方は非常に大切なことです。


――先生の提言には法改正や委員会・除染研究センターの設置など、政策も盛り込まれていました。科学者でそこまで言及されるのは珍しいと思います。この政策提言も「問題解決の学問」の延長線上で導きだされたのですか。

児玉 そうです。

 放射線問題は常に、過敏とも言える厳重な法的規制と向き合ってきました。原発事故が起こった途端に、それまでの厳密な法律を忘れ「直ちに健康に問題はない」と言った枝野(幸男)官房長官に、ものすごい違和感を覚えました。


■15歳のとき魅力を知った遺伝子工学
今もそれを追求し続けている

――肝臓内科医、ゲノム研究、創薬と歩んで来られました。臨床と研究の両方を手がけられるのは、先生が先端研に移られた当時珍しかったとか。

児玉 今は、臨床と研究をやることは珍しくないです。ここ(先端研)にも多いですよ。


――アイソトープ(同位元素)に関する知見を、しかし今回のように大規模な測定・除染作業に活かすことになるとは、想像されなかったのではないでしょうか。

児玉 私の原点は、高校の恩師、貝沼喜平先生(生物)の教えにあります。生物部で一年のとき枯草菌の実験を、2年のとき大腸菌の遺伝子工学を、3年でファイX179ファージの実験をやらされ、遺伝子工学の魅力にとりつかれたんですよ。

 15歳の時にたたきこまれた遺伝子工学を活かして、内科医としては病気を治す治療法をつくることを考え、創薬においては病気のメカニズムを明らかにすることを考えているに過ぎません。自分のなかでは、絶えず1つのことと捉えてやってるわけです。今回の一連の活動もそうです。


――児玉先生がかつて貝沼先生に薫陶を受けられたように、今の学生・研究員さんには何を伝えたいですか。

児玉 強いて言えば、「科学者は属性でなく本質を議論しなさい」ということに尽きます。

 貝沼先生は当時にして、「これからはDNAの時代です」と中学生や高校生に教える慧眼を持っておられた。20年、30年、50年後に大切なことを教えられる教師こそが、真の教師です。それと比べると自分はいつも道端のヤギのションベンのような恥ずかしい存在に過ぎない気がしています。

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児玉龍彦(こだま・たつひこ)
東京大学先端科学技術研究センター教授/アイソトープ総合センター長。
1953年東京都生まれ。筑波大学附属駒場中学・高等学校を卒業後、東京大学医学部に入学。
77年同校卒業後、東京大学医学部附属病院医師、
85年マサチューセッツ工科大学研究員、
96年東大先端科学技術研究センター教授(現任)


福島の子どもたちの声を政府に届ける院内集会


17日に議員会館で行われた福島の子どもたちの声を政府に届ける院内集会

OurPlanetTV 白石さん より
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「安心して暮らしたい」福島の子どもが政府に訴え
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1203
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福島の小中学生4人が上京し、原発事故の影響で辛い生活を強いられている自分たちの思いを綴った手紙40通を、内閣府原子力災害対策本部と文部科学省の担当者に手渡し、「どうしてこんな思いをしなくてはいけないのか」と訴えた。
 
主催したのは、子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク。
原発事故の一番の被害者である福島の子どもたちの声を永田町に届けようと企画したもので、会場の衆院議員会館には、首都圏だけでなく、京都や山口県などからの参加者もあり、子どもたちの声に耳を傾けた。
 
中学2年生の橋本伽耶さんは、
「わたしは6月に転校をしてとても悲しい思いをしました。友達も泣いて別れを惜しんでくれました。こんなふうにバラバラになっていくのは、わたしたちにとって耐え難く悲しいことです。出て行った人も残った人もお互いのことが心配でたまりません。ですから、わたしたちが学校の友だちとみんなで安全な場所に避難できるよう、真剣に考えてください。そして、わたしたちが避難している間に、森も山も川も田畑も、福島県全域を徹底的にきれいにする計画を立てて、実行してください。わたしたちが将来安心して暮らせるよう、最大限の努力をしてください」
と訴え、避難範囲を見直し、学校ごと集団疎開できるよう訴えた。
 
子どもたちのストレートな問いに対し、政府の担当者は、「除染が期待されていると思うので頑張ります」と回答。
子どもたちの悲しい思いはそういうことではない。疎開についてはどう思うのかと指摘されると、マイクをたらい回しにし、10人出席した政府関係者は誰ひとり、きちんとした回答をしなかった。

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