娘へ139 山と積み上げるべからず

　健康になるためには、
　まず幸せになることである。
　(パッチ・アダムス) 

では、幸せになるには
どうしたら良いのだろう？

不幸の数を数えない事である・・

不幸をたくさん数えても、
幸せは増えない。

不幸自慢したところで
幸せはやってこない・・

自分以外の、他の人だって
たくさん、不幸自慢できるのだから・・

不幸を、山と積み上げても
その山は、不幸の山だ。

同じ山なら、
幸せの山を積み上げよう・・

ね！ママさん、
お空で見てますか？

今日も、小さな小さな幸せを
つかみながら、
日々を送ってる・

それはそれで
いいのではないだろうか・・？

　お互いが生きているだけで、
　いや、どちらかが死んだって、
　愛していける。
　高め合うためでなく、
　祈るために関係を築く。
　( 山崎ナオコーラ) 

こんな言葉を見つけたけれど、
これこそ、希望そのものでは
ないだろうか・・

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娘へ138 宇宙で漂う魂

仕事でミスして、すごく辛かった・・。

あまりに辛かったので、しばらくして、
頭のなかで、妄想が始まった・・。


　妄想の中では・・
私の魂が宇宙の中で、漂っている・・・
もう、自分が死んでしまった後なんだ・・・

そして　宇宙空間で　たった１人
ふわふわと　漂っている・・

寒くはないけれど・・・
でも、暗い空間を
長い間　漂っていたので
寂しい気持で　誰かを探している

あーー・・　みえるわ・・
・・しばらくしたら、
遠くに見えてきた・・・
長女と赤ちゃんだ
・・・・笑っているわ。

こちらに近寄ってきている・・
懐かしさでいっぱいになった・・

そんなところにいたの？

そういえば・・私の次女はどこ？？
遠い昔、亡くなった私の子・・
どこにいるの？

長女が言う
ママ、遠いところだよ・・

私: そーなん？？

長女: そーだよ・・

私: どこまで行ったら逢える？？

長女はニコニコしたままだ・・


この宇宙空間では
この世でのいやな事、
バカにされた事、
悲しい事、
悔しかった事、
そんな事柄は　なぜなんだろ？
全然思い出さないわ・・・


あの、娘たちが、ちいさかった頃の
楽しい、楽しい・・思い出しか
思い出せないわ・・

私は、ただそれだけで、
あの思い出だけあれば・・・
この宇宙空間で漂うのに
十分だと思った。


そっかー、死んだら
あの世に持って行けるものは
思い出だけなんだな・・・

私は、娘を持って
幸せ者だったのではないだろうか・・

私達は　いずれは・・
宇宙空間へ旅立つんだわ・・
その時は、きっと、幸せな思い出の中だ。

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