人類の起源を探る

始原人類は極めて脆弱な存在で、個体の身体的適応能力よりも、集団としての外圧適応能力を高めることで生き延びてきた。その中で集団内(同類間)での意思疎通は極めて重要であり、表情もその手段であったが、眉の可動性の獲得がより豊かな表情を可能とした要因のひとつであるようだ。

◇眉の動き、人類進化の助けに 英研究リンク
<AFPBB News>より
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【4月10日 AFP】相手を疑って片眉を上げたり、相手に共感して眉根を寄せたりする能力のおかげで、人間は進化上の優位性を獲得した可能性があるとの研究結果が9日、発表された。

 研究を行った英国のチームによると、眉の可動性が非常に高いことは、言葉を使わない意思疎通能力を人間にもたらしたとされる。この能力は大規模な社会的ネットワークの構築に不可欠であり、こうした社会を築くことで、人間は協力関係を拡大し、生存確率を高めることができたのだという。

 米科学誌「ネイチャー・エコロジー・アンド・エボリューション(Nature Ecology and Evolution)」に掲載された論文の共同執筆者で、英ヨーク大学(University of York)のペニー・スパイキンズ(Penny Spikins)氏は「現生人類が他の絶滅したヒト科動物に比べて、仲間とはるかに良好な関係を築くことにどのようにして成功したか、この謎を解くカギが眉だ」と指摘する。

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最近発表された研究によると、ネアンデルタール人はホモ・サピエンスと同様に象徴的思考が可能だったようです。

ネアンデルタール人は絶滅し、一方ホモ・サピエンスは生き残った。

この違いについて、これまではネアンデルタール人は「象徴的思考」「言語能力」が無かったことが要因だと考えられていましたが、今回の研究報告からすると、両者の運命を分けたのは「言語能力の獲得」を実現できたかどうか?に絞らえるようです。

以下、「世界最古の洞窟壁画、ネアンデルタール人の複雑な感性示す」リンク より (記事には写真多数あり)
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【3月31日 AFP】世界最古の洞窟壁画は、欧州に現生人類が現れる2万年以上前にネアンデルタール人によって描かれていた──。絶滅した人類の祖先も、私たちのように象徴的思考が可能だったことを示しているという。

 国際研究チームが2月、米科学誌サイエンスに発表したこの研究報告は、スペイン北東部ラパシエガ(La Pasiega)、西部マルトラビエソ(Maltravieso)、南部アルダレス(Ardales)の3か所の洞窟遺跡で見つかった壁画が描かれた年代を、新技術によってこれまでで最も正確に測定したものだ。

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・人間と同じような薄い皮膚を持ち合わせる動物はいないといわれる。人間以外の動物は皮膚の内側は筋肉で形成され、毛皮状の表皮になっている。だから動物のの表皮は剥ぎ取ってなめして、バッグなどの革製品に仕上げることができる。
・猿(チンパンジー)から分岐して、木に登れないカタワの猿が人類の源流だが、木に登れない猿ゆえに弱者の極まりであり、洞窟に隠れ住んで生き延びていくこととなる。長い洞窟生活と進化の過程で体表の皮膚から毛が抜けて筋肉も失せてしまう。しかし、全身の体表から発汗して体温を保って皮膚呼吸ができ、他の動物に比べれば長い時間走り続けることができる。逃げ足を鍛えて生き延びるには、他の動物にない全身から発汗して体温の上昇を防ぐ機能が必要だったのではないか。汗をかいて体を冷却して皮膚呼吸ができるから、人間は42.195kmに及ぶマラソン競技ができることになります。
・皮膚を傷つけて、ウイルスなどの病原菌が体内に侵入しない限り、人は病気に罹ることはない。体力を保って皮膚を清浄にし、健康を保つことができます。乾燥した呼気のなかで喉や鼻の粘膜を傷つけてしまった場合など、ばい菌が体内に侵入して風邪の症状などが出てくるのは経験的にも分かります。皮膚や粘膜を乾燥させてて傷つけると傷口からばい菌が体内に侵入してくる。白血球とばい菌の闘いが始まって、病気の症状が出てくることになります。
私達の皮膚は親和充足の受発信の能力とともに、ばい菌の体内進入の防波堤でもあり、皮膚と粘膜を湿潤にさせて傷つけないようにすることは、健康を保つう為にはとても大切なことだと思う。



持国天 

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