人類の起源を探る

歴史を通して、身体障害者は避けられ、ときに迫害すら受けてきた。だが、進化の新理論によれば、身体障害や奇形が人類を発達させるうえで重要な役割を果たしたらしい。英ヨーク大学とニューカッスル大学の人類学者は、遺伝的な身体障害が初期の人類を社会的で協力的な存在にすることを強いたと確信している
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彼らの主張では、我々の祖先は、小規模の集団が孤立して存在した進化のある時点で遺伝的なボトルネックに直面し、近親交配の確率が高まったという。これは、弱い顎、体毛の薄い身体、木を登るには不適切な弱い腕、まっすぐな足といった”身体障害”がこの時代に現れた可能性を意味している

このような障害者の子孫が生まれる確率が高い状況では、”最適”な個体とは、必ずしも”最高”の遺伝子を持った個体ではなく、障害と生きる子孫を助けることができる個体だ。すわなち、賢く、柔軟で、思いやりに溢れた個体が有利になるようになった。このようにコミュニケーションといった社会的な性質や、実験を行う能力を発達させたことで、遺伝子によって投げかけられた困難に対応することが可能になった。

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ネアンデルタール人のDNAが統合失調症に関連しているというのは驚き。
ホモサピエンスと分岐した後、我々脳は急速に進化したが、同時に統合失調のリスクが高まるほどの負荷がかかったということか?

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ネアンデルタール人のDNAが我々の「身長と統合失調症」に関連か!? 遺伝子「ADAMTSL3」の最新研究が面白い! リンク

■ネアンデルタール人由来の統合失調症のリスクを減らす遺伝子「ADAMTSL3」
最新の研究ではRNA配列データセットに着目。対立遺伝子に特有の発現を定量化するプロジェクトを立ち上げて調査を開始し、ネアンデルタール人由来の遺伝子と現代人の遺伝子とがそれぞれ52の異なる組織においてどう発現しているのかを検証した。
その結果、両者間にはおよそ25%に違いが見られたといい、特にネアンデルタール人由来の脳と精巣に関わる対立遺伝子に下方制御がはっきり見てとれたという。これにより70万年前頃にネアンデルタール人とホモ・サピエンスの系統が分岐した後に、脳と精巣に急速な進化があった可能性があり、両系統の違いが生まれたのではないか、と研究チームのメンバーである前述のジョシュア・エイキー氏及び同大学のラジブ・マッコイ氏はコメントしている。

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以下リンク
IT Mediaより

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 原始人の食事といえば何を思い浮かべるだろう。ベルギーの原始人は毛サイ(ケブカサイ)やヒツジの肉をがつがつと頬張り、スペインの原始人はキノコや松の実、コケなどをムシャムシャと食していたようだ。原始人の食事内容が住む地域によって違っていたことが、新たな研究で確認された。

 研究者らは今回、ネアンデルタール人の食事風景を垣間見るべく、3人のネアンデルタール人の歯にこびりついた歯石をこそげ取り、DNAを解析した。その結果は、「原始人は肉ばかり食べていた」というよくある誤解を打ち砕く内容となっている。さらに3人のうちの1人は病気がちで、原始的な方法ながらペニシリンやアスピリンの効果で苦痛を和らげようとしていたことを示す手掛かりも発見された。

 この論文の共同執筆者である豪アデレード大学オーストラリア古代DNAセンターのアラン・クーパー所長によれば、歯石はネアンデルタール人たちが口にしていたものや、彼らの内臓に生息していた細菌の一生分の記録を提供してくれるという。

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