今、自然に同化することを真剣に追求したい!

日本人の美意識

全てに完璧は求めない。それは完璧の後は破滅しかないということを知っているからだ。歴史の重みのある古建築は一寸の隙もなく造り込む反面、ほんの少しの乱れを1カ所敢えて入れて完璧を避けている。自然の姿:朝が来て夜が来る完璧なリズムがありつつも、1日として同じ気候はない。この自然に同化することを意図した国民らしいと思う。

しかし、西洋人は嘘が如く完璧を目指す。それはなぜか。危険を冒さなければ手に入らないガラクタを貴重品として騙して高く売るための駆け引きのようだ。宝石はその最たる例だ。高く売るために1回でも磨いてピカピカにする。光輝くことこそ銭だと言わんがばかりだ。

谷崎潤一郎の引翳礼讃では、日本人が求める光は鈍い光だ。時代のつやを連想させるような、濁りを帯びた光。実は手垢の光だ。何代もの人が使い込む中でひとつの所をつるつる撫でているうちに、自然と脂が沁みこんでんで出来たあの光だ。という趣旨を記載している。

全く違う価値観。自然を愛し、自然の材料=器物は大切に使いそして貴ぶ。

最近、何でもグーグル(機械)が応えてくれる。例:子供がなけば子守歌を歌ってくれる。
便利な物(車)は年をとっても捨てきれずに他の生命を奪ってゆく。
ぼけて追求する気力が無いにも拘らず死ねずにもがき苦しんでいる。
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日本人と欧州人・・・「生命への執着」から考えてみたこと

先日の実現塾で、あらためて欧州人と日本人の違いについて学んだ。ホントに全然違う。何がどう違うのか。どれだけ違うのか。そんなことを調べていて、興味深い記事を見つけた。
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『欧米的思考と日本的思考の違い』リンク

(前略)

例えば山で遭難した時、二人で一個しかパンがない、どうしますか?
日本なら100%「二人で半分こして食べます」と答えます。

しかし欧米ではそうはならない、砂漠で一人が水がなくなった、もう一人はまだ水が残っているとき、水がなくなったものに飲ませてはならない、二人で半分ずつ飲めば、砂漠においては、二人とも死んでしまう危険がある。一人で飲んだほうが、その一人が助かる確率が大きい。(ユダヤ教の律法書)
これが欧米の思考の根幹をなしています。

アフリカ難民救済センターで実際あった話を書いてみます。
アフリカのどこの国か忘れましたが、1970年にかけてアフリカの諸殖民地は軍事クーデターが頻発して、日本のボランティアの人たちも難民センターに応援に行きました。

そこで働いている欧米人のボランティアは、難民を三種に分けていました。
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ヨーロッパの視点から見た日本の契約法

西洋人にとって他者との関係を持つための(唯一といってもいいほどの手段である)「契約」は「絶対守るべき」事項。
一方、日本人にとって、人間関係をつくる上で、「契約」なんてものは全くもって有効性無し。日本人は、「契約」事項そのものよりも、その背景にある契約を結ぼうとしている相手との関係、人間性、仁義信などが重要視される。
つまり、関係を構築する、関係性を深めるにあたって、相手の気持ちが分かる、相手の役に立つ想いが伝わるなどの方が日本人にとっては重要。
(だから、契約事項さえ守っていれば、契約事項以外のことは何をやっても良いなんて、対象不在の発想は出てこない。)
契約や法律の規制を強めれば強めるほど、日本人の意識との乖離は増すばかり。

ヨーロッパの視点から見た日本の契約法は、興味深い。
リンクよりリンクします。
・・・引用開始・・・・・・・・・・・・・・・・

1.契約法の原則と役割
あらゆる近代的な自由市場社会において、自主的な社会的調整、もしくは提携の形として、個人(正確にいうと「自然人」)、もしくは法人間で私的な合意が許される。このような合意を「契約」とも呼ぶ。契約は個別の財産を譲渡又は労務を提供し、交換することを決めた当事者同士の計画的な関係である。
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