>私たちは毎日プラスチックを飲んでいる(334254)
現在の科学技術では、プラスチックの分解には何千年もかかるといわれていますが、自然界では、プラスチックを消化する生物が見つかってます。拡散し続ける人工物質に対処するには、まず生物に学ぶことが必要なようです。
■プラスチック海洋汚染、オキアミが奥の手となるか 豪研究(リンク)
>3月13日 AFP】オキアミは食物連鎖の最下層に位置するかもしれないが、世界のプラスチック海洋汚染の増大する脅威との闘いにおいては奥の手となる可能性が出てきた。
> このほどに発表された最新研究では、小型動物性プランクトンのオキアミがマイクロプラスチック(大きさ5ミリ未満のプラスチック微粒子)を消化する能力を持つことが明らかになった。分解されてさらに小さな形態となったマイクロプラスチックは再び環境中に排出される。
■プラスチック食べる虫を発見!プラごみ問題も解決?(リンク)
>このハチの巣を食べるように進化したハチノスツヅリガの幼虫が、プラスチックも食べることがわかっている。プラスチックを分解していたのは、幼虫か、あるいは幼虫にすみついている細菌が持っている酵素。
> この酵素が、ポリエチレンをエチレングリコールに分解していることが突き止められた。エチレングリコールは、一般的に車のクーラントに利用される化学物質である。今後の研究でポリエチレンを分解する酵素を特定し、合成することができれば、プラスチックごみ問題も解決するかもしれない。
■ポリエチレンテレフタレート(PET)を分解して栄養源とする細菌を発見 (リンク)
>…、環境中より分離した細菌201-F6株が、2種の酵素PETaseとMHETaseにより、PETを効率よく、単量体であるテレフタル酸とエチレングリコールに分解することが明らかとなりました。生成されたテレフタル酸とエチレングリコールは、本菌により更に分解され、最終的に炭酸ガスと水になります。この段階からは、本菌のみならず、多くの微生物が分解することが報告されています。これまでPETは自然界で、分解されず蓄積するのみと考えられてきましたが、今回の研究により、PETを物質循環※5に組み込む生物的なルートが存在することが明らかとなりました。
斎藤幸雄

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