科学と社会

私は、科学の責任と科学の方向については、一人一人がじっくり考えないといけない問題と捉えています。一般の人々ももちろんですが、特に科学を目指す心ある人たちにも少しでも考えていただきたいと思います。すべてを一気に話し尽くせないかもしれませんが、その点はご了承ください。

1.進化論は人類社会をも説明できるものであるべき
私は、現在の社会・環境への適応態である私達人類、に繋がらない進化論は意味がないと考えています。進化は現在まで繋がっているのだから、当たり前であると思います。

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もともと、生物には親子関係など無かった

皆さんは、「親子関係は何より大切」という先入観(「文明時代」の固定観念)で、息子移籍や娘移籍の問題を見ている(そして、その問題に拘わり続けている)のではないでしょうか?その先入観に基けば、「親子関係は在るのが当然」で、親が子を放逐するなどトンデモないという事になり、その結果、専ら「放逐or移籍する理由」の説明を求め続けることになります。

しかし、生物にはもともと親子関係など存在しなかったのです。例えば単細胞生物は、どんどん分裂して新個体が環境の中へと拡散してゆくだけです(彼らは互いに仲間であることを認識する機能は持っていますが、親子であることを認識する機能など、持っていません)。それは魚類や両生類でも同じです。つまり新個体は放っておけば新世界(環境)へと泳ぎ出してゆくのが、当然なのです。なぜなら、それこそが生命の根本的な適応原理たる個体(同類他者)の多様化原理に適った在り方(補:同類他者の変異が多様なほど、種としての適応が有利)だからです。

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生命観 こう考えます。

私は、現在このように捉えています。もしかしたら、みなさんにとって当たり前すぎることだとも言いますが、笑っておつきあいください。

生命は環境の一部を構成している。それはお互いに影響を及ぼし合って存在している。

環境に存在する物質のほとんどは生物によって形成されているし、それら物質やエネルギーの循環をとおして、生物と環境は相互に影響を与えあっているのが現実です(一方的に自然が生物を選択するわけではありません)。

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