TRPGをプレイする楽しみとして、プレイをすると物語(のようなもの)ができるというものがある。
 
 GMとしては1つの物語を創るようにシナリオを作成するから、それにある程度従ってプレイすれば物語みたいになるのは必然なのかもしれない。
  
 今は、FEAR系のハンドアウト制により、個別のキャラの設定に基づく導入や、ただ事件を依頼するのではなく、そのシナリオの中心人物をPCが演じることができるようになってから、さらに物語性は高まったと思う。
 
 そりゃ、物語の主人公をプレイする方が楽しいですからね。
 
 もちろん、プレイヤーの思惑と思考、そしてPCの性格やスキルによって、GMが想定したシナリオとは大きく異なる場合があるが、ぶっちゃけGMの想定通りPCが動くだけなら、小説を書いた方が整合性もあるし面白いと思う。
 GMの想定しない物語が、それもさらに面白い物語が展開する可能性があるからこそ、TRPGをやりたいと思うのだろう。
 
 ただ、物語を楽しむタイプの人間は、依頼型のシナリオだと「ボードゲームみたいだ」と物語性を認めない場合もあるようだ。
 
 まあ、確かに、物語の中心人物のほうが物語性が強いのは間違いない。
 
 でも、ちょっと待ってほしい。なら、そうではない立ち位置が主人公の物語はつまらないのだろうか?
 
 いや、そうではない。
 
 よくテレビで放映される「刑事もの」は、基本的に主人公たちは部外者の立場であり、物語としては、事件が起き、それを主人公たちが知り、捜査し、解決する。という定型的なものである。
 
 だが、見ての通り、面白い刑事ものはたくさん存在する。
 
 ワンパターンで王道な展開だから物語性がないのではない、TPRGはたとえ戦闘だけでも物語性はあると思う。
 
 魔獣戦線も典型的な依頼型である。
 
 事件の依頼を受け、調査し、対魔を行う。
 
 それだけをみればボードゲームっぽく、ワンパターンであるが、毎セッション、さまざまな物語が生まれている。
 
 とはいえ、このスタイルが実際、現在のTRPGプレイヤーに受け入れらるか悩んだこともあった。
 
 だが、今はなんとかなると思っている。
  
 そう思ったのは、仮面ライダーWが人気をあったのを見たからである。
 
 キャラにはいろいろなバックボーンがあるが、物語の展開自体は、刑事ものの中でも探偵ものと呼ばれるジャンルである。
 
 だが、それでもキャラの設定、俳優の演技、脚本の妙により、あれだけの人気を博すようになった。
 
 たとえ、依頼型のシナリオでも、ちゃんと面白いシナリオをつくれば、物語的にも面白く、みんなが楽しく創造できるセッションができるのではないかと思っている。
 
 ……問題はマスターの腕だけなんだけどね……
魔獣戦線〜Knights of Round Table〜
サイト:http://www.trpg.net/online/majyuu/

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