アンソロジーとしては年内最後の刊行となります『山怪実話大全』が、山と溪谷社から発売されました。
 下記の全26篇を収録して、お値段は本体価格1200円とリーズナブル。
 山の怪談実話の名作を系統的に収めたアンソロジーの決定版と自負しております。
 前作『文豪山怪奇譚』ともども、何卒よろしくお願い申しあげます。

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山怪実話大全──岳人奇談傑作選
東雅夫編/山と溪谷社刊


夢枕獏「不思議な山」
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深田久彌「山の怪談」
上田哲農「焚火をかきたててからの話」
西丸震哉「木曾御岳の人魂たち」
大泉黒石「谷底の絃歌」
下平廣惠「山で見る幻影」
片山英一「怪談「八ガ岳」」
西野喜与衛「幻の山行」
串田孫一「夢」
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山高クラブ「山のおばけ座談会」
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辻まこと「七不思議」
丹野正「山男秘譚」
畠中善哉「鳥海湖畔の怪」
務台理作「黒沢小僧の話」
石川純一郎「奥会津檜枝岐怪異譚」
関野準一郎「雪女」
竹節作太「ヒマラヤの怪巨人と雪人」
斐太猪之介「野槌騒動」
島影盟「山の不思議」
田中貢太郎「山の神の怒」
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岡本綺堂「木曾の怪物」
岡本綺堂「炭焼の話」
白銀冴太郎「深夜の客」
杉村顕道「蓮華温泉の怪話」
岡部一彦「一ノ倉の姿無き登山者」
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柳田國男「山村民俗随談」
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東雅夫「編者解説」

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