紹介のタイミングを外していましたが、今月の『ダ・ヴィンチ』掲載、有栖川有栖&『赤い月、廃駅の上に』特集に登板しております。
davinchi0904.jpg
 当初は、同書のレビューを書き下ろす予定だったのですが、『怪談文芸ハンドブック』の追い込みとぶつかったため、両方の担当編集者である吸血キッシーの御高配により、急遽インタビューに変更していただいたものです(なお、同書のレビューは、現在発売中の『小説推理』にも書いておりますので、御参照のほどを)。
 正調英国怪談小説への偏愛ぶりが顕著な、有栖川さんのロング・インタビューも必読ですぞ!
usamiirazu.jpg
 インタビューといえば、「幽・怪談通信」コーナーには、先ごろ新作長篇『入らずの森』を祥伝社から上梓されたばかりの宇佐美まことさんが登場。新作への思いを熱く語っていらっしゃいます。
 同書は、故郷四国の霊的風土を背景とする本格的なホラー・ジャパネスク長篇で、とても読み応えのある逸品でした。
 あの「るんびにの子供」から『虹色の童話』、そして『入らずの森』へ……と、着々とスケールアップされ、豊かに深められてゆく宇佐美魔界の今後が、本当に愉しみでなりません。
 ちなみに、上記の両書は一面において、『怪談列島ニッポン』と同一線上に位置づけられるべき作品群でもあります。
 これら3冊のうち、どれか1冊を読まれて面白く感じた向きは、ぜひ他の2冊も手にとっていただきたいと思います。








▲しかしこうやって3冊の表紙を並べてみると、
おっそろしく統一感がありますなあ(笑)。