ボーイズ・オン・ザ・ラン

2010年01月15日

シュガーレスギターが聴こえてくる

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正月早々、2日からお仕事をしていたんだけど、えらいことになった。
調理場の中での事故。
調理場には店長ふくめて、社員が3人。ちなみに僕はホール担当の社員ですよ。
ちょうど先輩にあたる人と、後輩にあたる子が調理場にいる。

正月のおそば屋さんは年末もそうだったけど、忙しく、全体的にバタバタしていた。
そんな中、先輩が入れて、運ぼうとしていたそば湯(100℃)とその後輩がぶつかってそば湯がひっくり返った。
恐ろしいことに、そば湯が後輩の長靴の中に、大量に入る。

片脚を大やけどをおった。

そこから後輩は病院へ直行し、いまもまだ職場に復帰していない。


その先輩っていうのは家がけっこう大変で、お母さんの介護をずっとしている人だった。仕事をしながら。
後輩がいなくなり、そのまま休憩にいった先輩が、自分の責任に耐え切れなくなったのか、そのまま失踪。
バイトみたいなやめかたしやがった。

社員が店長と僕だけになるという意味わからん状況になった。

そこからは本社からの応援部隊とかでなんとか店はやっている。

いなくなった先輩の気持ちなんてわからないけど、そうやって放棄しても、なんにも残らないし、かっこ悪いよ。
不遇な立場でもずっと仕事している人をたくさん知ってるし、店長やってた人が、あまりの辛さに一度やめて、バイトで帰ってきた人とかね。
出戻りを許す会社なわけだけど、そんだけ人手不足なんだろうけども、それはやさしさと受けとめたい。

先輩は戻ってくるだろうか。
戻ってこないだろう。たぶん。
戻ってこれるわけない。ふつう。
でも、もし、戻ってきても会社は彼を許すだろう。
それがいいところでもあって、悪いところでもある。

そのやさしさに気づいて、自分をいましめるのか、そのやさしさに甘んじるのかは、その人次第だ。


公設派遣村の二万円持ち逃げ事件も、そういうことだ。
そのお金を有効に寝泊りに使う人もいれば、風俗いくお金になったりするわけだ。
生き金。死に金。




発売日にサカナクションの「アルクアラウンド」を買いにいったら、売り切れになっていた。すごいなー


あとボーイズ・オン・ザ・ランの表紙。
峯田と龍平くんのローリングストーンを買った。洋楽聴かなきゃなーと思う。この雑誌買うたびに。


松尾スズキ「老人賭博」と舞城王太郎「ビッチマグネット」ともに芥川賞候補になるとか、すごいと思っていたけど、該当者なし。って。
悲しい。拍子抜けした。両方買ったのに。


gettingwild_with at 13:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年11月03日

エロアンドピース

あなただけ あなただけ 追いかけて
あなたまで あなたまで 傷つけて
夢でも 夢でも 届かないのに
夢さえ 夢さえ 捨てられない


黒い髪をください 唇をください
あなたの幻を 道連れにして

ボーイズ・オン・ザ・ラン
ボーイズ・オン・ザ・ラン
もうおそいか
ボーイズ ボーイズ
ボーイズ・オン・ザ・ラン


「スクールオブロック」で流されていたのを、アップしてくれいていて、ユーチューブで聴く。
イントロがかっこいいね。

歌詞がものすごい変わっている気がする。
サビ前のとこ歌詞が「〜男は走るだけ」だったのが、「〜追いかけさせて」になっているような。歌詞が男っぽさより、ダメ男気味になってるのが印象的だ。
映画楽しみ。前売り券はまだ買っていない。原画のポスターもらえるらしいが、まだあるだろうか。今度テアトルにいってみようと思う。
まあ映画も楽しみなんだが、花沢さんのいま連載しているサバイバル・ゾンビ漫画「アイアムアヒーロー」の先がすごい気になるんだが。


クロマニヨンズの新譜を買ってきた。
前のが個人的にはとっつきにくいアルバムな感じで今回はすごい短くて、めちゃポップな曲ばかり。聴きやすい。
「ジャングル・ジャミン」はオラオラオラオーとはじまる儀式的な曲。ライブで爆発しそうだ。
「鉄カブト」にやられた。戦争をイメージして作られてる。
キヨシローに送る歌とかもいわれているが、むしろ二宮君の「硫黄島からの手紙」を思い出す。

「届かない手紙を書く」
「気づかないふりをして」

「命はいい、記憶だけは守ってくれ、鉄カブト
あの人の思い出だけは守ってくれ、鉄カブト」
ときていて、もうどんぴしゃな歌詞だ。

「恋に落ちたら」は歌詞が「あのね、あの」だけでヒロトっぽさがすごい出ている。ハイロウズが終わって離れた人らが戻ってきそうな歌だな。

「エロこそすべて」はなにもいうことがないくらいアホなうた。年とるヒロトがどんどんかわいくなってきた。
エロアンドピース!

はやくライブで聴きたいと思う。11月のなんばはいきますよ。




飲みにいった帰りにキディランドいってきて、ガンバライド好きなニートの友達と一緒に、ガンバライドやった。
カードはストロンガーが出てきけど、敵の仮面ライダー王蛇のベノクラッシュでボコボコにされたよ。
ほろ酔いで知恵の輪ずっとやっても全く解けなった。後輩に答え教えてもらっても、できなかった!


最近みた家DVD
「ヤッターマン」
深田恭子かわいい。福田紗希もかわいい。ケンダマジックかっこいい。阿部サダヲ演技うまい。ヤッターワン弱い。ツッコミのされない小ボケ、あと全体的に下ネタが多い。
物語が破綻してるのはいうまでもなけど。ガンちゃんからアイちゃんへの愛情があんまし伝わらない。次回予告があったのは素敵!

「フィッシュストーリー」
マジで最後までオチがわからんかった。空白の感想部分が世界を救うっていうロマンチックなネタはなんかおしゃれ、そういや「鴨とアヒルのコンロッカー」のディランを歌うところもなんかおしゃれ。
森山未来がかっこよくみえた。濱田岳はなんともいえないくらい抱きしめたくなる。高良健吾いかつい。

「鴨川ホルモー」
栗山千明のツンデレっぷりにやられた!ゲロンチョリー!
ホルモーがオニを操って戦うバトルなお祭りって動きが、スタンドを操るジョジョのキャラに通じるものがある。
原作読んだことないけど、これは原作の映像化に大成功なんじゃないのか。
ヘタレ男の失恋して、また新しい恋の始まりまでを、変な動きで送る学園生活というシンプルなストーリーなだけに、おもしろい。
主演が山田孝之じゃなかったらもっと感情移入できた。いやちょんまげの濱田岳がやはりよい。濱田くん主演でもよかったんじゃないのか。
荒川良々会長のホルモーがみれなかったのは残念。
原作読んでみよ。


今から水曜どうでしょう アラスカ編観ます!

gettingwild_with at 11:23|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2009年10月19日

ざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわ

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映画カイジをみてきた。
福本さんの漫画ファンからしてみたら、脚本が微妙な気がする。
1漫画13巻分をまとめると、こうまとめるしかないとそれはわかります。
藤原竜也と香川さんの演技がすごい目立つな〜。
原作では異様な怪人であるはずのの会長がアッサリ描かれている。劇中では1番悪い人なはずなんですけどね。

限定ジャンケンもだいぶはしょられた内容。制限時間も30分って!
たしか5時間くらいあったと思うんですけど、あと残り枚数が電光掲示板にでてない。つまりはカード買い占め作戦で勝率をあげるくだりは長すぎるのでばっさりカット。
あーいうとこが福本作品の骨子だとおもうんですが。

地下帝国の話は松尾スズキがいい感じに狂っててよいな。


ブレイブメンロード(鉄骨渡り)のおっさんと松ケンの生きるとは、人生ってなんだよと考える。
漫画で好きなシーン「俺は押さないぞ」がなかったのは残念。

漫画の「ざわざわ」の文字表現がざわざわざわざわざわざわざわざわ!っていう人のささやき的な効果音になっていた。
こりゃ必聴ですよ!



あと楽しみでならないタランティーノの最新作「イングロリアス・バスターズ」B級映画をここまで昇華できるってのがすごいわ。





銀杏の新しいシングル「ボーイズオンザラン」のPV撮影に参加したい!でも予定がまったくあわないのでいけない。
久しぶりに東京にいっちゃろかいと思ってたんだけどな。
にしてもブサイクな人限定って、言葉がストレートすぎないか。銀杏らしいや

どんなPVになるんだろう。
峯田が田西の格好でずっと走ってるイメージがあるけどな、そのまんますぎるかな。


もうひとつ世界のナベアツが映画をつくるらしくて、そのタイトルも「地上最大の暗殺計画(仮)」。
シュールな雰囲気が意識せずとも感じとれますなぁ。
エキストラにはとりあえず登録した。
でも撮影はほとんど東京で関西方面はわずからしい。

出演はケンコバ、宮川大輔。



レッドカーペットスペシャルでナベアツとゴンゾーがニューヨークの人を笑わしにいくっていう企画をみたけど、あのゴンゾーの堂々たる演技は神がかってた。

すごい恐いもの知らずで、アメリカだからってマイケルのビートイットに曲を変えていたのも安易すぎて、涙でそうになった。

ゴンゾー生でみたい。



ナベアツなんかにしてはアメリカ人からしたら、中国人みたいな人がジェントルマンの格好ででてきた時点で出オチだと思うが。

いやそれいうならゴンゾーの方が出オチだ。
ゲイにしか見えないし。






gettingwild_with at 08:47|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2009年04月30日

バーン・アフター・リーディング

コーエン兄弟の「バーン・アフター・リーディング」を観にいってきた。
地元のユナイテッドシネマの平日の昼下がり。
人もまばらだ。ポップコーンとか売ってるとこの片すみに少年メリケンサックのグッズがちょっと残っていた。一瞬なんか買おうかなーって思ったけど買わなかった。
映画はもう上映していないのに。メジャー映画って激流のようで、流れた後も余波が残る。余韻の波紋みたいな気がして、なんだかうれしくなった。
ジミーさんのジーンズ買ったんだけどまだ履いてないや。

いつものようにスクリーンの前には6人くらいしかいなくて、情けないやら、居心地がよいやら複雑な気持ちになった。
こんなんで経営成り立ってるのか。

キャストはブラッド・ピット、ジョージ・クルーニー、ジョン・マルコヴィッチ、ティルダ・スウィントン、フランシス・マクドーマンド

この五人が複雑に絡んで事件が泥沼にはまっていく。
ブラット・ピットがおいしい役だった。
コーエン兄弟の人間の描き方って、すごいリアルな感じで、決して肯定的に捉えない。
映画って、いろいろ事件とかあったり困難があったり、それでも頑張っていこうよみたいなポジティブに作ると思う。むしろ、そうであってほしい。
コーエン兄弟は対極的に人間ってちょっとしたことで人生がどん底になったり、死んじゃったりするんだよっていってくる。
ハッピーからアンハッピーへの流れを描く。
じわじわゆっくりと、ときには一瞬で。まるでそのギャップを楽しむかのように。
前作「ノーカントリー」でアカデミーで賞を取った後に、こんなふざけたお話を書けるなんて、「おくりびと」の監督が次に「つりキチ三平」撮ったくらい素敵なことって映画秘宝に載っていた。



本屋で立ち読み。
スピリッツで花沢健吾新連載していた。
「アイアムアヒーロー」。どんな話かはまだみえない。
ニートみたいな人間がヒーローになるのか、なりたいだけなんか、そんな物語。
勝手にこの主人公テロとか起こす展開になりそう。
モーニングで「チンパー」という、短編も連載してたし。やる気はまんまんというか需要があるんだよなー、あの「ボーイズ・オン・ザ・ラン」の尻切れに煮え切れない気持ちの人がいるということなんだと思う。
いやーでも「宮本から君へ」から、確実に影響されて描かれた物語だと思った。いま「定本宮本から君へ」は二巻まで、よんだけど。
峯田さん主演の映画「ボーイズオンザラン」のヒロイン兼ビッチ役は黒川芽衣だと発表された。
ケラの「グミチョコ」とかぶってるやーん。
さー今からロケみつみるぞー。

gettingwild_with at 23:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0)