2016年09月

ガーナで初めの1週間はドライバーを雇っていたのですが、
そのドライバー、毎日遅刻してきました
初めの日なんて、7時の約束だったのに、彼が来たのは11時。
わざわざ早起きして朝食のビュッフェも一番乗りして急いで準備したのに、
なんだよ~損した、とぶぅぶぅ言っていたところ、
夫と義理の弟が、「日本はtime is moneyの国だからね」と笑っていました。
彼らにとって4時間の遅刻は、許容範囲だそうです。
なぜなら、ガーナもトーゴも、日本ほど道が整備されていない上に、
車も故障しやすいため、毎日ものすごい渋滞があり、
約束の時間ぴったりに来ることが難しいからです。

朝の渋滞の様子 ↓
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だからといって4時間は
4時間も待っていると、話も尽き、お菓子も食べ終わり、することがない
でも、そんな退屈な時間を、彼らは全然退屈だと思っていないようでした。

3週間、いろいろな家族の家に行きましたが、
そんな、何もしない、ぼけーっとするだけの時間がよくありました。
女性や子どもたちは一生懸命働いていますが、
男性やお客さんは何もしないでぼけーっとしているのです。

せっせと働く女性と子ども ↓
ファイル 2016-09-30 10 54 12

耐えかねて「あぁ暇だー」と言うと、「え?暇なの?」と驚かれ、
「え?暇じゃないの?」と逆にびっくりしました。
「そろそろ帰ろう」と言った後でも、それから1、2時間はぼけーっと。
時間の感覚が違うんだなぁと思いました。

考えてみれば、暇すぎて退屈だと感じたのは、生まれて初めてかもしれません。
日本はテレビやネット、本や雑誌など、おもしろいもので溢れているし、
勉強や仕事に追われて忙しい毎日です。
そんな日常から抜け出し、ゆっくりとした時間を過ごすことは、
たまには必要なことかもしれません。


では


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ガーナとトーゴに行く前は、
トイレは水洗なのかな、便座はあるのかな、トイレットペーパーはあるのかな、
とトイレのことが心配でした。
行ってみると、普通の水洗トイレで、トイレットペーパーもありました。
でも、それはホテルやレストランだけでした
一般の家は、水洗トイレであっても
タンクに毎回バケツで水を入れないといけなかったり、
直径10センチぐらいの丸い穴が開いているだけの
ぼっとんトイレだったりしました。
家族はぼっとんじゃかわいそうだからと
気を遣ってシャワー室を使わせてくれました

町にはこんな表示があります ↓
ファイル 2016-09-29 9 08 37

体、反りすぎ

ガーナもトーゴも、あらゆるところでトイレ(小)をしている人を見かけます。
タクシーやトロットロ(バス)の運転手も、
突然車を止めて道でトイレ(小)をして戻ってきます。
ロメ(トーゴ)の海沿いの道は特にそういう人が多く、道も汚いので、
サンダルで行かないほうがいいです

私も長い時間外出している時は、
仕方なくこういうところを見つけてしました。 ↓
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トイレのベストスポット

トイレ(大)の時は何で拭くのかというと、これです ↓

ファイル 2016-09-29 9 07 37

とうもろこしを食べた後の芯です。
柔らかくてちょうどいいそうです。
確かに、いろんなところによく落ちていました。
触らなくてよかった


では



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夫はずっと、ガーナに行ったら床屋に行きたい!と言っていました。
日本では六本木に黒人男性専用の床屋があるそうですが、
どうせ日本人が見ても違いが分からないからといって、
2か月に一回ぐらい自分でバリカンで剃っていました。
確かに、日本人からすると、黒人男性の髪はちりちりしていて
みんな同じに見えるかもしれません。
でも、実は細かい違いがあります。

例えば、朝、櫛で梳かした時と梳かしていない時の髪は違います。
梳かした時はふわふわしていますが、
梳かしていない時はくるくるの髪同士が絡まって塊になってごわごわしています。
朝会って「なんで今日は梳かしてないの?」と言われるぐらい、
黒人同士では気になるようです。

ガーナの空港に着いてすぐ、おじさんが夫の髪を見て
「なんだその髪は」と驚いていました。
切って1か月だったので、私の目には普通に見えても、
おじさんにはボーボーなのでした。
短ければ短いほど、きちんとした好青年に見えるとのことです。

結婚式の前なので、早くきれいにしないと
と、着いたその日に髪を切りに行きました。

ガーナの床屋はこんな感じです。↓
BlogPaint



壁には髪型のサンプルがたくさん貼ってあります。↓
DSC01528

変なのばっかり
彼は一番シンプルなのにしてもらいました。
待つこと20分、こんなふうになりました。↓

 【before】            【after】
BlogPaint BlogPaint


短くなっただけでなく、生え際がきちんと揃っているのが分かります。
これが、自分ではできない技なのです

義理の弟もこの通り↓
BlogPaint

生え際が一直線

みなさんも、これから黒人男性の髪を見る時は、
細かいところまで見てみるとおもしろいですよ


では



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アクラ(ガーナの首都)やロメ(トーゴの首都)のホテルではお湯が出ましたが、
アングロガー(ガーナ東部の村)のホテルでは、シャワーのお湯が出ませんでした。
フロントに言えばバケツに熱湯を入れて部屋まで運んでくれるのですが、
最初の数日は知らなかったので、仕方なく水でシャワーをしました

水といっても日本のように冷たい水ではなく、生ぬるいので、
全然問題ないといって、夫は普通にシャワーをしていました。
彼のガーナの家族も、トーゴの家族も、毎日お湯なしで生活しています。
(それなのにみんなスマホは持っているから不思議

私はお湯なしでは風邪を引きそうだったので、どうしよう と困っていたところ、
友人がいい方法を教えてくれました。
それは、

家に着いたらすぐシャワーを浴びること

外は暑いので、家に着いてすぐはシャワーの水がむしろ気持ちいいくらいです。
一休みしたいところですが、休む前にシャワーを済ませるのが得策です。


では


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ガーナとトーゴでは、ドライブやパーティの時に
大音量で音楽を聞く人が多いようです。
私の夫も大音量の音楽が大好きで、朝からガンガン

ガーナやトーゴだけでなく、
ナイジェリアやコートジボアールなど、
西アフリカの国の音楽を好んで聞いているようです。

有名なのは、2014年に世界的に流行したガーナのazonto↓
 

ダンスがおもしろい


Douk Sagaの「Sagacite」は、
コートジボアールのちょっと古い歌ですが、
「Saga(お話)cite(街)」と言っているところが「探して」に聞こえます



それから、Korede Belloの「Godwin」↓
 
ナイジェリアの英語なので、全然聞き取れない

歌詞はこちら↓

私にとってはこの英語はすごーく難しいですが、
夫はガーナ英語と似ているから聞きやすいと言っていました

エウェ語の歌もあります。↓


個人的には19:20からのニャウニャウの歌が好きです

このようにポップな感じの歌が多いですが、
内容はなんと、「神様ありがとう」といったキリスト教のものばかり
ジャンルは「ゴスペル」だそうです。
ゴスペルってもっと静かな感じかと思っていましたが、
西アフリカのは踊って盛り上がれる感じの歌が多いようです。


では



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