カテゴリ: ガーナ・トーゴの国事情

初日(12/28)の朝は、時差ボケもあって外が暗いうちに起きてしまいました。

ボケーっとしていると、5時ぐらいからなぜか外でざわざわする声が聞こえて、
しばらくすると讃美歌の合唱が

何かと思ったら、年末(=クリスマスシーズン)なので
特別に教会の近くに集まって歌っていたんだとか。

教会は人が集まるところなので、大晦日は特にうるさいとのこと
やめてくれ〜

で、大晦日当日はどうだったかというと…

夜中にもかかわらず大音量の音楽が流れ、
爆竹があちこちでバンバンと鳴り響いていました

が、急に「わー」とという叫び声とともに静かに。

停電が起きたのです

停電が起きれば爆音のスピーカーも止まるということで、
それ以降は静かに寝られました

夫によると、停電はわざとだとのこと。
数ヶ月前から大統領命令で、夜の騒音は禁止されていたにもかかわらず
守られていなかったので、強硬手段に出たようです。
あっぱれ

前回トーゴに行った時はホテルに泊まっていたのですが、
今回は夫が建てた新しい家に泊まりました
(普段は旅行者用に貸し出しているので、泊まりたい方はご連絡ください)
トイレもきれいだしお湯のシャワーもあるし、
エアコンも冷蔵庫もネットもテレビも電子レンジもある、
日本人からすれば普通の家です。
それで、日本にいる時の感覚でエアコンもガンガンつけ、
普通に電気を使っていたら、突然停電が
プリペイド式なので、入金していた分をすべて使い切ってしまったんだそうです。
約3日で4000円。
トーゴ人の平均月収が2万円だと考えると、相当な金額です
トーゴは電気をガーナやナイジェリアからもらっているので、
どうしても高くなってしまうんだと。
電気はお金持ちが使うものなんですね。
それからはエアコンは我慢して、扇風機にしました

ちなみに次の日また停電があったのですが、
そちらは街全体の停電でした。(30分ぐらいで戻りました)

100円ショップで懐中電灯を買っておいてよかったです


年末年始にトーゴとガーナに行ってきました

出産やコロナ禍でずっと行けていなかったので、結婚式以来の7年ぶり、
子どもにとっては初めてでした

心配だったのが長時間のフライト

うちの子は東京-大阪間の新幹線だけでもすぐ「外に出たい」とゴネるので、

計24時間のフライトなんて無理と思っていました。

が、いざ乗ってみると、アニメの映画がたくさん!

映画を見たり寝たり食べたりしていたら、意外に大丈夫でした

エチオピア航空では子ども用のおもちゃセット
(塗り絵、パズル、ねじる棒、ワニのぬいぐるみ)をくれました。

成田仁川(韓国)アディスアベバ(エチオピア)トーゴと3つの飛行機に乗ったので、

同じおもちゃセットが3つ✖️2人で6つももらえました!

帰りも同じものを同じ数もらえるので、全部現地のいとこにあげました


機内食は片道計5回(多すぎ!)でしたが、おいしかったです

牛肉が、エチオピアまでは柔らかかったのに、
エチオピア-トーゴ間のだけ硬くて、
なぜだろうと思っていたら、
夫曰く「アフリカ人向けにわざとそうしてるんだよ、
柔らかかったら食べた気がしないからね」とのこと

なるほど〜です。

ガーナでは、知り合いが亡くなった時、すぐに伝えることはしないそうです。
まず家を訪れ、お酒を飲んで1、2時間話してから、
亡くなった話を切り出すのだそうです。
ショッキングなことなので… 

それで思い出しました。
結婚して7年あまりの間、夫の親戚や友達の親が何人か亡くなりましたが、
いつも無駄話をしている最中に「⚪︎⚪︎さんが亡くなったって」っと
突拍子もなく言っていたんです
その度に、そんな大事なことを今このタイミングで言う⁉︎と思っていたのですが、
そういう文化だったんですね

先日、ガーナのアカン族の方から、
「ヴォルタ地方のエウェ族は猫を食べる」とうかがいました。
「猫」と「魂」の単語が同じ発音なので、
猫を食べれば、海外で亡くなったとしても魂は国に戻るんだそうです
うちの夫のお母さん、ヴォルタ地方のエウェ族だけど〜?と思って、
夫に聞いてみると、「うん、食べるよ1、2回食べたよ」っと。
えーーーー
お母さんがスープの中に入れていたんだと。
日常的に食べているわけではなく、特別な機会だけだそうですが、
キモチワルイ
ちなみに犬は食べないそうです
(トーゴのカビエ族は食べるけど)

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