2005年03月16日

キズナドラマ

a098b133.gif『キズナドラマ』 (日 /2005 /50分 )
監督・脚本: 山下敦弘
出演: 柄本佑山本浩司康すおん江口のりこ森下くるみ村石千春 他...

THE BACK HORN × 山下敦弘 × 柄本佑

2005年1月26日に発売されたTHE BACK HORNのシングル『キズナソング』
それに伴い山下敦弘監督が『キズナ』をテーマにドラマ?(プロモ?)を製作。
全6話。
<THE BACK HORN × 山下敦弘>
山下敦弘の新作がこのような形で現れるとは全く予想が出来ませんでした。
かと言って私には嫌悪感などと言うものは一切無く、歓喜しましたよ。ええ。

<THE BACK HORN と 私>
THE BACK HORN は私が地元(福島県郡山市)でライヴ(この時のライヴは3つのバンドが合同でツアーをするモノの一つだったのだが、THE BACK HORNと合同でツアーしていたのが GOING UNDER GROUNDNANANINE という今考えても不思議な組み合わせのものだった)を観て最高に気に入ったバンドであり、ドラムとギターが福島出身と言うことで親近感を持っていたバンド。
今回のコラボレーションは福島県と山下敦弘が握手をするようなもの。そう私には感じられ、僕、一人、ほくそ笑んでいたのです。

<キズナドラマ>
前文にも書きましたように『キズナ』をテーマにした短い物語が6話収録されている。一話3分30秒。
収録作品は

第1話 「路上、OL」    第2話 「兄、出張」
第3話 「バイト中、子犬」 第4話 「外泊、同郷の人」
第5話 「彼女、上京」   第6話 「ロケ現場、女優」

上京してまだ間もない主人公、謙一郎(柄本佑)の日常。
そこにあるありふれた、小さな 「キズナ」 を描いている。

生活の中の些細な事でも「キズナ」と呼べる。その何とも言えない暖かさ、むず痒さが心地良い。観ていて思わず笑顔になってしまう。
そんな山下敦弘の持ち味も十分に発揮、堪能できる作品でした。
やはり山下敦弘監督は暖かみを感じさせる表現が上手い。

私のお気に入りは 「バイト中、子犬」「ロケ現場、女優」
本当に日常の些細なことなんだ。

<特典映像>
「キズナドラマ」の予告編、THE BACK HORNと山下敦弘の対談が特典で付いている。
この対談は最高ですね。面白い。
というのは私が福島出身、THE BACK HORNのギターとドラムも福島出身、しかも相当な訛り具合。
福島の話題も沢山溢れてきて私は頷くばかりでした。イントネーションのちがいとかとか・・・ね。

とりあえず観てみましょう。

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