先週の週末は大雪、火曜日はCRの状況を考えて自粛。
そして、この週末も大雪
全然、自転車に乗れていません

facebookの投稿記事で知ったのですが、2013年4月から、
JR各社の輪行袋の車内持ち込みのルールが厳格化されたそうです。

私は、オーストリッチ製のロード220輪行袋を使用しています。
これは、前後輪を外して収納するタイプの完全収納型です。

ですから、JR各社が輪行袋による列車内持ち込みを厳格にしたということに、
全く気付いていませんでした

どのようにルールが厳格になったかというと、

「車体の一部が露出した」輪行袋や、輪行袋以外を使用することが認められなくなった

ということです。

JR列車内で自転車に絡む事故が起きるようになり、JR各社が2013年4月から
輪行の考え方を統一したのだそうです。


JR各社によって、その表現、基準は微妙に異なりますが、

サイクリングやスポーツ大会などに使用する自転車は、
解体し専用の袋に収納したもの
または、折りたたみ式自転車においては折りたたんで専用の袋に収納したもの



さらに、

携帯できる荷物で、タテ・ヨコ・高さの合計が250センチメートル(長さは2メートルまで)以内

JR四国 輪行の手引き
JR四国のHPの「きっぷのご案内」に判りやすく書いてあります。
ちなみに、JR四国が一番厳格な内容で、

自転車の一部(サドルやハンドル等)が露出している場合は
収納されている状態で無い


とハッキリ記載してあります。

JR東日本
JR西日本
JR四国
JR九州

あと、「輪行@ウィキ」のこのページも参考になります。

タイオガコクーン
つまり、タイオガコクーンのようにサドルが輪行袋から飛び出ているものは不可。

タイオガコクーンを使用している友人がタイオガ社にメールで問い合わせたところ、

コクーン使用時に露出するサドルを覆う、[コクーン用サドルカバー]の発売予定があ りますが、現時点での発売時期は未定となっております。

という回答が返って来たそうです。

ただ、JR四国の規定だと、「1枚の袋に完全に収納」としているので、
[コクーン用サドルカバー]を被せても、自転車の持ち込みを断られる可能性があります。
(他のJR各社の対応は、明確ではありません)

それ以前の問題で、コクーンのサイズはL1630×H870mm。
タテ・ヨコ・高さの合計が250cm以内という規定があるのに、
1630+870=2500ですから、どう考えても自転車を収納したら超えてしまいます

前輪だけ外すタイプの輪行袋は、全部がこの規定に抵触します。

では、何故、前輪だけ外すタイプの輪行袋が堂々と売られているのか?
前後輪外すタイプよりも、輪行袋への収納が楽で売りやすいからでしょう。

サイクルベースあさひのHPには申し訳ない程度に、

JR東日本の電車で輪行をする場合、前輪のみを外すタイプの輪行袋は
車種によってサイズが大きいため規則違反となる恐れがあります。


なんて書かれています

ゴミ袋輪行
また、JR各社共通で「専用の袋に収納する」と謳っていますので、
100円ショップの自転車カバーの利用、走行不能とかの緊急時のゴミ袋輪行も
認められないということになります。

実は、9年半のロード歴の中で、一度だけゴミ袋輪行をしたことがあります。

走行中に後輪のスポークが折れてしまい、走行不能に
止むに止まれず、ゴミ袋輪行で窮地から切り抜けたのですが、
これからは、そんな裏技はNGのようです

万が一の事態に備えて、常時輪行袋を携帯しないといけないということですかね
(私が使っているオルトリーブのLサイズならば常時携帯はOKなのですが…)

輪行の歴史を紐解くと、長らく競輪選手にしか認められなかった輪行が、
JCA(日本サイクリング協会)会員にのみ認められるようになり、
1984年からは非JCA会員にも開放されました。
だれでも輪行ができるようになったとはいえ、手回り品切符(当時は250円)
の購入が義務付けられていました。
JR各社が条件を緩和し、手回り品切符の購入義務がなくなったのは1999年のことです。

以降はJCAの年会費も必要なく、手回り品料金を取られることなく、
輪行袋のような大きな荷物を持ち込んで鉄道で移動できるようになった訳ですが、
これは鉄道会社が進んで実施したことではなく、署名活動などを通じて
多くの自転車関係者が尽力した結果、認めてもらったという経緯なのだそうです。

ここ数年の自転車ブームで、自転車人口は急激に拡大しました。
私がロードに乗り始めた頃に比べて、輪行する人は格段に増えていると思います。
普通の乗客から見れば、あんなに大きいものを列車内に持ち込むのは、
とても邪魔に感じるのではないかと思います。

一般の乗客の方に十分に気を遣っている自転車乗りの方も多いと思いますが、
たった一人のいい加減な気持ちが、他の乗客との事故(怪我、衣服の汚損)を起こせば、
列車内に自転車を持ち込ませないということにもなりかねません。

大多数の乗客の方から輪行が不快に思われて、輪行自体が排除されないためにも、
より一層の輪行マナーを考えていく必要があるのではないでしょうか。

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前輪だけ外すタイプの輪行袋は巨大です。
右側にあるブルーのが前後輪を外すタイプ、左側のタイオガコクーンは1.5倍以上の大きさです。

収納する手間はかかりますが、やはり前後輪とも外すタイプの方が、
場所は取りませんし、他の乗客の方にも迷惑をかけないと思うのですが…