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 警察署長がアメリカ亡命
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110305-00000021-jij-int
 

  『【シウダフアレス(メキシコ)AFP=時事】麻薬組織による流血の抗争が続くメキシコの対米国境沿いの町プラセディスで、警察署長だった現役女子大生マリソル・バジェスさん(20)が米国に避難、政治亡命を求めていることが4日までに明らかになった。親族が明らかにした。

  1児の母でもあるバジェスさんは2010年10月の就任以来、麻薬組織から繰り返し脅迫を受けていた。

  国境沿いの町は、麻薬組織にとって市場である米国へ麻薬を運び込む要衝。支配権をめぐってシナロア、フアレス両組織が抗争を続け、バジェスさんは町長が息子ともども麻薬組織に殺され、署長の成り手がない中で引き受けていた。

  近隣の町グアダルーペでは12月、女性警官(28)が誘拐され行方不明になる事件も起きている。』


  メキシコの警察署長アメリカへ政治亡命


 と言っても、これには色々事情がある。 これまでにもこのメキシコの状況を書いてきたけど、アメリカ国境に近いシウダデ・フアレスの町は無法状態に近いのだ。 ここはアメリカに麻薬を運ぶギャングの拠点の町。

  しかし、麻薬マフィアと言っても一つではないところに問題の複雑さがある。
 
  2つの大きな麻薬組織の抗争があり、市民も巻き添えになっている。それだけではない。メキシコのカルデロン大統領麻薬組織壊滅を謳っており、政府と麻薬組織の抗争も凄まじい。
 
  そして遂にメキシコアメリカ国境の町の警察は骨抜きになった。誰も警察署長になりたがらないのだ。それもそのはず、かなりの確率で命を失うからだ。
 
  メキシコでは他の土地でも警察官が辞めていなくなったというところだってある。やはり警察官だって自分が命が惜しい。いや、まだ自分だけならいいが、メキシコのマフィアは家族も標的にする。

  シウダ・デ・フアレスの町の町長も殺された。誰もなりてがいなかったブラセディスの警察署長マリソル・バジェスさんが立候補したのだ。 

 でないと、現役女子大生が仮にも警察の長になれるわけがない。

 しかし、マリソル・バジェスさんも段々事の深刻さがわかってきたようで、遂にアメリカに政治亡命を求めたと言うわけ。メキシコにいたら、狙われるということか。
 

  ただ、穿った見方をすれば、それが彼女の最初からの狙いだったと言われるかもしれない。いくらなんでも警察の仕事を実際にはしたことがない人間、しかも現役の女子大生警察署長が務まるわけがない。


  それにいくらなんでも大学生になれば、客観的に見ても自分の命の危険があると言う事は百も承知だったと言わざるを得ない。


  さてさて。アメリカの方はマリソル・バジェスさんの亡命を受け入れるのでしょうか?

  その場合、また警察署長がいなくなることになるけどね。