土木の風景

from civil engineers 築土構木、土木技術は社会生活の基盤をささえています。

秋の実り 何の実?

 秋はいろいろな実がなり、厳しい冬に備えるための稔りの季節です。
 人間も動物もこの時季が最高です。
 
 身近にある実を並べてみました。
 すべておわかりの方はさすがです。


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 答えはこちらです。
 
 アケビ ナンテン ヘクソカズラ(ヤイトバナ) サンショウ オオオナモミ(くっつきむし) キヅタ サワフタギ
 
 如何でしたか(笑い)。

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秋の風景 柿

 秋が深まるにつれ、柿の実が朱く熟してきます。
 しっかり栽培しているわけではないので、いつまでもこのような姿です。
 そして、
 熟してくるとおいしいものから鳥たちのごちそうになります。人間がおこぼれに預かるという方が多いでしょう(笑い)。


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 しかし、熊が生息する地方ではこの柿の実が熊を呼び、大変な騒ぎを起こしているようです。動物と人間の棲み分けを可能にしていた「さとやま」が消えています。きれいに刈り込まれていた里山が消え、藪や山林が人家や畑に接しています。熊から見れば、柿の木も山野の連続、延長線上にあるわけですから、ありがたいごちそうです。
 このため、自治体によっては、こうした柿の木や果実のなる木々の伐採要請をしていると聞きます。熊だけではなく、野生動物と人間との共生は悩ましいことです。
 元々は野生動物の世界に人間が進出したのですから人間は大きなことは言えません。そこで、生活が掛かっている農家の方々には何らかの補助が出来ないものか・・・と思うのであります。


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夕焼け

 夕景と言うには不足なので、夕焼けとしました。
 鮮やかな色彩を見せてくれました。
 見事なものであります。
 
 場所は千葉市郊外です。少しずつ時間が経過しています。


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東京港クルージングとレインボーブリッジ

 東京港の夜間観光でした。
 船内の一室を借り切り、食事と一杯、話も盛り上がります。
 酔いを覚ますには艦上デッキへ・・・思い思いに涼を取り、夜景を楽しんでいます。
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 ちょと贅沢なクルージングは何年前だったか、遠い過去の思い出になりました。
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 レインボーブリッジの夜景はいつ見ても美しいです。
 随分昔に、橋台仮設のほんの一部に関わったことがありましたっけ・・・。補足調査の海上ボーリング(地質調査)でありました。


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長崎港・客船 長崎特派員報告

 観光都市長崎には毎月10〜15隻の客船が寄港するそうです。
 
 今回は比較的小ぶりの客船を長崎特派員さんの報告で紹介します。
 
 「ナショナルジオグラフィック レゾリューソン号」概要は下記
    運行会社・リンドブラッド エクスペディジョンズ
    総トン数・12,786t 
    長さ・・・124m
    客定員数・126人
    乗組員数・112人 
    船藉港・・バハマ
    就航日・・2021、09、30(比較的新船に当たるようです)

 画像10コマ(1〜8コマは港内旭町防波堤灯台にて、9〜10コマは岩瀬道いつもの定点場所にて)


1・五島航路のジェットフォイル・・・近年は港内でも船体浮上でスピードアップが許可されている

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2・松が枝岸壁接岸中・背景左端中間部に「大浦天主堂」と中央中間部に「グラバー邸」の二つの世界遺産が見える
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3・五島間のフェリー帰港
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4・軍艦島(端島)クルージング船帰港
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5・左端中間部にグラーバー邸が大きく見える
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6・船首部アップ・・・二個の星マークはサイドスラスター(船の接岸、離岸時の横移動用スクリュウ)の位置を表示している
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7・船尾部アップ・・・船尾部にもサイドスラスターが装備されている
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8・伊王島大橋・高島への双胴フェリー出発・・・背後中央部山頂は唐八景(長崎ハタ揚げの名所)右端の山は鍋冠山
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9・定期検査中(?)の護衛艦と松が枝岸壁の本船
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10・五島航路定期フェリーの出航

人と人をつなぐ井戸

 水は蛇口をひねれば出るもの。当たり前のものと特段“水”を意識はしていなかった。
 上水道という仕事に携わって約半世紀になる。初期は、70年代の千葉県の発展に合わせ浄水場の建設や送水管・配水管の布設など、また国の施策である「国民皆水道」を背景に水需要の増加に対する拡張工事に汗を流した。
 
 拡張の時代が終わり維持管理の時代になると、お客様の嗜好に合わせた美味しい水の供給など水質管理に重点を置いた水道運営をしてきた。
 現在は、東日本大震災や能登半島地震を教訓に、地震等災害時においも安定的に水の供給が図れるよう耐震管への更新が進められており、千葉県内のコンサルタントであるわが社でも地震に強い水道構築の一翼を担っている。
 
 水は水道で供給するもの。そのような中、配水管更新の現場調査で立ち寄った久留里(くるり)で自噴する井戸に出会った。街を歩けば、城下町の風情を残す古い街のあちこちに井戸と人があった。久留里は、井戸が自噴する珍しい地域であり、人々が自噴する井戸を求めて集まった街とのこと。久留里はまさに「水の街」である。
 自噴している井戸に興味を持ち、久留里の井戸と人のつながりについて文献を調べてみた。併せてわれわれ生命の根源である水とはについて記述する。

 「久しく留まる里」と書いて、久留里
 久留里は、千葉県房総半島の中央部、君津市の内陸部にある地域である。小櫃川の中流に位置し、江戸時代は久留里藩の城下町として発展した。現在もその面影を残すとともに美味しい井戸水が自噴する日本でも珍しい地域である。また、近年は名水の里としても知られ、2008年6月、環境省から平成の名水百選に選定された。
 久留里の地名は、細田妙見に平将門の三男が参拝した際に、「城を築き、久しくこの里に留まる べし 」という御宣託があり、これが由来になったという説がある。


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    【平成の名水百選(環境省)】

○雨の恵みと小櫃川の流れ
 房総半島の中央部に位置する久留里は、いくつもの山が連なる房総丘陵を有するため雨が降ることが多い。雨水は、大地に染み入り、砂礫層の間を流れる。その地下水に傾いた地層が圧力をかける。これが、美味しい地下水を自噴させる特異な場所にさせた。
 地下水は、農業や生活に用いられ、古くから人々が集い、集まる場とした。そして戦国の時代には、城下町として栄えた。
 同じく、恵みの雨を水源とした小櫃川の存在も、久留里を水の街として形作ってきた。小櫃川は、清澄山系から東京湾に向かって曲がりくねって流れる二級河川である。久留里が、房総半島の要衝であったこともあり、舟運が盛んであった近代までは川沿いに多くの河岸があった。両岸からは、米や薪炭が江戸にまで運び出され、街を潤すこととなった。水が、城下町の文化と風情を花開かせたのだ。
 また水は、訪れる人々の目も喜ばせる。江戸時代の久留里城主、黒田氏の祈願所であった山王山薬王院円如寺の境内には、6月から7月にかけて大賀ハスが花を咲かすという。久留里の潤沢な水が、ハスを育んでいる。
 
○井戸が多い街と世界に冠たる「上総掘り」
 久留里には、約200か所の井戸があると言われており、このうち十数か所は公に開放されている。これらすべてが「自噴井戸」であり、ポンプやつるべを使わずに自然と水が噴き出す井戸である。
 久留里は、北、東、南方を山に囲まれ、開いた西の先に東京湾がある。この地で大量に降る雨は、地下に沁み込み山々の傾斜のまま海の方へと斜めに流れるが、硬い粘土層があるため大量の水は圧力がかかったまま地下に留まる。だから地面の層に穴さえあければ地圧が抜かれ、湧水がドッと自然に噴き出す。こうした自然の地理的要素が久留里を日本でも稀な、井戸の街にしている。

【街に点在する自噴する井戸】

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 加えて、「上総掘り」の存在も大きい。上総掘りは、明治中期に先人が発明した掘削法だ。細長い鉄の管を数百メートルもの長さの竹ヒゴに繋げて、地中奥深くまで掘る技法である。それまでは、鉄の棒で数十名がかりだった掘削作業が、わずか2〜3人で済むようになった。
 田んぼにも上総掘りで掘られた井戸水が使われるようになり稲作の収量が安定し、農業用水兼生活用水として地域を潤した。
 やがて、上総掘りは、利便性とコストパフォーマンスの高さから日本中に広まり、新潟の油田や別府温泉も上総掘りで掘られた。海外でも「カズサシステム」の名が通り、井戸掘削の現場で活用されたという。

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        【久留里城資料館】


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       【上総掘り(展示)】

○堅牢な山城・久留里城
 街のシンボルである久留里城は、「平安時代、平将門の三男がここに砦を構えた」という伝説が残るが、実際は室町のころ、上総を支配する武田信長が築いた城だ。
 もっとも、今の場所に城を移したのは戦国武将・里見義堯(さとみよしたか)である。「南総里見八犬伝」でも知られる里見氏は、15世紀後半安房の国を統一し、その後、上総に進出して房総の中央・久留里に本拠地を置いた。
 
 久留里城は、実に堅牢な山城であった。理由の一つは、独特の山に城を築いた「自然の要害」があること。里見氏は、山頂付近に本丸と二の丸を置いた。更に山頂から三方に広がる尾根にそれぞれ「曲輪(くるわ)」を配した。しかも久留里城の前方は平野が広がっているが、後方は丘陵が連なっており大軍勢でも包囲は難しい。
 そして、久留里城を堅牢としたもう一つの理由が井戸だ。いくら攻めづらい山城でも。兵糧攻めには太刀打ちできない。しかし、久留里城には湧き水があった。
 久留里城には、あの標高ににもかかわらず湧水点がいくつもあった。実際、永禄3(1560)年には関東制圧を目指す北条氏康の軍勢が攻城戦を挑んだ。しかし豊富な井戸水に助けられ、里見氏は数か月に及ぶ籠城にも白旗を上げなかった。その間に上杉謙信が関東入りし、これに対抗するため北条の軍勢は包囲を解かざるを得なかったという。
 いま久留里城一帯は、城山公園として整備され、二の丸跡地には資料館が建っている。


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        【男井戸、女井戸】


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         【久留里城天守閣】

○上総の銘酒は久留里で生まれる
 いい水があれば、いい酒が生まれる。豊富な湧き水と田園を持ち、小櫃川を介して江戸への舟運も容易だった久留里は、古くから酒づくりが盛んであった。今でも久留里を含んだ君津市では、6蔵が地域の酒蔵として美味しい酒を仕込んでいる。久留里の酒の特長は、このあたりの湧き水の特性“中硬水”により、キリッとしつつ柔らかな味わいが出るとのこと。


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        【久留里の酒蔵】

○おわりに
 久留里の街の散策は、わずかな時間であったが、人と人をつなぐ井戸から始まる歴史の重みや先人の知恵を知り、水は、私の想像を超えた奥深いものと感じた。水の性質を理解することは日常生活における水の使い方、更には健康に対する意識を変えるかもしれない。
 人と人をつなぐ水の記憶は、心に残りまた訪れることになりそうだ。

***参考文献 大人の休日倶楽部、会員誌より

*地球の水はどこから?生命の根源は?
 約46億年前、太陽系に生まれた灼熱の小さな天体、地球に水が誕生しました。惑星の位置が太陽に近すぎると水は蒸発し、遠すぎると凍ってしまいます。地球は、水が水として存在できる微妙な位置にあったのです。
 マグマだった地球に、宇宙空間にあった水の小惑星が衝突して水がもたらされたと考えられています。地球は徐々に冷えて、マクマの中心に鉄が集まって核(コア)を作り、表面に水が現れました。こうして約40億年前に海が生まれたのです。
 約6億年前に最初の生命が誕生して以来、生命は水の中で進化してきました。その後、多様な藻類が多量の酸素を大気中に放出したことで、生命は水から這い出すことができました。やがて地上でも様々な生物が誕生・進化し、人類の先祖が誕生したのが約700万年前、私たちホモサピエンスが登場したのはたった20万年前です。


*地球上にある水の量は?
 毎日何気なく使っている水。飲料水、お風呂、家事など家庭での利用はもちろん、農業や工業分野においても必要不可欠な存在です。地球上には、およそ14億km3の水が存在していると言われています。これは、海水、川、湖、氷河、地下水、大気中の水蒸気などを全て足し合わせた総量になります。


*私たちが利用できる水の量は?
 地球上に存在する水のうち、97.5%を占めるのが「海水」です。海水はそのままの形では飲み水や生活用水として利用することができません。人間が利用できる「淡水」は地球上の水の総量のたった2.5%ほどです。そのうちの約70%は南極や北極地域の氷雪です。そして残りの大半は地下水です。地下水は半分以上が地下800mよりも深い地層にあり、簡単に取水して利用できるわけではありません。
つまり人間が実際に取水して利用できる淡水は、地中のごく浅い所にある地下水か、川、湖、沼など地表にあるものだけなのです。これは、地球全体の水の0.02%程度の量に当たります。

 千鉱エンジニアリング株式会社 技師長・技術士 木村正美

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集水井戸

 地滑り地帯に設置される施設です。

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 地すべり現象を抑制する有力な手法は地下水を下げることです。集水井戸は地下深くまで構築され、横穴のボーリングで集水管が設置されています。集めた水は排水施設で下流の水路へ・・・。
 集水井戸は普段、蓋をされていますので、内部の撮影は困難です。可能な範囲で中をのぞいてみました。なお、鍵を開けて内部に降り立つと違った風景が見られます。


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 また、いろいろな外見は場所により、施設によりその姿は変わってきます。

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 千葉県鴨川市の大山千枚田は棚田で有名です。地滑り地帯特有の地形と言えます。
 稲刈り頃の来訪者は多いです。

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 熱心なカメラマンさんでした。

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追悼! 広島、長崎原爆記念日

 8/6 広島  8/9 長崎  原爆投下のあった日です。

 そして、今日8/15は終戦記念日です。
 早や、79年が経過したことになります。
 被爆者も高齢化が進んでいます。風化させないためにも長生きをしていただきたい酷暑の夏・・・。
 06.8.25-24
 
 オリンピックが終わり、世間は少し静かになってきました。
 IOCの体質は置いとくとして、やはりスポーツの祭典は素晴らしいですね。
 メダルの色はともかく、選手の個性が良く出ていて、楽しめました。
 鍛えに鍛えた肉体は美しいものでした。それだけ、長い厳しい鍛錬と苦しみがあったのでしょう、勝ち負けではなく選手すべての人たちに敬意を表したいと思います。

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「あれ」「これ」「それ」と向き合う

 知り合いから、「名が出ない 「あれ」「これ」「それ」で用を足す」との川柳が送られてきました。歳を取ると「あれ」「それ」は思わずよく出る言葉です。咄嗟に伝えたいことが言葉として出てこず、「あれ」「それ」と言ってしまい、老化の進行とともに物事に対する集中力が低下しているのではと心配になります。
そんな時に、何気なく読んだ中野信子さんのコラムの中に「集中力の低下は脳の“進化”の現れ」がありました。その中で、自分の脳力を引き出し充実した人生を送るためのコツを、脳科学者の中野信子さんが解説しています。

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 □大人の脳は集中できないようになっている
 
 コラムの中で中野さんは、「最近、集中力が落ちたと感じることはないのでしょうか。・・・集中力の低下は、実は“当然”なんです。なぜなら歳をとるほどに、脳は集中力を分散するからです。若いときは、知識も経験もありません。また、学ぶことが最大の仕事なので、目の前の勉強に集中しなければならない時期です。対して大人になると、知識と経験が積み上がり、自然とさまざまな物事に目が向きやすくなります。また、仕事に趣味に子育てに・・と、やることも多くなる。だからこそ、気が散らざるを得ない、気を張る力が身についたということでもあります。」として、大人の脳は集中できないようになっているコトを解説しています。


        【大人の脳は集中できないようになっている】


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 ※視力の低下など複数の原因が重なって集中力が落ちていくが、その背景には「気配り」や「俯瞰すること」「危険察知」と言った能力の発達がある。集中できないことを逆手に取ろう。


 □集中力低下に負けない脳の使い方

気配り力が生きる役割を担う
  配慮や俯瞰の力を生かし、”まとめ役“になれば、チーム全体を良い方向に導けます。またそれにより、脳の一層の活性化も期待できます。例えば組織のマネージャーや、地域・趣味・同窓会の集まりの幹事です。

脳の“若作り”を図る
“自分は歳だから”などとレッテルを貼って能力が制限されることを「ステレオタイプ脅威」と呼びます。これを避けるには「若い人には負けていない」「まだまだこれからだ」などと考えて、脳を“若作り”することが有効です。

半端なところでやめる
  作業に集中したい時は、休憩をあえてキリの悪い所で行うのもお勧めです。書き物は、文章の途中で中断する。読書は、章の途中でやめる。そうすることで脳が中途の状態になり、グッと再開しやすくなります。


 □そして最後に・・
 
 「・・集中力が高いほど、人として優れているわけでは必ずしもありません。大人ならではの脳の変化を前向きに受け止め、ぜひその力を味わい、楽しんでみて下さい。」と締めくくり、「集中力低下に負けない脳の使い方」を勧めています。
「あれ」「これ」「それ」が多い自分ですが、このコラムに触れて、自分自身への言い訳が出来たこと、あわせて集中力の低下に負けない脳の使い方を実践したいという気持ちになりました。


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 (参考文献)大人の休日倶楽部、会員誌

  千鉱エンジニアリング株式会社 
    技師長・技術士 木村正美

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ハスの葉に学ぶ

 ハスの花が咲いています。
 仏様が鎮座されているのが見えるようです。
 花の美しさも別格です。

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 さて、人が学んだハスの技とは・・・何でしょうか。
 次の写真でわかります。
 
 そうです、撥水機能です。
 顕微鏡で葉の表面を拡大すると細い毛が無数に存在するとか。
 肉眼では無理のようです。
 
 自然界の妙、という現象はたくさんありますね。

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