土木の風景

from civil engineers 築土構木、土木技術は社会生活の基盤をささえています。

2011年07月

銚子大橋 新旧・・no.311

 久しぶりに銚子大橋を紹介します。

銚子


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 そろそろ全面開通が近くなりました(平成24年春の予定)。
 
 茨城県側は新しい橋が完成し、すべての供用が終わっています。千葉県側の取り付け部が未完成のため、旧い橋を一部使用しているわけです。
 
 さて、Googleの航空写真は2011年となっていますから、最新版なのかもしれません。明らかに茨城県側は供用開始していることが一目瞭然、旧橋と新橋の接合点は閉じられて新しい橋を使っています。

大橋


大橋茨城2


大橋茨城



 これで、茨城県側は旧橋や仮設足場の撤去で完了のようです。
 
 さて、千葉県側の取り付け部は旧い橋から新しい橋への切り替えが間近です。秒読みに近いかどうか、銚子土木事務所さんに聞いてみるのを忘れました。

大橋銚子


仮設



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 今回のタイトルは新旧の比較です。
 耐久性、強度、耐震性、すべてにわたって新しい橋が優れているはずです。並べてみても新しい橋が安定した印象を与えます。

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 大きな違いは建設時代の背景でしょうか、昭和の時代と平成の時代、社会の発展度合いも違いますし、人に対する優しさ度合いも違っていました。交通量も少ない時代には車と人間・自転車は共存できたのでしょうが、ただいまの状態では歩くのがある種の冒険です。
 
 旧橋には歩道がないのです。
 さらに車道も狭い状態で人や自転車は割り込むすき間もありません。
 階段から旧橋に上がってみると、この通り・・・スリリングです。

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 オッと、地元のおじさんは勇気がありますね〜、我々ではこうはいきません!!

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 供用している新しい橋には広い歩道があります。
 そこまで行き着ければ冒険成功です。
 
 
 さてさて、新旧比較の最後は歩道について。
 新しい橋には広い歩道がついて、散策が出来るほどのゆったり感があります。
 
 銚子側の取り付け部には人と自転車用の斜路が設置され、車いすでも大丈夫に見えます。これは、今の時代にマッチングしたとても良い施設です。

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 人に優しい施設ですが、景観としてはいかがでしょうか・・・。
 旧い橋の階段と新しい橋の斜路を並べてみると新しい橋のごつい安定感と旧い橋の素朴な階段が対照的です。
 新橋歩道の斜路だけでも人に優しい色が欲しいと思うのですが・・・。

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 最後にそろそろ引退する旧橋のコンクリート階段を紹介してこの項の終わりとします。
 
 時代を象徴する構造物の景観は50年、100年、はたまた500年を想定してみたいものです。
 古代の人たちは永遠を想定したのかもしれません。

大橋銚子歩道



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 なお、銚子大橋建設については過去の記事がたくさんあります。
 もし、余裕のある方がおられれば、どうぞ・・・。 
 http://blog.livedoor.jp/gijutunohiroba/archives/51053534.html 
 no.149 銚子大橋
 
 
http://blog.livedoor.jp/gijutunohiroba/archives/51125245.html 
 no.190 銚子大橋見学(1)
 
 
http://blog.livedoor.jp/gijutunohiroba/archives/51128697.html 
 no.191 銚子大橋見学(2)ケーブル
 
 
http://blog.livedoor.jp/gijutunohiroba/archives/51139812.html 
 no.195 銚子大橋見学(3)伸縮装置
 
 
http://blog.livedoor.jp/gijutunohiroba/archives/51151633.html 
 no.199 銚子大橋見学(4)橋脚
 
 
http://blog.livedoor.jp/gijutunohiroba/archives/51152676.html 
 no.200 銚子大橋見学(5)地覆
 
 
http://blog.livedoor.jp/gijutunohiroba/archives/51338078.html 
 no.251 旧銚子大橋撤去工事

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船橋港親水公園 no.310

 灼熱の時間に船橋港の一部を歩いてみました。

ふな

 
 船橋港の一部は都市河川海老川の河口に当たります。
 洪水や高潮対策として立派な水門が設置され、排水機場もあります。

funabasi


 港湾の管理者は葛南港湾事務所、葛南土木事務所のとなりです。

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 さて、港口は広々として気持ちの良いものです。
 ただ、船影はほとんど見られません。

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 こうした船の基地は奥の方・・・、魚市場のある漁港、そして船だまりです。
 葛南港湾事務所から、とことこと奥の方へ歩いてみましょう。
 船橋港親水公園です。

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 まずはJR京葉線の鉄橋が見えます。

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 そして、国道357号線、東関東自動車道が横断しています。少し上流側には京葉道路が走っており、千葉方面への大動脈です。

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 東関東自動車道を下から見るとこの通り・・・潮風厳しい場所です。

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 国道357号線と高速道路は別構造です。
 その証拠は、この光の線・・・(笑い)。

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 親水公園は広いデッキとスペース十分ですが、朝夕がおすすめ・・・。
 灼熱の夏場に歩くものではありません。

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 街の鳩も日陰が欲しいようです。
 じゃまをしたような・・・。

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メッセ歩道橋工事 no.309

 久しぶりに幕張新都心の海岸通りを通過し、妙なものを見たので急停車してみました。
 
 幕張地区は千葉県企業庁により埋め立てされて、広いエリアがビジネス街、並びに新興住宅地として開発されています。大展示場、野球場、鉄道も引いてきて大規模です。
 
 商店や飲み屋も出来て多少の喧噪が町らしさを出し始めています。

メッセ


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 近代的なビルと広い道路・・・理想的な都市計画と実際の住み心地には開きがあるのが普通です。都市の持つ魅力の一つに未知の部分や大きな変化があげられます。きれいにしすぎても住みがたし・・・水清くして魚住まずです。
 
 人間は、雑然とした中にほっとする場所が混在していると安心します。美しい公園や緑だけでは建前よし、本音は・・・?です。これは、人が両面をもっていることの証明ではないかと感じます。
 
 白か黒か・・・そんな単純な話では窮屈な世の中を作ってしまいます。曖昧な世界も大切であります。片方しか考えない人が多い平成の世です。
 
 デジタルの世界が進むと、結局アナログの感性が重要になってきます。デジタルは、細かい数字まで正確さを要求しますが、人間の世界では必要ないことの方が大半です。
 
 「細かいことを云々する前に、重要なことがあるではないか!!」
 これは、デジタルに乗り遅れた人間の捨てぜりふではなく、今後への問題提起であります。
 
 おそらく、デジタルの中に人間の持つファジーの理論を持ち込むはずです、将来は。工学的にごまかしのきかないものはデジタルでも良いのですが、その活用や社会への対応などはアナログ的発想を入れる必要があるからです。
 
 
 今回の原発事故、
 偉い原子力の先生方も、本気で反省しているのかどうか・・・疑問符が付きます、白黒の理論をとぎすまして簡単で大きな穴に気がついていませんでした。
 
 科学とは縁遠いような「安全神話」という言葉が実に見事な説明になっています。社会や市民の利便や安全という目的から、自分たちの「利己目的」にすり替わっているのです。
 
 発電コストの比較で原子力が一番安い! 政官学財は知っていながら知らぬ振り・・・嘘をついてでも押し通してきました・・・。
 
 
 と言いつつ、福島が無事故であれば何も出なかったし、そのままのエネルギー政策で推移したはずです。問題が噴出するのはこうした突発の事故なのかもしれません。
 
 禍福はあざなえる縄のごとし・・・人(組織)は常に謙虚に生きなければならないという先人の知恵であります。
 
 
 はてさてつまらない話をしています。
 今日の主役は歩道橋工事でした。
 
 何がおもしろいかと言えば、構造材がパイプ2本のアーチ橋になっていることです。
 まだ仮設架構で支えられていますが、完成すると両端のアバットで固定された美しい姿を現すのではないかと感じます。(事業主体や詳細は聞いておりません、ゴメンナサイ)
 以下、工事中の写真をエントリーします。

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天津ループ橋

 天津ループ橋の現在です。
 
 ようやく桁が上がったのが一昨年、
 橋梁らしく見えてきたのが平成23年5月、
 開通はまだまだ先です。
 
 このループ橋を仮設道路として使い、先の工事が始まります。
 
 
 清澄寺に登る県道81号線は急傾斜、急勾配のカーブが連続し、観光バスなどの通過は困難な状況です。清澄寺より先の県道は狭く、バスは通過できません。
 
 平成33年は日蓮の生誕800年記念にあたり、誕生寺や清澄寺は多くの行事を控えており、それまでにはルートの整備を完了する予定だとか。
 
 着々と、いや、ジックリと、ゆっくりと進行しています。
 また、先の開削工事は追加報告致しましょう・・・。(クリックで拡大出来ます)

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 なお、建設中の記事などはこちらにあります。
 天津ループ橋 2009.3.14
 (仮)坂本2号ループ橋 2009.11.28


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