久しぶりに銚子大橋を紹介します。



そろそろ全面開通が近くなりました(平成24年春の予定)。
茨城県側は新しい橋が完成し、すべての供用が終わっています。千葉県側の取り付け部が未完成のため、旧い橋を一部使用しているわけです。
さて、Googleの航空写真は2011年となっていますから、最新版なのかもしれません。明らかに茨城県側は供用開始していることが一目瞭然、旧橋と新橋の接合点は閉じられて新しい橋を使っています。



これで、茨城県側は旧橋や仮設足場の撤去で完了のようです。
さて、千葉県側の取り付け部は旧い橋から新しい橋への切り替えが間近です。秒読みに近いかどうか、銚子土木事務所さんに聞いてみるのを忘れました。



今回のタイトルは新旧の比較です。
耐久性、強度、耐震性、すべてにわたって新しい橋が優れているはずです。並べてみても新しい橋が安定した印象を与えます。




大きな違いは建設時代の背景でしょうか、昭和の時代と平成の時代、社会の発展度合いも違いますし、人に対する優しさ度合いも違っていました。交通量も少ない時代には車と人間・自転車は共存できたのでしょうが、ただいまの状態では歩くのがある種の冒険です。
旧橋には歩道がないのです。
さらに車道も狭い状態で人や自転車は割り込むすき間もありません。
階段から旧橋に上がってみると、この通り・・・スリリングです。


オッと、地元のおじさんは勇気がありますね〜、我々ではこうはいきません!!

供用している新しい橋には広い歩道があります。
そこまで行き着ければ冒険成功です。
さてさて、新旧比較の最後は歩道について。
新しい橋には広い歩道がついて、散策が出来るほどのゆったり感があります。
銚子側の取り付け部には人と自転車用の斜路が設置され、車いすでも大丈夫に見えます。これは、今の時代にマッチングしたとても良い施設です。

人に優しい施設ですが、景観としてはいかがでしょうか・・・。
旧い橋の階段と新しい橋の斜路を並べてみると新しい橋のごつい安定感と旧い橋の素朴な階段が対照的です。
新橋歩道の斜路だけでも人に優しい色が欲しいと思うのですが・・・。



最後にそろそろ引退する旧橋のコンクリート階段を紹介してこの項の終わりとします。
時代を象徴する構造物の景観は50年、100年、はたまた500年を想定してみたいものです。
古代の人たちは永遠を想定したのかもしれません。




なお、銚子大橋建設については過去の記事がたくさんあります。
もし、余裕のある方がおられれば、どうぞ・・・。
http://blog.livedoor.jp/gijutunohiroba/archives/51053534.html
no.149 銚子大橋
http://blog.livedoor.jp/gijutunohiroba/archives/51125245.html
no.190 銚子大橋見学(1)
http://blog.livedoor.jp/gijutunohiroba/archives/51128697.html
no.191 銚子大橋見学(2)ケーブル
http://blog.livedoor.jp/gijutunohiroba/archives/51139812.html
no.195 銚子大橋見学(3)伸縮装置
http://blog.livedoor.jp/gijutunohiroba/archives/51151633.html
no.199 銚子大橋見学(4)橋脚
http://blog.livedoor.jp/gijutunohiroba/archives/51152676.html
no.200 銚子大橋見学(5)地覆
http://blog.livedoor.jp/gijutunohiroba/archives/51338078.html
no.251 旧銚子大橋撤去工事
<土木の風景TOPへ>



そろそろ全面開通が近くなりました(平成24年春の予定)。
茨城県側は新しい橋が完成し、すべての供用が終わっています。千葉県側の取り付け部が未完成のため、旧い橋を一部使用しているわけです。
さて、Googleの航空写真は2011年となっていますから、最新版なのかもしれません。明らかに茨城県側は供用開始していることが一目瞭然、旧橋と新橋の接合点は閉じられて新しい橋を使っています。



これで、茨城県側は旧橋や仮設足場の撤去で完了のようです。
さて、千葉県側の取り付け部は旧い橋から新しい橋への切り替えが間近です。秒読みに近いかどうか、銚子土木事務所さんに聞いてみるのを忘れました。



今回のタイトルは新旧の比較です。
耐久性、強度、耐震性、すべてにわたって新しい橋が優れているはずです。並べてみても新しい橋が安定した印象を与えます。




大きな違いは建設時代の背景でしょうか、昭和の時代と平成の時代、社会の発展度合いも違いますし、人に対する優しさ度合いも違っていました。交通量も少ない時代には車と人間・自転車は共存できたのでしょうが、ただいまの状態では歩くのがある種の冒険です。
旧橋には歩道がないのです。
さらに車道も狭い状態で人や自転車は割り込むすき間もありません。
階段から旧橋に上がってみると、この通り・・・スリリングです。


オッと、地元のおじさんは勇気がありますね〜、我々ではこうはいきません!!

供用している新しい橋には広い歩道があります。
そこまで行き着ければ冒険成功です。
さてさて、新旧比較の最後は歩道について。
新しい橋には広い歩道がついて、散策が出来るほどのゆったり感があります。
銚子側の取り付け部には人と自転車用の斜路が設置され、車いすでも大丈夫に見えます。これは、今の時代にマッチングしたとても良い施設です。

人に優しい施設ですが、景観としてはいかがでしょうか・・・。
旧い橋の階段と新しい橋の斜路を並べてみると新しい橋のごつい安定感と旧い橋の素朴な階段が対照的です。
新橋歩道の斜路だけでも人に優しい色が欲しいと思うのですが・・・。



最後にそろそろ引退する旧橋のコンクリート階段を紹介してこの項の終わりとします。
時代を象徴する構造物の景観は50年、100年、はたまた500年を想定してみたいものです。
古代の人たちは永遠を想定したのかもしれません。




なお、銚子大橋建設については過去の記事がたくさんあります。
もし、余裕のある方がおられれば、どうぞ・・・。
http://blog.livedoor.jp/gijutunohiroba/archives/51053534.html
no.149 銚子大橋
http://blog.livedoor.jp/gijutunohiroba/archives/51125245.html
no.190 銚子大橋見学(1)
http://blog.livedoor.jp/gijutunohiroba/archives/51128697.html
no.191 銚子大橋見学(2)ケーブル
http://blog.livedoor.jp/gijutunohiroba/archives/51139812.html
no.195 銚子大橋見学(3)伸縮装置
http://blog.livedoor.jp/gijutunohiroba/archives/51151633.html
no.199 銚子大橋見学(4)橋脚
http://blog.livedoor.jp/gijutunohiroba/archives/51152676.html
no.200 銚子大橋見学(5)地覆
http://blog.livedoor.jp/gijutunohiroba/archives/51338078.html
no.251 旧銚子大橋撤去工事
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