土木の風景

from civil engineers 築土構木、土木技術は社会生活の基盤をささえています。

2013年06月

雨の小向ダム no.396

 梅雨のさなか、小向ダムに寄ってみました。
 さすがに雨量が多く洪水吐きからの越流状態でありました。
 
 新緑も濃くなり、これから夏の様相を呈するようになってきます。

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 なお、南房総市は枇杷の産地です。
 6月がその最盛期、おいしい枇杷が街道にも並んでいます(少し高いですが・・)。
 小向ダムのそばにも黄色い実が見えますが、野生なのかどうか・・・味の保証はできませんが(笑い)。

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 さて、このダムの水色は降雨時に濁ります。
 なぜなら、流域の上流地帯が地すべり地帯になっているからです。
 
 粘土質の地盤からシルト・粘土が洗い流されてきます。
 その水も、洪水吐きを越流して落水すると白く見えますから不思議です。

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 最後は、ダムの上からのぞいて撮影してみました。
 あまり絵になっていませんが、ご容赦を・・・。

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 なお、小向ダムの過去記事は次の通りであります。
 no.221  no.335  no.376

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古民家完成披露 no.395

 千葉県のNPO法人「大多喜みらい塾」が手がけていた古民家再生プロジェクトが完了し、古民家完成披露が平成25年5月25日(土)ありました。
 
 イベントは夜ですから明るいうちからブラブラしてみました。
 地理的な位置はyahooの地図から・・・。

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 夷隅川のそばにあり、周辺は水田が広がる田園地帯です。
 都会の人には良い環境かも知れません。

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 さて、古民家です。
 すでにかがり火も焚かれ、準備はできているようです。
 
 古民家の内部も整備されています。いろりにもおいしそうな匂いがしていますね〜。

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 今宵のイベントは次の通りです。
 ・古民家再生記録の報告とあいさつ
 ・久が原子供会による鼓の演奏
 ・大倉正之助氏の満月奉納
 ・山川健夫氏による詩の朗読


 
 まだ明るいうちに大倉正之助氏のお弟子さんたちが鼓の指導をしています。
 初めて鼓を持つ子供たちばかりです。
 
 皆さん真剣な顔つきです。

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 マイク持ち、録音している黒い服の方が大倉正之助氏です。大勢のお弟子さんを従えて、古民家完成披露にご協力いただいたそうです。

 
 前回は、2011年12月4日(日)に「養老渓谷晩秋のつどいin老川」に同じ形で出演いただいたものです。(→no.327 大多喜町老川小学校)
 子供たちの稽古はうまくいったようで、休止・・・イベントが始まりました。
 
 

 
 まずは大多喜みらい塾・上治信塾長(理事長)より、あいさつと古民家再生の記録が紹介されました。ご苦労が多かったそうです。

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 そして、大多喜町・飯島勝美町長から祝辞と「城と渓谷の町大多喜」の発展を願ってのこうした活動支援を積極的に行う施策を行いたいという、協力要請を含めてのあいさつがありました。

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 さて、いよいよ夜も暮れて、かがり火の明るさが増してきました。
 イベントの始まりです・・・。

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 なお、古民家の再生はなったのですが、これからの活用、維持管理、費用の問題など検討すべきことは山ほどあるそうです。
 地元のためになる活用法を考えたい、という上治理事長のお話でした。
 
 じっくり取り組んで、
 古民家が本当の意味で再生してくれることを願うものであります。


 
  <ウィキペディア記事より>
 大倉 正之助(おおくら しょうのすけ、1955年 - )は、大倉流大鼓方。 15世宗家大倉長十郎の長男として生まれ、小鼓方として父より稽古を受ける。9歳で初舞台。1972年に大鼓方に転向。能舞台での活動の他、国内外の様々なジャンルのアーティストとのライブパフォーマンス活動など幅広く活動。能楽囃子大倉流大鼓方として重要無形文化財「能楽」の保持者に認定(総合認定)。

 関連記事
 no.327 「大多喜町老川小学校」
 no.377 「大多喜みらい塾」
 大多喜みらい塾ホームページ

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