土木の風景

from civil engineers 築土構木、土木技術は社会生活の基盤をささえています。

2013年09月

横浜環状北線見学(1) no.404

 横浜環状北線は第三京浜道路港北インターチェンジから横浜線生麦ジャンクションを結ぶ 8.2kmの高速道路です。そのうち、5.9kmがトンネルになっており、シールド工法で施工しています。
 
 事業者は首都高速道路株式会社、事業費 3、387億円、完成予定年度は平成28年度だそうです。
 
 今回は日本技術士会建設部会の見学会でした。
 まずは、工事現場の囲いの壁にプロのカメラマンの迫力ある写真が掲示されていました。実際はもっと迫力があるものです。

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 シールド発進立て坑の事務所で概要説明と質疑応答があり、首都高速道路(株)の担当職員さんの丁寧は解説を聞き、気持ちはいよいよ地下へ・・・。

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 なお、全体の概要は次の通りです。
 通過する地下は安定した固い地盤(上総層群の固結シルト層)を抜く計画です。
 長距離推進、これは失敗が許されませんがそろそろ到達域まで来ています。
 
 ちなみに掘進の速度は、なんと、残土処分の能力で決まっているそうで、都市部の工事ならではの印象です。排出されてきた土砂を最終的に搬出するのはダンプトラックであります。

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 さていよいよ立て坑へ向かいます。

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 オッと、ちょうどタイミング良くトレーラーが到着してセグメントを搬入するところでした。大きなトレーラーに3個だけ。セグメントは大きくて一個 約9トンあるとか。

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 さて、立て坑に入るのは架設切梁などが縦横に入り組む空間を抜けることになります。階段が幾段あるのかわかりません。底までなかなか至りませんから相当の深さであるようです(後で図面を見ると40m近くありました)。

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 なお、見学を終えて出るときのきつさ・・・息が切れています(笑い)。

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 ようやく底に立ち、見上げると巨大です。発進立て坑ですから大きなスペースが必要というわけです。
 シールドマシーンの大きさは
 外径Φ12.5m、長さL=11.5m、重さは2,000t、
 この縦孔内で組み立て、発進して行きました(見ておりませんが・・)。

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 現在のシールド機は生麦の方にありますからトンネル内の見学はマイクロバスとなります。それは次回へ・・・。

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千葉県土木技術講習会報告

千葉県土木技術講習会
(平成25年度 第1回新技術発表)
  報  告

 先の平成25年8月26日(月)、千葉県県土整備部技術管理課と公益財団法人・千葉県建設技術センター主催の土木技術講習会が開催されました。

 これは、千葉県県土整備部若手技術者、並びに千葉県内市町村の技術者、建設コンサルタントの技術者を対象にして毎年二回(9月と2月)開催されているものです。千葉県庁中庁舎10階大会議室は満席の状況(100名以上)でありました。

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 まず、主催者代表として千葉県県土整備部技術管理課の土屋隆二技術情報室長のあいさつがあり、土木講習会の歴史と意義について、また最大限の活用が意味のあることであるというお話でありました。

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       千葉県県土整備部技術管理課 情報室長 土屋隆二氏
 
 
 演目は午前中と午後に分かれ、午前4社、午後6社の新技術発表がありました。
短い時間の中で熱心な解説、説明が印象的でした。

【午前の部】
 1. のりフレッシュ工法
 2. マイルドベース 他
 3. 高機能セラミック・コンクリート補修材
 4. デュアルシールド工法

【午後の部】
 5. 赤外線サーモグラフィーによる橋梁路面調査
 6. 高強度ネット斜面安定工法
 7. プレキャストパラペット
 8. 防汚型 超耐久車線分離標「ウェーブポスト」
 9. ニューレスプ工法
 10. PP工法 他

 県及び市町村の担当者並びに建設コンサルタント技術者が新しい技術を積極的に採用することが土木技術進歩の一歩になると感じます。前例、会計検査など新技術採用には障害も多い現状ですが、若手技術者に限らず関係者が前向きの姿勢で日々の業務に対応していただきたいものであります。

 なお、千葉県庁のホームページに詳細があります。
 http://www.pref.chiba.lg.jp/gikan/koukyoujigyou/shingijutsu.html

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外環見学・・京葉ジャンクション工事 no.403

 2013.8.7(水)の外環道路工事見学会の第二弾です。
 主催は地盤工学会千葉県グループ、35名ほどの参加です。
 
 京葉ジャンクションは外環道路が京葉道路と交差する場所で、大工事であります。

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 通行止めなど論外のことですから、京葉道路を横に振ったり戻したりしています。
 外環道路が京葉道路の下を通過する形ですから、上下線の京葉道路を横に振ってからボックスカルバートを構築し、その上にまた京葉道路の上り線を戻します。

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 現在は上り線部分の外環構造部が完成して戻し、ただいまは上下線の中間部でボックスカルバートの工事中です。これが完成すると下り線をこの上に戻します。

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 ちなみに、京葉道路上り線真下のボックスカルバートは完成し、次のようになっています。

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 さて、本線が完成した後はどのようになるのでしょうか。
 合流のランプなどは非常に複雑です。

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 掘削して施工できるところはそれで良いのですが、できないところはシールドで抜くのだそうです。
 また一度、見学に来たいものであります。

 
 
 なお、仮設の道路、橋梁も大がかりです。工事用車両が市川市街地を通行することができないので、延々と仮設道路が建設され、ダンプトラックが京葉道路本線へ流れて行きます。もちろん、一台ずつ信号と人間で制御されていました。

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 土木の風景として、仮設道路を並べます・・・。

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 最後は一般部の風景を・・・この場所は三度目でした。

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 *** 画像はクリックして拡大できます。
 
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