ヤンゴン(ミャンマー)上下水道の風景(その2)

***ヤンゴン市の下水道の状況

ヤンゴンの下水道は、イギリス植民地時代のシステムが現在も使用されています。メインコンプレッサーステーション2か所、縦横に張り巡らした下水道管の要所34箇所にエジェクターステーションがあり、唯一の下水処理場に送られています。空気による圧送方式です。

sha-17
[ 写真―17 メインコンプレッサーステーション ]


sha-18
[ 写真―18 メインコンプレッサー ]

コンプレッサーステーションには、1888年建設の名板あります、日本であれば産業遺産指定間違いありません。苦労してメンテナンスしているようです。

sha-19
[ 写真―19 メインコンプレッサーステーション建屋の名板(1888年) ]


sha-20
[ 写真―20 エジェクターステーション ]


zu-2
[ 図―2 下水圧送システム図 出典YCDC ]



***ヤンゴン市内の観光名所

現在一番の観光名所は、アウンサンスーチーさんが軟禁されていた自宅前だそうです。軍事政権時、自宅前まで一切の外国人の立ち入りは禁止されていたそうですが、現在は、道路から写真撮影も可能です。

sha-21
[ 写真―21 アウンサンスーチーさんの自宅前 ]


仏教の総本山シュエダゴォン・パゴダは、約100mの金箔の寺院です。チャット・ジー・パゴダは、約70mの寝仏です。ボージョー・アウンサン・マーッケットは、衣類や土産物の市場です。男性用の腰巻(ロンジー)も沢山売っていました。

sha-22
[ 写真―22 シュエダゴォン・パゴダ ]


sha-23
[ 写真―23 チャット・ジー・パゴダ ]


sha-24
[ 写真―24 ボージョー・アウンサン・マーケット ]


***おわりに

街中では、民主化を歓迎し期待する市民の喜びを感じることが出来ました。数年前には写真を掲示しただけで逮捕されたと云ううことですが、カレンダーが自由に売られています。

sha-25
[ 写真―25 カレンダー売り ]



日本は途上国支援としてODAや技術支援を継続的行っており、国民の親日に貢献しています。国連やASEN等の国際的な場でミャンマーが日本側に賛同の立場をとれば、国益につながりますが、東南アジアにはJICA等の支援を受けながら、中国寄りの国がいくつかあります。
今後どうなるか不明ですが、ミャンマーの国民生活、公衆衛生、交通インフラ等の民主的な向上のため、JICA等が日本方式を押し付けるのではなくミャンマーの文化を尊重し、支援を継続していくことを望みたいと思います。(完)
   (Nov.2016  水道特派員  M.N)

   <土木の風景TOPへ>  <土木の風景分類TOPへ>

続きを読む