都市の交通機関は多種多様、鉄道、道路、高速道路、地下鉄、モノレール、市街電車、バス・・・等々であるが、意外に一般の人が忘れているものに水運がある。
隅田川や運河には水上バスが運行し、遊覧船もたくさん出ている。そちらは有名かも知れない。
秋葉原からお茶の水、九段の方に歩いていて発見した船の活用風景を紹介したい。
首都高速道路・環状線の下(三崎町付近)に河川というか、運河があり、一般廃棄物運搬船が走っていたものである。もちろん、神田川にも運行している。
<運河清掃船>と<運搬船への積載基地>
むかしは、だるま船が曳き船に曳かれて・・・というのを見たことがあるが、今は専用の船も使われているようだ。大都会の道路を廃棄物の車が走るよりも、ずいぶんスマートな運搬方法である。
大阪も同じようだが、運河の発達した都市ならではのシステムだと思う。なお、水上運搬のシステムについてサイトを調べたが、良い資料に行き当たらず(検索未熟!)、「神田百景」に昔懐かしい風景を見つけたのでご紹介。
利根運河の四季
http://www.ne.jp/asahi/noda/tora/index.htm
この中に利根運河物語があります。
河川ではありませんが、東京港は埋立で運河の様を呈しており、災害時のロジスティクスに供することは可能と思います。