「天津ループ橋」として、過去エントリーしてきました。
 今回は、正式の見学会報告です。
 なお、今回の写真はすべてクリック拡大できます。

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 千葉県地質調査業協会の公式行事の一環として、施工者;安房地域整備センター鴨川出張所のご好意により実現したものです。
 
 清澄寺に登る県道81号線は急傾斜、急勾配のカーブが連続し、観光バスなどの通過は困難な状況です。清澄山より先の県道は狭く、バスは通過できません。
 
 平成33年は日蓮の生誕800年記念にあたり、誕生寺や清澄寺は多くの行事を控えており、それまでにはルートの整備を完了する予定だとか。 
 
 さて、ループ橋の全体を過去の記事から写真を借りてきました。

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 現在のループ橋の施工状況は次の通りです。

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 下部工のピアはすでに完成し、現在は上部工(P1〜P3)の施工中。
 さらに連続して、上部工(P3〜A2橋台)の工事が平成21年度内に完了予定です。
 
 これで、ループの基本形態が完成し、床版や舗装などの整備をすれば完了です。ただし、接続のバイパス道路は、その後の施工となるようです。
 なお、橋梁の形式は下部工ピアは深礎杭(φ5.00m)、上部工は鋼製5径間連続ラーメン式箱形橋となります。
 
 
 施工の手順を追ってみますと、
  ピアの頭部に埋設架台を設置し、桁をピア頭部の鉄筋と剛接します(コンクリート)。曲線ですから、方向を間違えたらとんでもないことですが、監督技術者は涼しい顔で「大丈夫・・」というわけでした。

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 ◆‥喘罎侶紊鮖戮┐襯戰鵐叛瀏(鋼製仮設)設置。

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  100t吊りクローラクレーンの登場です。

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 ぁ々場から搬入されて来た桁の接合部分(約30t)を吊り上げて固定設置することになります。一個をセットするのに、短いと2時間!長くとも4時間で出来ると言いますから、何ともプロの技でです。
 それも、監督員さんは、あっさりと語っておりましたっけ・・・。

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 ァ\楾腓論催戮鰺弋瓩気譴襪任靴腓Δ、工場内で一度組み立てて見るそうです。その検査も発注者立ち会いの下、完了したものです。それにしても、一断面100本のボルトを使用するそうですが、すべてがきっちり入るというのは大変です。

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 そこで、ボルトの挿入は人力ですから、作業員がハンマーで調整、たたいたりしています。その音だけが山にこだましていたものです。一連の作業が約半日で終了というのは、やはりすごいことです。

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 入念の準備の上でしょうが、土木技術のすばらしさを実感させられた見学会でした。改めて、関係者各位に深く感謝を致すものです。
 
 なお、清澄寺から見た霧の風景をお口直しに・・・。

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 ループ橋関連記事は次にあります。
 http://blog.livedoor.jp/gijutunohiroba/archives/51169821.html no.208

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