庭に自生している竹が一斉に開花している事に気がつきました。
竹の開花は一般的には珍しいもので、長い周期が言われています。

2007

 

<大百科全書>を見ると、
「開花の周期については30年説、60年説、120年説があり、日本のタケは60年説または120年説が有力である。」とあります。

調べるとマダケは120年の周期なのだそうです。
それでは、このタケは如何でしょうか。大木にはならない笹のような小振りのタケです。それでも、人間の背丈よりはずっと高くなる種類です。

この地に来てから33年、これまでは竹の開花を見ていません。
ということは、このタケは60年周期以上と考えて良さそうです。

2010

 

昔は竹の開花があるとその年は凶年になるという話があったそうですが、関係ないとか・・・こういう竹の開花に遭遇するというのは「幸運」なことと考えることにしましょう。
なお、タケは花の形からイネ科であることが分かります。比較用にイネの花も並べてみました。

2011

 

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<大百科全書より>
〔花〕イネ科は小穂が基本単位であり、その柄、つまり小柄の先が小軸となり、この小軸の上に鱗片が左右二列に並ぶ。その鱗片は花穎(かえい)(護穎)と内花穎(内穎)の2個からなり、そのなかに1個の花が包まれるように入っている。花穎、内花穎および1個の花は一体となり、その三つをあわせて小花という。鱗被(りんぴ)は花弁の退化したもので、タケ亜科では大部分が3個で、ほかの亜科では2個のものが多い。タケ亜科では花序の枝、小花の基部、または花穎と内花穎の間などに関節がなく、そのため果実(穎果)は裸で脱落する。それに対してほかの亜科では花序や花部のどこかに関節があり、そのため果実の大部分のものは花穎と内花穎、または内花穎だけに包まれて脱落する。

〔開花〕タケはめったに開花しないが、開花するときは竹やぶや笹原(ささはら)の一部におこる場合と、全部におこる場合とがある。全面開花では期間が数年にわたり、そのあとはほとんど全部が枯れる。開花の周期については30年説、60年説、120年説があり、日本のタケは60年説または120年説が有力である。開花の原因には、植物自身のもつ周期性によるとするもの、植物成分中の炭素と窒素の割合によるとするもの、栄養の状態によるとするものなどの諸説がある。凶年に開花するというのは迷信である。ササの実は凶作のときなどには食用にされるが、その反面ノネズミが大発生して農作物に被害がおこることが多い。

<一部を抜粋>

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