古い写真ですが、林地を開発して造成する現場で見たものです。
大木が切り株となっていました。
ソーラーパネルも自然エネルギー確保に有用でありますが、大木の林地が消えるのは寂しい限りです。
切り株が星形となって広がっています。安定を求めた樹根成長の結果でありましょうか。幹も中段になってくると収束して丸くなります。
切り株の形状も色々です。樹木に詳しくないので樹種までは分かりませんが、落葉広葉樹は星形が多いようです。強風にも耐えるように出来ていますね。
中には丸い切り株も見られます。
ナラの木でしょうか、緻密な材質がよくわかります。良質な炭が取れそうですが・・・、これは太くなりすぎでしょうか。
杉の木は丸形が定番です。
最近話題になった溝腐れ病があるものとないもの、樹齢は少し違いますが、健康状態がよくわかりますね。樹齢は優に50年以上70年未満くらいです。
なお、2本の樹木が寄り添い、まるで一本の樹木のように何十年も生長してきた切り株がありました。違う樹種のようです。
最後に、3月初旬、春の足音が聞かれる季節ですが、ウメの花が散り始める頃元気に芽を出してくる樹木があります。
ニワトコです。
春はすぐそこに来ています。
令和二年が明るい年になりますよう願わずにはいられません。
新型ウィルスも「少し浮かれた人間に警鐘を鳴らしてくれている」と思い、身を引き締め、そして耐え、五輪もしっかりとやり遂げたいものであります。
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