2006年01月21日

防犯アニメと日本とNYの一斉学力テストの違い

「これからの下校時の安全対策アンケート」にご協力いただきありがとうございました。
1月20日で期限を切ったのですが、最終的に教育ブログが114件、子育てブログが20件、合計134件でした。
最終のアンケート結果がまとまり次第、ご報告させていただきます。


まずは安全対策関連のニュースです。


「防犯力」アニメで学ぶ スカパーなど子ども向け番組
子ども向けに犯罪の特徴や身を守る方法を教える番組「Kin―Qキッズ★おたすK隊」が2月から、CS放送スカイパーフェクTVなどで放送される。コンピューター・グラフィックス(CG)のキャラクターが話し合いながら危険を回避していく内容で、子ども自身の「防犯力」を育てる狙いがあるという。(中略)放送は12回の予定。スカパーとケーブルテレビ向けチャンネル「キッズステーション」で水曜午前8時15分から(日曜午前11時45分から再放送)。DVDとビデオも3月にキングレコードから発売される。




番組みていないのでなんとも言えませんが、とくに未就学児〜小学校低学年までの子どもには、「楽しみながら防犯力が学べる」感じですね。どうせなら地上派でやっていただけるとうれしいかも。


さて、今日はNYの学力テスト事情です。

公立小学校の成績ランキングが発表されるニューヨーク(asahi.com)


兵頭ゆきさんの子育て応援エッセーですが、NYの公立小学校に子供を通わせるママ友達の4年生のお子さんが受けた統一テストに向けて、お母さんが受験ママ並の緊張感を味わったということです。
なぜかというと、その結果が併設のミドルスクールへの入学に大きく関わる仕組みだそうです。

公立小学校の併設なんですから公立中学校だと思うんですが、学業成績が重視されるようです。

それは、親も気合が入るというものです。

日本でも全国学力テストが実施され、その結果を公表するということで、イギリスやアメリカのように学校間の競争意識で、学校の教育レベルをあげていこうというようなことを検討しています。

が、ここで大きな違いに気がつきました。

このNYの例に見るように、公立中学校でも、その入学選抜に学業成績を勘案するということは現在検討されていませんよね。
私の住む区でも数年前から、中学校での学校選択制は導入され、確かに人気の集中する公立中学校もあるのですが、入学する権利は「抽選」で決まります。学業成績一切関係なしです。
もうちょっと詳しく書きますと、まずその中学校の学区内の子供は優先的に入れます。学区外の子供で希望する子供たちが、定員内の枠を争うわけです。定員を超えますと抽選になります。今年はかなりの高倍率だったそうです。抽選に漏れた子供は学区の中学校に行くわけですが、一応補欠制度もありまして、たとえば学区内の子供で私立中学に行く子供さんがいると、その分繰上げで入れます。
そんなこんなで昨年までは、学区外からの希望でも結構は入れたのですが、今年あたりは、補欠の数もものすごく、やばいかも〜ということらしいです。

つまり、公立中学校で学区外の評判のいい学校を希望する子供が入れるかどうかは、学業成績は一切関係なく、「運」のみの勝負です。いくら小学校でがんばって勉強しても、公立中学校に行く限りはまったく関係ないわけです。


NY方式だと、我が子の進むべき中学校が一斉学力テストの結果に左右されるわけですから、親も一生懸命になります。
対して、日本で今考えられているような、学校の成績を公表するだけなら、校長先生をはじめとする学校の先生方や、地方の教育委員会の方々は必死になりますが、親としては、第三者的な立場になってしまいますね。
「学校のお手並み拝見」という意識の方も多いのではないでしょうか?
テストの成績を作っているのは、自分の子供なんですけど、そこが結びつきづらいかもしれません。


学校の序列化にとどまらず、子供のためになるような学力テストの仕組みになることを願っています。


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ワタナベ
都内某公立小学校に二人の息子を通わせる母です。1年間だけですが、イギリスの公立小学校に息子を通わせた体験あり。「同じ小学校でも国によってこんなに違うんだ」というのがブログをはじめたきっかけです。
みんなで考えれば、日本の小学校はもっともっと良くなります。目指せ!世界N0.1の小学校!!

詳細プロフィールはこちら
NPO法人キープラネットの会員です。
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