2007年02月27日
こどもの安全を守る方向性がちょっと違う PART2
またまた大変ご無沙汰しておりました。
ワタナベです。
今日は、以前の記事にコメントをいただきましたので、それについて書いてみたいと思います。
こどもの安全管理についての危機意識が、日本と諸外国で、どれだけ違うかということですね。
時代が急速に変わる中、「こどもの安全」については諸外国並みに考えるべきだと、わたしもコメントをいただいたトンボさん同様に考えます。
ワタナベです。
今日は、以前の記事にコメントをいただきましたので、それについて書いてみたいと思います。
こどもの安全管理についての危機意識が、日本と諸外国で、どれだけ違うかということですね。
時代が急速に変わる中、「こどもの安全」については諸外国並みに考えるべきだと、わたしもコメントをいただいたトンボさん同様に考えます。
ちょっと長くなりますが、コメント前文引用させていただきます。
<引用開始>
はじめまして。とんぼと申します。
我が家も機会があって1年間アメリカで暮らしました。上の子は現地の小学校で
キンダーと1stに通いました。
帰国後、東京の公立小学校の下校時間のあいまいさに驚きました。時には居残りで遅くなったりもします。(親には連絡はありません)
保護者会の日は、こどもは「ひとりでお留守番できるよう教えて置いてください」と言われます。つまり、保護者会の間はこどもは一人で
家へ帰って鍵を開け、留守番するようにと
学校から言われています。
私はそれはできず、保護者会を欠席しています。現在娘は1年生ですが、ほかの公立小学校でも同様なのでしょうか。
<引用終わり>
コメントをいただいたエントリーはこちら。
「こどもの安全を守る方向性がちょっと違う」
「こどもの下校時刻のあいまいさ」
確かにこれはびっくりします。
下校時刻がきっちり決まれば、下校時の安全対策はかなり進むと思います。
イギリスでは1年生から6年生まで、すべて毎日3時15分でした。
このようにきっちり決まっていれば、親が向かえにでるのも、
警察や近所の人がパトロールに出るのも、その時間に合わせてやればいいので、
とても合理的だと思います。
授業時間が足りないということも言われているんですから、
1年生から毎日3時15分ぐらいまですればいいのになぁ、と個人的には思います。
その中で、宿題でやるべきことや低学年なら遊びの要素もとりいれたりすればいいわけで、東京では帰ってきても、安全に遊びまわれる場所も少ないですし、結局塾や習い事にいかせて親の金銭的負担が増えるばかりです。
低学年は4時間授業で給食食べて終わりではなくて、全学年6時間とか5時間毎日やるという前提で、下校は一斉下校にすればいいのになぁと思います。
パートに出る母親だって、今日は突然早帰りとかそういうのがなくなって、よっぽど働きやすい環境になると思います。
どうして変わらないのか、その理由は残念ながらわかりません。
地道に訴えていくしかないのでしょうね。
こういうことこそ、研究授業としてやってみて欲しいものです。
保護者会の件も、残念ながら公立小学校は、どこも似たりよったりだと思います。
私のこどもの学校も、1年生のときに、やたら保護者会が長引く先生で、
うちもこどもだけではまだ留守番できないので、その頃は「校庭開放」ということで放課後学校の校庭で遊んで良かったので、そこで遊ばせていたのですが、
保護者会が校庭開放の終わる5時を過ぎても終わらないのに、
こどもは5時を過ぎたからと、副校長先生から追い出されて、行くところももなく、学校近くのあまりよく知らない公園をさまよい歩いたということがありました。
やっと保護者会が終わって、薄暗くなった校庭に子供の姿はなく、下の子を抱え
おろおろとした覚えがあります。
最近は江戸川区は「すくすくスクール」という制度ができて、放課後もこどもを残しておけるのと、学校側も業務効率化の一環なのか、保護者会は短めにするように指導されているようなので、そのような危険な目に会う事もなくなりました。
でも、その時の保護者会の一件依頼、自分のこどもは自分で守らなければと自覚しました。学校側の言うとおりにしていてもダメですね。
残念ながら、多くの公立小学校は、旧来以前の安全管理意識しかなく、
「保護者会を今までどおりやること」にだけ目がいき、
こどもの安全管理までは、意識が回っていないようです。
とんぼさんのお子さんは1年生ということ。
1年生は学校生活すべてが初体験ですから、事故の発生率もとても高いです。
私はとんぼさんのとっている対応でよいと思います。
保護者会といったって、そんな大切なことはないので
(高学年になるとがくっと出席率が落ちることでもわかるように)
休んでもほとんど支障がないと、私は思います。
気になることがあれば担任の先生に直接伺えばいいのですし。
ただ、学校側に「危険だ!何を考えているんですか!」などと
正論をぶちまけても、きちんと対応していただけない、逆に色眼鏡で見られることになりますので、それは避けたほうがいいと思います。
「まだ日本の学校生活になれていないので、一人で留守番させたことがないので」ということでやんわりと保護者会を欠席する事情をお伝えして、聞きたいことは担任の先生に直接個人面談などで聞くというのをおすすめします。
お母様がたの中にも、そういう事情をわかってくださる、同調してくださる方は必ずいらっしゃると思いますので、ゆっくりと気長に、ご自分のお子さんの安全を守るために、自分が最良と思う方法をとってください。
学校の言うとおりにして、事故にあっても、学校は決して責任はとってくれませんし。
こどもが2年、3年と学年が上がるにつれて、友達と遊んで待っているとか、そういうこともできるようになります。
とにかく1年生の間は、気を使いすぎるくらいでちょうどいいと思いますよ。
日本の学校もとまどうことばかりでしょうが、
少しづつ良くなるように、私たちががんばらないといけないですから、
あせらず、じっくりと取り組んでいければいいなぁと思っています。
<引用開始>
はじめまして。とんぼと申します。
我が家も機会があって1年間アメリカで暮らしました。上の子は現地の小学校で
キンダーと1stに通いました。
帰国後、東京の公立小学校の下校時間のあいまいさに驚きました。時には居残りで遅くなったりもします。(親には連絡はありません)
保護者会の日は、こどもは「ひとりでお留守番できるよう教えて置いてください」と言われます。つまり、保護者会の間はこどもは一人で
家へ帰って鍵を開け、留守番するようにと
学校から言われています。
私はそれはできず、保護者会を欠席しています。現在娘は1年生ですが、ほかの公立小学校でも同様なのでしょうか。
<引用終わり>
コメントをいただいたエントリーはこちら。
「こどもの安全を守る方向性がちょっと違う」
「こどもの下校時刻のあいまいさ」
確かにこれはびっくりします。
下校時刻がきっちり決まれば、下校時の安全対策はかなり進むと思います。
イギリスでは1年生から6年生まで、すべて毎日3時15分でした。
このようにきっちり決まっていれば、親が向かえにでるのも、
警察や近所の人がパトロールに出るのも、その時間に合わせてやればいいので、
とても合理的だと思います。
授業時間が足りないということも言われているんですから、
1年生から毎日3時15分ぐらいまですればいいのになぁ、と個人的には思います。
その中で、宿題でやるべきことや低学年なら遊びの要素もとりいれたりすればいいわけで、東京では帰ってきても、安全に遊びまわれる場所も少ないですし、結局塾や習い事にいかせて親の金銭的負担が増えるばかりです。
低学年は4時間授業で給食食べて終わりではなくて、全学年6時間とか5時間毎日やるという前提で、下校は一斉下校にすればいいのになぁと思います。
パートに出る母親だって、今日は突然早帰りとかそういうのがなくなって、よっぽど働きやすい環境になると思います。
どうして変わらないのか、その理由は残念ながらわかりません。
地道に訴えていくしかないのでしょうね。
こういうことこそ、研究授業としてやってみて欲しいものです。
保護者会の件も、残念ながら公立小学校は、どこも似たりよったりだと思います。
私のこどもの学校も、1年生のときに、やたら保護者会が長引く先生で、
うちもこどもだけではまだ留守番できないので、その頃は「校庭開放」ということで放課後学校の校庭で遊んで良かったので、そこで遊ばせていたのですが、
保護者会が校庭開放の終わる5時を過ぎても終わらないのに、
こどもは5時を過ぎたからと、副校長先生から追い出されて、行くところももなく、学校近くのあまりよく知らない公園をさまよい歩いたということがありました。
やっと保護者会が終わって、薄暗くなった校庭に子供の姿はなく、下の子を抱え
おろおろとした覚えがあります。
最近は江戸川区は「すくすくスクール」という制度ができて、放課後もこどもを残しておけるのと、学校側も業務効率化の一環なのか、保護者会は短めにするように指導されているようなので、そのような危険な目に会う事もなくなりました。
でも、その時の保護者会の一件依頼、自分のこどもは自分で守らなければと自覚しました。学校側の言うとおりにしていてもダメですね。
残念ながら、多くの公立小学校は、旧来以前の安全管理意識しかなく、
「保護者会を今までどおりやること」にだけ目がいき、
こどもの安全管理までは、意識が回っていないようです。
とんぼさんのお子さんは1年生ということ。
1年生は学校生活すべてが初体験ですから、事故の発生率もとても高いです。
私はとんぼさんのとっている対応でよいと思います。
保護者会といったって、そんな大切なことはないので
(高学年になるとがくっと出席率が落ちることでもわかるように)
休んでもほとんど支障がないと、私は思います。
気になることがあれば担任の先生に直接伺えばいいのですし。
ただ、学校側に「危険だ!何を考えているんですか!」などと
正論をぶちまけても、きちんと対応していただけない、逆に色眼鏡で見られることになりますので、それは避けたほうがいいと思います。
「まだ日本の学校生活になれていないので、一人で留守番させたことがないので」ということでやんわりと保護者会を欠席する事情をお伝えして、聞きたいことは担任の先生に直接個人面談などで聞くというのをおすすめします。
お母様がたの中にも、そういう事情をわかってくださる、同調してくださる方は必ずいらっしゃると思いますので、ゆっくりと気長に、ご自分のお子さんの安全を守るために、自分が最良と思う方法をとってください。
学校の言うとおりにして、事故にあっても、学校は決して責任はとってくれませんし。
こどもが2年、3年と学年が上がるにつれて、友達と遊んで待っているとか、そういうこともできるようになります。
とにかく1年生の間は、気を使いすぎるくらいでちょうどいいと思いますよ。
日本の学校もとまどうことばかりでしょうが、
少しづつ良くなるように、私たちががんばらないといけないですから、
あせらず、じっくりと取り組んでいければいいなぁと思っています。
gimukyoiku at 05:26│Comments(0)│TrackBack(0)