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gin
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いえ、わかりません。
これが今手元にある理由、完璧に思い出せません。
・・・とにかくその日、何かの目的でスピーカーが欲しくなり
"でんでんタウン"のオーディオショップを父と巡っておりました。

お洒落なCDプレイヤーやiPodドック付きスピーカー。LPプレイヤーなんかも少し。
なんだか隅でちちこまっているMDプレイヤーに歴史を感じたり…此れでもか~と父と色々漁りましたが、
チョットチョット気になる、横目にチラチラと入ってくる木目の箱。

"Tivoli Audio Model One"

噂には聞いておりました。
「とってもいい音で鳴らしてくれる。これがあれば他はもういらない。」
そんな評価が下り続けているこのスピーカー。
「温もりのある響きだ」
ともよく言われますね。
でもデジタルに慣れている私達の世代には『温かみのある音』と言うのはあまり想像が付かなかったり。
...ゴクリ。一体どんな音なのか。確実に予算オーバーだけど、
とにかく聴くだけ聴いてみよう。と、視聴したその晩、
木目の宝石箱ちゃんは私の部屋に鎮座していましたとさ。



それではレビューです。

1.音。

お店ではModel Oneでjazzを流していました。
まぁ、確かにいい音。ふむふむ。ほうほう。心地良い鳴り方です。
そしてそのまま比較のために、流れてたjazzを取り替えて隣のスピーカーで再生すると。

(・∀・)え?

いやね、誇張なくこんな顔になりましたよ。
ぜんっぜん違う。そのスピーカーだって有名なメーカーで別に安いようなモデルでも無いし
比較対象として間違ったチョイスでも無いと思うんですが
ほんとぜんっぜん違う!なんて言うかな。
知らないくせに、アナログの香りを感じれるんですよ。笑
興奮冷めやらぬ内にModel Oneであれこれ試す私。
特筆すべき感動音質を初めに鳴らしてくれたのは吉田美和のbeauty and harmonyから「つめたくしないで」を再生した時。

david t walkerのゾクゾクするようなイントロ
harvey masonの超超超格好良いスネアのスカっとするリズムと高音の抜け。
jai windingはfender rhodesの和音をごっつい綺麗に鳴らしてくれます。
もう吉田美和は完全にジャズ・シンガーです。

こんな音作り、無いぞ。買うなら今しか、無いぞ。φ(.. )
父と褒めて褒めて褒めちぎってそのままお買い上げ。
持って帰って思う存分慣らしました。

生が得意なら、これが合うだろうとminnie ripertonのlovin' youを再生。
超ハイトーンの彼女の声は全く嫌味なく透き通るように耳に届きます。
いやー、綺麗。広角上がりっぱなしだし。気持ち良い。耳マッサージされてるみたい...。

この音をあえて言葉で例えるとしたら
温度がある、と言うか。
音がひとつの線だとしたら、その周りにフワっと丸い水玉の様な温度がくっついて流れる。
そんな印象です。余計わかりにくいか。笑
そしてこのスピーカー、低域から中域あたりにかなり個性があると言うか芯が強いんですが
だいたいその辺を強調した小さめのスピーカーなんかはわざとらしくイコライジングした様で、ボワ!っと勢い良く出てきた低音さんは行き場所に迷って結局周りを巻き込んでごちゃっとしたまま 消えていく物が多いイメージ...なんかを綺麗サッパリ払拭してくれます。 
各音の抜けが良く、包んだ音をパッと開放してくれます。

そしてその特徴は音源がナチュラルであればある程、素晴らしい音になります。


2.デザイン。

カラーリングは色々あれど、全て木目調で統一。
優しい音作りとウッディな見た目がバッチリなんですよね。
また元々ラジオ機として作られていることもあり、全面にでっかいアナログチューナーがあるのがニクいです。


3.総評。

DTMな音も良いけど、やっぱり生っていいなと再確認。
今は色んな音源で楽しんでいます。
しまいにテレビの音までModel Oneで聴いちゃってます。Tivoliバンザイ。笑

最後にもう一つ。作り方として、イヤホンのER-4Sに発想が似ているな、と。
あちらも周波数特性なんて確か意味わかんない数値で超特殊ですが、下から上まで綺麗に再生してくれ、
ずっと名機として活躍。
こちらもそんなデジタルな数値は無視して時代に流されない、色褪せない「イイ音」を目指して作られたと思います。
結果として、ミラノのブルガリホテルには全室このmodel oneが設置されているらしいですね。


はぁ、今日はslyのque sera seraをiTMSで購入したので、早く帰って響かせたいなぁ~・・・。