猫背日記

ミシンのある生活。サッカーを見る生活。

今日のカーネーション/アイビー北村。

はいこんにちは。今日はちょっと早めに感想書いてみます。

・北村、チンピラファッションを卒業してアイビーに。清々しい程の似合わなさ。

・糸子にメンズ雑誌"紳士世界"のアイビールックの写真を見せられた恵さん。「この頃は男の子でもきれいな子が多いねぇ♥」。そうでなくて服を見ろと言われて「きれいな子は何着ても似合うねぇ♥」。め、恵さん...。

・男のオシャレというものがどうも気に食わない糸子。アイビールックって今見ると「真面目なおぼっちゃん」風だけど、当時はこの程度のお洒落でも「チャラい!」って感じだったのかなあ。でも糸子よ、「こんなんでだんじり曵かれへん!」って、この格好では曵かんだろー。

・北村「産まれてきたんやから、オシャレしてええやんけ」。糸子ほぼ聞いてない。

・卒業した優子が、店を継ぐつもりで岸和田へ戻って来た。昭和34年、皇太子殿下御成婚の祝いののぼりが商店街に。新婚旅行ちっくな優子の服も、美智子様ブームの影響か。

・夕飯の席で優子が「友達が泊まりに来る」と、写真を差し出す。糸子以外の全員は「友達=彼氏」とすぐ理解するが、糸子は「ひとりだけじゃなくて、何人か連れて来てもええんやで。布団はあるし」優子「えっ」糸子「えっ」。あの聡子でさえも察したというのに...。

・「このおばちゃん達4人は、すぐ分かったそうです」←ああ、ついに昌ちゃんが「おばちゃん達」で一括りにされてしまった...。独身なのに...。

・で、優子の恋人、梶村君登場。爽やかなおぼっちゃん風。喋り方もそれ風。しかし「結婚したら自分が大阪に住むから、仕事を何か紹介して欲しい」って、それはなあ。優子も優子で「うちのお母さんは顔が広いから」って、なあ。ぴしゃりと断る糸子、もっともだ。そうよ、女が何でもかんでも男に用意してやってたら、いずれは駄目になるのよ。周防さんの時のよーにな...。

・しかも「人んち泊まるのって苦手だからサ」と、優子を残してさっさとホテルに泊まる梶村君。婿養子になろうかって男がそれではいかんだろう。全然覚悟のない梶村君、きっと糸子の一番嫌いそうなタイプですが、さてこの先はどうなるのか。

・そして東京では、直子が風邪でダウン。なんか、部屋が物凄い事になってます。魔女部屋か? そこへ、千代さんが颯爽と登場! べそべそと泣きつく直子。直子にとっては千代さんが"母親"のような甘えられる存在なんですね。糸子は実質"父親"だから。子供の頃の直子が、千代さんと枕投げをして遊んでいたのを思い出しますよね...。

・ふたりで布団を並べて就寝。直子の部屋を「神戸箱みたい」と言う千代さん。神戸箱、ありましたねー。そうか、貞子さんはもう亡くなったんだ...。糸子が、思う存分甘えられる存在だった貞子さん。「おばあちゃん、長生きしてな」「まかしとき」は、糸子と貞子さんも交わしたやりとり。ピーピーとすぐ泣くお嬢さんだった千代さんも、今は、直子にとっての"貞子さん"になったんだな...。泣けました。

それでは、またね。

今日のカーネーション/直子、ジュンコ化。

こんばんは。このブログのアクセス解析によれば、最近は「カーネーション 直子」が検索ワードのトップに躍り出た模様です。この間までは「カーネーション 周防さん」だったんですけどねー。直子がついに周防さんを追い抜いた! ...というわけで、検索してこのブログに辿り着いてくださった方、ようこそいらっしゃいました。最近はもう、カーネーションの事しか語っていない猫背日記です。

・糸子の店に、サックドレスを作って欲しいというお客が増えてきた。東京で人気のサックドレスは、糸子の予想に反して大阪でも大人気。と、気付いた時にはもう遅い。結局、糸子がデザインして北村の工場で大量に作った「キュッ、フワッ」な服は、時代遅れと酷評されてさっぱり売れず。流行を読み違えた、時代についていけなくなった自分がショックな糸子。

・敗因は自分にあると北村に頭を下げる糸子。痛み分けじゃ、と酒をあおってごまかす北村。ここの北村、良かったですねえ。謝罪する糸子にまっすぐ見つめられて、ちょっと目をそらす。「やめてくれや、わいはお前に謝ってなんかほしないんじゃ...」とでも言いたげな。物凄く自然な表情で、ほっしゃん。すごいなあ。しくじった糸子を許すのは、惚れた弱みもまああるんだろうけど、北村は基本的に情の厚い男なんだなあ。糸子がたとえ男でも、自分が信頼していた人間なら、北村は結局許したと思うなあ。糸子はやっぱり、また1から頑張っていくしかないんだよね。頑張ってくれ、糸子!

・その頃東京では、直子がひたすら卵をスケッチしている。だんじり、スケッチ、ハサミ、ミシン。ひたすらまっすぐに、騒がしく、止まる事なく突っ走るもの。子供の頃から自分の中にある、それは直子の原点のようなもの。そして卵が割れて、殻を破って、直子は自分を表現する術を見つける。ここの演出、凄いですねえ...。

・夏休みになり、直子が男友達3人を連れて帰省。久々に岸和田に帰って来た直子は、クレオパトラのような極太アイラインに真っ赤な口紅、原色グリーンのシャツ(なんか所々つまんでるー!)に紫色のパンツ(左右で丈違うー!)、そして糸子が買ってくれた赤いバッグ! 出たー、コシノジュンコ!! いやー、今見ても思わず「ん?」と振り返ってしまういでたちだ...。そりゃ糸やんも驚くわ。大丈夫か、木岡のおっちゃん。ショックでまた老いてしまったのでは(笑)。

・トンカツをモリモリ食べる直子。中身は確かに直子のようだが...。糸子は呆然としながら「お化けや、お化けがトンカツ食べてる」。わはははは! 確かに、これって東京へ行った娘がレディー・ガガになって帰って来たようなものでしょ。ていうか現代なら「ガガ様かー」って思えるけど、昭和30年代半ばにこれだからなあ。形容する言葉がみつからない...あ、「お化け」か(笑)。

・しかしもっと凄いのは、直子のこの格好は決して「若気の至り」「気の迷い」ではなく、この先もずーっと基本このスタイルを貫き通すという事だな。

・斉藤君達にせがまれて、立体裁断を実演してみせる糸子。かっこいいなあ。でも、直子が見てる。じっと見てる。恐い。直子は、今度は母親である糸子をライバルとみなしたのでしょうか。恐い。

ではまたねー。

今日のカーネーション/

こんばんは。また寒い...っ!

・入学式の日(そうそう、昨日の放送から微妙に気になっていたのですよ、もう学校は始まっているのかまだなのか...)。やっぱりセーラー服を着て、仏頂面で出かける直子。が! 優子が帰宅すると、アパートに男の子が! 学生服を着て、画集を見ながらモディリアニの絵の素晴らしさについて直子に熱弁をふるう斉藤君。さあ久しぶりに来ましたよ、イケメンの方言男子が! 今度は東北出身か? モサモサの頭がかわいいですねえ。

・その頃糸子は、北村と組んで例の生地を使う事を組合長に報告に行き、3人で楽しく前祝い(もうどぶろくみたいなお酒じゃなくて、洋酒なんですね)。でも、トラペーズ・ラインの事がやっぱり気にかかる...(恋か?←違う)。若いサンローランのデザインを良いとは思えないけど、もしかしたら良さのわからない自分が間違っているのか。

・自分が若い頃はどんなだったろうかと、玉枝さんに聞きに行く糸子。21歳の頃の自分は、店を立ち上げたはいいけど暇で、自分で店を改造しようとしてみたり、無理な仕事を請け負って膝を痛めたり、祝言の当日も仕事をしていて倒れて大遅刻して、奈津に罵声を浴びせられたりと散々な思い出ばかりがよみがえり、結局「21歳の自分は、アホやった」という結論に至る。回想シーンの、若い頃の糸子が本当に若い! そして今の糸子は、ちゃんと老けていると改めて実感。やっぱりオノマチさんすごいなあ。

・やっぱり自分が良いと思った方で行こう! と決意して、「キュッ、フワッ」なデザインを北村に指示する糸子。そうなのよ、流行に左右されずに自分の感覚を信じてって、そこだけ聞いてると良い事のようにも思えるんだけどね...。しかし、昨日の放送では「サンローランなんて!」とタカをくくっていた糸子が、今日はその自信が少しずつ揺らぎ始めている。その度に見ている私達もハラハラする。ああ、渡辺あやせんせいに持って行かれている!

・一方東京では、また直子の男友達が増えていた! その上原口先生まで来た! ブツクサ思いつつもてなしてやる優子。偉い、さすがお姉ちゃんだ。と、直子が素直に感謝するはずもなく、結局ふたりは皆の前でまた大喧嘩。優子のキレっぷりが凄かったですね。普段はウザい位にすましたお嬢さんを装っているのに、直子と喧嘩すると関西弁丸出しの地金が出まくりになってしまう。この「ウザさ」と「ボロが出た時のみっともなさ」、新山さんはイキイキと演じていると思います。

・それにしても、生卵が割れる喧嘩ってどんなんだ。どこから出て来たんだ、生卵は...(あ、デザイナーの「卵」とか?)。そして、黙ってひとりで部屋を片付けている斉藤君...いい子だな、君は。

・直子は、サンローラン風のサックドレスを自分で縫って着ている優子を「よう他人がデザインした服をヘラヘラ笑って着てられるな!」と痛烈に批判する。そうか、直子がずっとセーラー服だったのは、「なんとか風の服」とか「だれそれのデザインっぽい服」とかを一切否定していたからなのですね。人真似ではない、これが自分だと言える服。それが表現出来るまでは、直子はセーラー服を着続けるつもりなのでしょう。うーん、凄い自意識と覚悟。ついこの間まで横縞のチョッキにチェックのスカートだったのに(あっ、そんなん言ったら直子に殴られる!)。

・確かにデザイナーとはかくあるべし、ではあるんだけど、それにしてもこのかたくなさは凄い。きっと直子は、サンローランを本気でライバルだと思っている。そして、自分の中にある「何か」をまだうまく形や言葉に出来なくて(そりゃそうだ、入学したばっかりなんだから)、「面構え」が出来ていない自分が、まだ何者でもない自分がもどかしくて苛立っているのですね。その苛立ちのとばっちりに遭うのが、一番身近にいる優子なわけで、やっぱり優子が気の毒だ(笑)。

・「もう限界です」と書かれた優子からの手紙を読む糸子。でも、糸子がその手紙の中で気にするのは、トラペーズ・ラインの件。まあ、糸子からすればこの娘達の喧嘩は今に始まった事ではないからな(笑)。どうする糸子、「キュッ、フワッ」で行くのか、サンローランの流行に土下座をするのか!? 明日はどっちだ!

という感じで、ではまたね。

今日のカーネーション/周防さんならこう言う、か?

こんばんは。寒いっすねー。

・東京の優子から手紙が。直子は新しい生活に苦戦中の模様。着たい服がなくて外出しない、ならばと優子が友達を連れて来ると、またセーラー服を着て一言も喋らない...面倒くさい奴だなあ(笑)! 優子はそんな直子について「まだ東京に馴染めていないから」と考えているけど、多分それだけじゃなくて、直子の中には、どうしても表現したいもの、情熱のようなものだけはあるのに、それを実際に形にする術がまだわからなくて、それで足掻いているんだろうなあ。

・でもまあ確かに、優子の着ている水玉のお嬢さんワンピースは、直子には似合いそうにもありませんね。優子はスマートなシティ・ガールだけど、直子は泥くさい芸術家なのだ。

・高校生になった聡子は、期待のテニス選手として新聞に掲載される。でも糸子は、組合長から紹介されたフランス製の生地の事で頭がいっぱい。...まあ普通はグレるよね、聡子。元々マイペースな性格だし、糸子以外の周りの人達がいっぱい褒めてくれているから(昌ちゃんなんか廊下を滑って来てくれたぞ!)、それでうまくバランスがとれているのかな。

・レディメイドの仕事が順調な北村から、大きな仕事をしたいと言われて、一緒に組む事にした糸子。これなら例の生地も大量にさばける!...でもやっぱり、これまでのディオールらしい路線の方が売れる!と、かたくなにサンローランのトラペーズ・ラインを否定する糸子。あーあー、ええのかそれでー? なんかもう、失敗の予感が漂いまくってるんですけどー!

・繊維組合での女性同業者達との会話でもそうなんですけど、糸子は若者のする事を「奇をてらっているだけ」と決めつけて、新しいものを受け入れようとしなくなっている。糸子だって、かつては善作の呉服屋を否定して、洋装店を立ち上げたというのに。これまではどんどん攻めの姿勢でやってきたけど、今は自分が良しとするものに固執し過ぎている。それはもう安定ではなくて、停滞だ。トラペーズ・ラインを批判する時の口ぶりは、まるで善作のそれと同じになってきている事に、糸子はまだ気付かない。

・今ふと思ったけど、以前のディオールにこだわる糸子ってアレみたい、お化粧が「自分が一番きれいだった頃のやり方」でストップしてる女の人...こ、怖い!!

・でもまあ、時代の流れに敏感でいるって、難しい事ですよね。見ているこちらは歴史として知っているから「糸子ー、そうじゃないこっちこっちー!」と思えるけど、まっただ中にいるとそんな分かりやすいものではない。ファッションの流行なんて、何が当たるか一種バクチみたいな所もあるし、ましてや、自分が偉くなればなるほど、自分の哲学が邪魔になる事だってあるし。

・ふと思った事その2。トラペーズ・ラインを否定する糸子を、もしも周防さんが見ていたらどう思ったかなーなんて。いやこの先実際ドラマに出て来るとかじゃなくて、もしもの話です。専門は紳士服だけど、元々センスはあるし、勘も良いし、「ん?」とか思わなかったかなーとか。「小原さん、鈍ってきていませんか?」(←各自長崎弁で再生してください)とか。どうかなー。

・なんにせよ、カフェ太鼓での糸子と北村の商談は、まるで悪代官と悪い商人のようであった...。そのうち黄金色の最中でも出て来るのではないかと...(笑)。

それではまた!

今日のカーネーション/サンローランのアッパッパ。

こんばんは。今日はいろんな伏線張りまくりの回な気がします。

・高校を卒業した直子、上京前に垢抜けねば!と安岡美容室でパーマをかけようとするも、糸子にバレてパーマ中止に。そういえば私が10代の頃は、高校を卒業するとパーマをかける子が多かったなあ(今でもそんなもんなのかしら?)。かくいう私も、かけましたよパーマ。美容院に行ったら、同じクラスだった女の子がやっぱりパーマをかけに来てて、ロットびっしりの頭が恥ずかしかったのか「嫌っ! 見ないで!!」って言われました(笑)。

・同じく安岡美容室にて、玉枝さんから差し出されたかりんとうをわし掴みする直子。遠慮のない子だ。

・聡子の中の人が変わった! しかし相変わらず体操服だし裸足だし。だがあのスラッと伸びた脚...。「ネジが1本どころか5本位抜けてる」ってヒドイ言われようだ。北村には「拾い食いすんなよ」って言われてるし。

・ディオールの後継者・サンローランが発表したトラペーズ・ラインのワンピースを「こんなん、アッパッパや!」と一刀両断する糸子(と八重子さん)。糸子の、婦人服の流行への感覚が鈍ってきているという不吉なフラグなんですが、糸子の物言いがあまりにも「大阪のオバハン」なので可笑しい。サンローランを若造扱いだ! まあ実際若いけど。でもそう考えると、イブ・サン=ローランの才能を認めたディオールは、物凄く柔軟な考えの持ち主だったんだなあ...。

・小原家を訪れた北村、糸子にサンローランのトラペーズ・ラインの話をして驚かれ「常識でしょう?」←何故か気取って標準語になっている。

・北村に「今夜はイカの塩辛がある」と言う千代さんに「こいつに食わせる塩辛なんぞない!」と語気を荒げる糸子。まあ、どうせ結局北村はご相伴にあずかるのだろうけど。そして、糸子はまた手酌で呑むのであろう(オッサン...)。

・上京当日の朝も「着ていく服がない」とフテる直子。あー、これもわかる。私も専門学校(大阪でした)の入学式、何を着ていくか悩んだものさ。服飾系だしさ、そこはやっぱり「おっ」って感じの格好をしたいと思ったのさ。パステル系のスーツとかじゃなくてね。それで結局、古着のワンピースとジャケットのセットで行きました。そしたら意外と皆、普通のスーツの人が多くて、あと前髪を鶏のトサカのように立てたソバージュの人も結構いて(そういうのが流行っていた頃の話です)、「あれ、普通や!」と拍子抜けした事を覚えています。わー、ドラマと関係ないー。

・直子が東京へ旅立ち、ガランとした子供部屋でひとりたたずむ糸子。いたらうるさいけど、いないと淋しい...。直子のノートに、直子らしい豪快な筆致で名前が書かれていて、勉強得意じゃなさそうだなぁと思ったりしつつ(笑)、切なくてきれいな夕暮れのシーンでしたね。

・で! ついに小原家にテレビ導入! 3姉妹が揃っている頃にテレビがあったら、絶対優子と直子でチャンネル争いしてテレビが壊れてるな。

・皆で楽しく「のど自慢」(だっけ?)を見ながら「高原列車は行く」を合唱。木岡のおっちゃんがいる!...なんかもう、おじいちゃんだなあ...。木之本のおっちゃんはまだまだ若いのに...。

ではまたね!

今日のカーネーション/直子の脅威

こんにちは。今朝は大幅に寝坊しました...くっそぅ油断した...。

いやー、それにしても今日のカーネーションは怖かった! 原口先生の助言で、直子が服飾の道に進む事を決意! 才能ある妹の宣戦布告に畏怖する優子...。いやー、怖いわ直子。北村じゃなくても言うよ、「姉ちゃんや母ちゃんとも争う事になるんやで」って。でもそれに対して直子はニヤリと「楽ちゃう方が、オモロイ」。糸子がデパートの制服を作っていた時の善作さんの「そっちの方が、オモロイ」は、おおそうじゃ!と見ているこちらもワクワクしたものですが、直子のそれは凄みがあって、怖かったなあ。すんごい存在感!

今まで散々優子の小賢しさやウザさ、浮かれっぷりを見てきたので、直子の宣戦布告は痛快に思える部分もあるけど、でも優子も可哀想だよなあ。悩んで考えた末に絵を描く事を諦めて、やっとこれだと思えるものを見つけたのに、才能ある妹が乗り込んで来た。今度は優子が、自分の大切なものを持って行かれる事になってしまったわけで。「これは私が先に見つけたのに!」って思うよね。でも直子は、順番とか遠慮とか全くおかまいなしだもんな。そういえばこのふたりは、子供の頃からそうやって喧嘩してましたね。優子は「またか!」と思っているかもしれない。そりゃ標準語も忘れて岸和田弁に戻るよ。

結局原口先生は、千代さんが心配していたような人ではありませんでしたね(笑)。そしてやっぱり、褒めて伸ばすタイプの先生でした。店の生地を褒められて、糸子も上機嫌だ。掴むのうまいなぁ。美術・芸術の話になると止まらない、純粋に美を愛する先生。でも、直子に服飾の道を勧める事は、優子と競り合う事になる(そしていずれは母とも?)というのもわかっているわけで、やっぱりこの原口先生も、なかなかのものではないかと。

しかしまあ、この設定って、「切磋琢磨しながらも、お互いを認め合って、お陰でふたりとも出世出来ました〜」(あるいは「負けないわよ!(キラッ)」「こっちこそ!(ニコッ)」とか)みたいな爽やかで前向きなドラマにも出来るのに(最終的にはそうなるとしても)、ここまで姉妹のドロドロを(そして多分この先は親子のドロドロも)前面に打ち出すって、ある意味周防さんとの不倫パートの時よりも朝のお茶の間向きじゃないよ! 攻めのドラマだなあ。

でもただのドロドロドラマじゃなくて、笑える要素もいつも必ず用意されている所が好きです。今日だったら「千代さんのすりこぎ使い」とか、「千代さん口開けて寝てる」とか(探してみよう)、「聡子が黙って北村のホットケーキをねだる」「そして空になった自分の皿を北村によこす」とか(笑)。やっぱり笑いは必要ですよ、大切ですよ。

さらに来週の予告では、ついに糸子が時代に乗り遅れていると感じる事になる模様。ハイ来た、来ましたよ! いつか必ずやって来る、娘達に追い越される糸子をどう描くのかなあ。それから、直子のコシノジュンコ完コピ(笑)(←今週既に、日に日に似て来てると思ってはいたが...)、北村のアイビールックも見逃せないわ! そして、聡子の覚醒はいつなのか!? 楽しみだー。
ではまたね。

今日のカーネーション/周防さん生存確認

こんばんは。やっと週末...今週は長ーい一週間だったなあ(個人の感想です)。

・優子が帰って来た! 垢抜けてる! 標準語! うわー、イラッとくる! 多分あれだな、学校の友達には「今度の休みは、大阪に行ってくるわ」って言ってるな。「帰るわ」じゃなくてな。痛いなー。そういう年頃なのよ東京デビュー。きっと満喫してるんだよ東京ライフを。良かったな、優子。でも君、相当痛い子やで(笑)。

・というか、だから優子役に新山千春が選ばれたのか、と思ったり。こういう役、似合ってる(←褒めてる)。

・そして、自分が佳作だった絵画コンクールで大賞をとった直子に「長女の私が家業を継いであげるから、あんたは好きな事を思いっきりやりなさい」って、物凄い上から目線の優子。でも、自分よりも絵の才能がある直子に本当は嫉妬もしている。強がりゆえに長女風を吹かす。直子も直子で相変わらず姉への競争心がメラメラ。き、君達もう会話しない方がいいよ(ハラハラ)。

・優子がやたらと原口先生原口先生と言うので(知らんがなそんな先生)、もしや、と仲を勘ぐる千代さん。糸子に「お母ちゃんは美人やったさかい、若い女には皆、男が寄ってくるもんやと思てるけど..」と言われて「ええ〜、寄ってこないの〜? よくわからないわ〜」という感じの表情。く、くそぅ。でもまあ、千代さんも恋愛方面では妙に勘が鋭いからなあ。どうなんでしょうか。

・久しぶりに繊維組合に顔を出した糸子に、組合長が周防の近況を話す。周防ファンの皆さん、周防さんは生きてましたよ! 良かったですね!(誰も死んだとは思ってないだろ) でもまあ正直な所、周防さんはもう出ない方が自然ですよね。ドラマ全体の事を考えたら、回想シーンすら必要ないでしょう。糸子は前に進むために周防さんと別れたんだから。「周防さんはその後、テーラー周防で頑張って仕事してる」で充分ですよね。

・とはいえそれでも周防さんの姿を拝めなくて寂しい皆さんに朗報です。2/17(金)のNHK「スタジオパークからこんにちは」は、周防さんこと綾野剛さんが出演らしいですよ(twitterじょうほう)! 皆で金髪の周防さんを見よう! 私も録画する(笑)!

・えー、本筋に戻りまして、糸子以外にも洋装店の女主人達が登場。今週に入ってからは、3姉妹が話の中心になっているので、これはこのまま娘達の成長物語にシフトされていくのかなあと思っていたのですが、どっこい糸子にも同性の同業者仲間が増えて、ますます強くなるし、成長もしていくのだなあ。

・皆でディオールの話で盛り上がったり、舶来品の生地サンプルを見て意見交換したり(そして北村が糸子の周りをちょろちょろして邪魔にされたり)。女性がいよいよ本格的に社会に出て来るのですねー。さすがに皆さん、スーツ姿が素敵。私は特に、カフェ太鼓で糸子の正面に座った人(画面から見て左手前)のグリーンのジャケットが好みだったなあ。

・ところで最近、木岡のおっちゃん影が薄いですね。いや、昨日のだんじりの宴会の時はちゃんといたけど、今日のカフェ太鼓でTVを食い入るようにみつめるおっちゃん達の中にはいなかった。前なら木之本のおっちゃんとセットで絶対いたのに。老いてきているという事なのかなあ。寂しいなあ。

・最後に優子が崇拝する原口先生登場。どんなシュッとした紳士が来るかと思ったら...えーと、あの、褒めて伸ばすのがうまい先生っぽいですね(笑)。

ではまた!

今日のカーネーション/ドロドロ姉妹。

こんばんは。寒い!寒い寒いっ!! でもカーネーションの世界は9月。

さて、洋裁学校に通い始めた優子。周囲の人達から、親の跡を継ごうとしている感心な子と持ち上げられ(という事は洋裁学校への進学を選んだのは優子本人だったんですね)、まんざらでもない優子は、熱心に洋裁の勉強をする。優子の「優」は、優等生の「優」なんですねえ。

やがてだんじりの日、優子は糸子に、洋裁学校の先生から東京の学校を勧められた事、高名な先生に自分のスタイル画を見てもらったら、是非東京でもっと本格的に勉強するようにと返事をもらった事を話す。そして、今度こそ本気でやりたい事が見つかったから、東京の学校に進学させて欲しいと土下座する。スタイル画を見て、優子の才能を認めた糸子は、東京行きを許す。

「めでたいだんじりの宴会の席」で、「近所の人達(皆、優子の味方)も揃っている状態」で話を切り出す優子の小賢しい一面が出ましたね。勿論、糸子はどんな状況でも駄目な時は駄目だと言うだろうけど、それでもなるべく自分に有利な雰囲気で大事な話をしようという所は、狙ってないとしたらある意味鈍感なんだよなあ。直子は、優子のそういう所も気に食わないんだろうなあ。直子の「直」は、直球の「直」だからなあ(...多分)。

そして、優子が東京へ行く日。間違えていつものバッグを引っ越しの荷物と一緒に送ってしまったという優子に、糸子がその辺に転がっていた直子の赤いバッグを渡す。皆で見送っていると直子が2階から物凄い勢いで降りて来て、優子からバッグをひったくる。地面に転がり、取っ組み合いの大喧嘩をするふたり。「うちがお母ちゃんから貰たんや!!」奪い返した赤いバッグを抱いて、部屋でひとりで悔し泣きをする直子...。

いやー、なんか内館牧子のドラマを見ているようでしたね(笑)。「思い出に変わるまで」とか「週末婚」とかの、ドロドロ姉妹のやつ。直子は以前、自分は姉と違って本気で画家になるんやと豪語していましたが、本当は優子に勝ちたいだけなんだよね。そしてやっぱり、糸子に認めてもらいたいんだなあ。だから優子が美大行きを諦めて、やった勝った!と思っていたのに、負けたはずの優子は新しいやりがいを見つけて充実している。皆も相変わらず優子にちやほやしている。その上、母親の糸子は自分にくれたはずのバッグまで優子にあげてしまう。直子は、自分の大切な物を優子がなにもかも持って行ってしまうと思ったんだろうなあ。

私はふたり兄妹の下の方なんですが、父方の祖母にとって私は初めての(というか唯一の)女の孫で、家が自営で両親とも仕事で忙しかった事もあって、小さい頃は祖母にとても可愛がられて育ちました。「本来は気が強くて男勝りの人だったのに、(私)に接する時だけは声色が変わってお上品で優しいお婆さんになってて可笑しかったわー」といまだに親戚に言われます。まるで、初孫の優子にメロメロになっていた善作さんのようです。そういう意味では、私は優子的スタンスの人間だったわけです。でも、なんだかんだいって母は私よりも兄の方が可愛いんだろう、という気持ちも常にありました。そして、人の親になってはいませんが、とりあえずいい年の大人になった今は、「まあ、親ってあんまり深く考えてないよね。そんな事より毎日忙しいしね」とも思います(笑)。

内館ドラマを見ていると、お互いに「自分は絶対に姉(or妹)に勝たなければ! 姉(or妹)よりもずっとずっと幸せになってやらなければ!」とメラメラ憎悪の炎を燃やす姉妹に、そうやって同じ土俵に上がり続けている限り、その呪縛からは逃れられないのだよ、そんな不毛な争いはとっとと降りちゃった方が得策だよ、と言ってやりたくなるのですが、しかしカーネーションの直子の場合、優子に勝ちたいというのが原点というか、原動力だからなあ。実際その後成功してるしなあ。ドロドロ姉妹ドラマの、新しい形かもしれない、これは。

そして今日もおもろい我らが聡子(笑)。左右違う靴を履いて学校に行こうとして(やっぱり靴下履いてない)、木岡のおばちゃん達に「靴が左右で違う」と指摘されて、「あ、そうか、左右逆に履いちゃったか」って違うー! ...この子も大きくなったらデザイナーになるというが、一体どうやってその道に目覚めるのだろうか。その段階で人並みに葛藤が生まれたりするんだろうか。あの、聡子に!! スゲー楽しみ!!

その他、気になった事。
・神戸の勇くんからチョコレートが送られてきて、「お母ちゃん、子どもらのおらんうちに食べよ!」相変わらず甘いものは人に譲らない糸子。ていうかあのセリフはもしかしてアドリブか?
・宴会の時の優子の「素晴らしい才能や、是非来なさいって言って下さったの!」。「是非〜」以降いきなり発音が標準語になってますけど! あれは既にその気の優子がもう東京にかぶれてるって事でいいのかな。ちょっと、カクッとなっちゃいましたけど(笑)。
・小原洋装店のショーウィンドウのボディが、顔つきのマネキンに!(それだけです)
・木之本さんちの志郎さん、妙にいい身体。

それではまたね!

今日のカーネーション/ミチコロンドンの思い出

こんばんは。月曜の放送で、直子があんまり美味しそうに芋けんぴを食べていたので、私も今日、ついコンビニで買っちゃいましたよ芋けんぴ。あれ、食べ出すと止まりませんね...(1袋/95gあたり475kcal)←ヒィィィィ...。

それにしても聡子面白いよ聡子。学校の成績は体育以外は1か2だし(その成績表を見て大ウケする糸子も糸子だ)、母と姉が冷戦状態で食卓の雰囲気ちょっと気まずいのに、なんかひとりでまさおくんが犬に噛まれた話を延々としてるし(千代さんがつき合ってくれてるけど)。

実は私、服飾系の専門学校生だった20年ちょっと前に、聡子のモデルであるコシノミチコさんの講義を受けた事があるのですよ。うちの学校では、ファッション業界で活躍している方を講師に招いてお話を聞くという特別授業が年に2〜3回あったのです。

コシノミチコ=ミチコロンドンといえば超有名ですから、学生の我々としては、どんなお話を聞かせていただけるのだろうとワクワクしていたわけですが...本物のコシノミチコさんは、なんというか、正直言って話がうまい方ではなかった(笑)。小声でボソボソ喋るし、話の内容もあっちいったりこっちいったりで、「要するに何が言いたかったんだろう...」という感じでした。ご本人は「ちょっと今日は時差ボケで...」と仰っていたのですが、確かにものすごくぼんやりしていらっしゃいました。
学生の質問に対してもぼんやり、のらりくらり...という感じだったので、さすがに教室がちょっとこう、冷めた雰囲気になりまして、ずっとコシノさんの横についていたマネージャーらしき男性がそこで「すんません、この人アホなんです」って仰って、それで余計に我々学生は引いてしまったという(笑)。「大丈夫か?この人」って。「なんか、酔っぱらってる?」とか。私は、「何かを成した人が皆、喋るのもうまいとは限らないんだなあ」と思いました。

もしも当時カーネーションが放送されていたら、マネージャーさんの「この人アホなんです」で教室がドカーン!とウケたかもしれないですけどね。でもそんなドラマはなかったですから、私の中でコシンミチコさんといえば「物凄くエキセントリックな人」というイメージになりました。そして今、幼少期の聡子を見ていると、このキャラ設定はかなりリアルなのでは...と思います(笑)。

さて、ドラマの本筋は優子の進路問題でしたね(笑)。
糸子に美大行きを反対され、考えて考えて「自分は本気で絵をやりたかったんじゃなかった。お母ちゃんに認めて欲しかったんだ」と気付く優子。そこでどうしよう...となって糸子に泣きつくも「甘えんな!」と怒鳴られる。ああ、糸子恐かった! 打たれ弱い長女(でも下の子)の私は震え上がったよ。善作さんにどんどん似てくるなあ糸子...。

「賞も沢山もらったし、皆うまいって褒めてくれるから」っていうのは、凄くよくわかるんですよね。私もそれで、絵を描く子どもだったから。戦争中に高級な色鉛筆を買ってもらって嬉しかったと語るシーンも、普通のドラマならもうその体験で画家目指してもいいだろって感じですけどね。なんか、この件に関しては個人的には「優子、可哀想」と思っちゃうな。問題の本質はそこではないと、視聴者としてはわかっているんですけどね。
結局、美大は受験せずに、洋裁学校に通う事になった優子。この進路は、糸子の提案なのかな? 優子は長女だから、他にやりたい事がなければ店を継がせようとか思ったのかしら。それとも、とりあえず手に職つけとけよって事ですかね。その辺もちょっとよくわからんですが、まあ。

明日は次女・直子か。ラストの「卒業祝いに赤いバッグ貰って喜んでいたら、姉ちゃんはもっと高そうなバッグ貰ってる!ショボン...」は、なんかわかりますね。兄弟姉妹って、こういう事の繰り返しだったりしますから。
直子は、誰も自分を可愛がってくれなかったと思っている。本当は、赤ん坊の頃に一番手がかかって世話を焼かれたのは自分なんだけど、本人はそれを知らない。今の子育て本なら「そういう事はちゃんと説明してあげましょう」なんだろうけど、糸子はそんな事しないんだろうなあ。さて、明日はどうなるのかな。
ではまたね。

今日のカーネーション/しょー・ざ・ふらっぐ。

こんばんは。まさかこの私が毎日ブログを更新するようになるなんて...。

さて、今日のカーネーションは長女・優子の進路問題。東京の美大に行きたいという優子に、厳しい芸術の世界でやっていく覚悟がないとみた糸子が「あかん!」。
糸子は別に、「絵で食っていく自信があるのか」とか「やるならトップを目指さんかい!」(横山やっさん風に)とか言っているわけではないんですよね。たとえ死ぬまで評価されなくても、それでも絵を描く覚悟があるのかと。あんたにとっての絵は、「自分にはこれしかない」と言えるものなのかと。
とはいえ、まだ高校生の娘っこにそんな決意を固めさせるのはちょっと厳しいなあ、まあまあそんなガチガチにならなくても、世の中には60越えても(推定) ホイホイ商売替えする木之本のおっちゃんみたいな人もいるわけだし...(まああのおっちゃんは「自分がワクワクする商売をしたい」と思ってああしているわけだから、そういう意味では首尾一貫してますけど) とか言ったら糸子に蹴っ飛ばされますね。

まあ優子は、善作じいちゃんに蝶よ花よと育てられたお嬢ちゃんですからね。そして、半ベソかきながら学校に行く優子をたまたまみかけて心配する木岡のおばちゃんの描写からも、優子はご近所の皆さんからも可愛がられてるんだろうなあ。可愛い優ちゃんが泣いてたら、そら皆こっちの味方をしますわな(笑)。糸子はそんな優子の甘ちゃんな部分を見抜いてるわけだ。
糸子は子供の頃から「自分には洋裁しかない」と決意して、散々苦労して今の地位を確立したわけで、そんな糸子からしたら「美大に行きたいからいっしょうけんめいべんきょうしてるのよー」程度では「まーだまだや!」なんでしょうね。しかも優子、「店を継がせたいから美大に行くの反対してるんやろ!」とか思ってるし。親の心子知らず。糸子は「わしの屍をのりこえて行け!」くらいの気持ちでいるんだろうなあ。熱いお母ちゃんだなあ。

以下、細かい事をちょこちょこと。
・朝に弱い小原3姉妹。糸子に掛け布団をはぎ取られて、敷き布団にくるまる。「虫か!」確かに、カフカもびっくりの巨大な芋虫だった。しかも3匹も。
・それにしても子どもが成長したら、あの部屋、狭く感じるなー。
・今日もまた裸足の聡子。糸子「猿や、あれはもう」恵「猿でっか」。特に「猿でっか」が、ツボ。
・小原家の台所に水道の蛇口が! どんどん今の生活に近づいてきていますね。
・糸子がツインニット着てる! という事は、既製品のニットが流通しているのかー。花の刺繍のカーディガンも可愛かった。エプロン姿は、お母ちゃんぽさの演出か? 昨日のワンピ姿みたいな、マダム風糸子もまた見たいなあ。
・優子が泣いているそばで、平気で漫画読んで笑っている三女の聡子。す、すごいな聡子...。直子とはまた違う大物感が。
・安岡美容室に行ったら、太郎に子どもが出来てたよ! あの従業員の女の子達のどちらかが太郎の嫁とか!? 八重子さんはおばあちゃんなのかー...嘘みたい...。ところで太郎はこの先、また出て来る事があるのだろうか。また出て来てほしいな、サッカーの長谷部似の太郎ちゃん。

それでは、またね!

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