まさかの不倫

このブログも何年目でしょう。 始めた頃は30代になったばかりで、普通に彼氏がいながら、40代の既婚者男性を 本気で愛してしまいました。ここのブログでその数年間を凝縮して書いていますが、 数年間の不倫の末、彼は離婚し、私と一緒に歩む道を選びました。 最初は不倫する人を軽蔑していた私が、自分がまさにその不倫に溺れ、様々な葛藤の中 別れる強さのない心の内を打ち明けるブログでしたが 現在は様々な男女感について、周りの話などを用いてあくまでも私個人の主観で 思いを綴るブログです。

私≠あや・・・ 不倫相手からパートナーへ≠池田さん


奥さんの話を聞いて、

そして、ご主人のセリフを聞いて、

なんだかんだ言っても、
婚姻関係は強い
そう思わざるを得なかった。


ご主人は言った。


「結婚生活って、なんなんだろうな。

いくら好きで結婚しても

お互いが100%思い合っているタイミングって
案外少ないだろう?

しかもそれには波もある。

愛の形も変わる。


けど、だからって長い夫婦生活をしていく上で、
それがその間の何割かの時間で
ちょっとよそ見をしたからといって

じゃあ別れましょうとか

裏切り者だとか

今の気持ちだけでそう言えるほど
僕は極端な考えで生きてない。


1回の君の過ちを責められるほど
僕は君を満足させられていたわけじゃない。


君はこの長い結婚生活の中で
ほんのすこしよそ見をした。

けれどまた、同じ方向を向いた。

夫婦にはいろんな形があるけど、
俺たちはこうやって
すれ違ったり重なったりしながらで
いいんじゃないか。


言い訳だけど
君が寂しかった時

確かに僕は君に100%愛を注いでいたかというと
そうじゃなかった。

だからって愛人がいたわけではないよ。
でも、君が子育てに辛かった時期
仕事のせいにして、
精一杯支えてやれなかったのは事実だよ。


取り戻せない日々を、
後悔して終わらせることもできるけど

僕はそれを、
これからまた一緒に歩けばいいのではって思う。

それが、
恋人と夫婦の違いなんじゃないか」



この一件から二人は

結婚前よりも

愛し合うようになった。







 


もう何か月ぶりか、
1年以上ぶりか

他の方のブログを読んでみた。
自分のブログも読んでみた。

初めて書き始めたのは
5年も前の事。
今読んでみると
まるで自分の文章ではないようにも思える部分もある。

途中でも触れたが、
職種については勿論本当の事ではなく、
なにかの出来事も、
少しずらして書いたり、タイムリーだったり
更新時間も自分で設定していたので
本当はどの時間にそんな事を思っていたかは、
さすがに思い出せない。

ほとんどが、
仕事を終えて家路に着く深夜3時ごろか

移動中の新幹線や飛行機で書いていた気がする。 


過去に公開していたコメントに
あなたは仕事中にこんなことを書いていて
暇なのかと 書かれていたのを見つけたが

もし本当にそんな時間に書いていたのなら
確かに暇な女かもしれない。
突っ込まれて当然だ。

そんな時間帯まで気にして
他人の私のブログを見ている人がいるのかと
やけに冷静に思ったこともある。

けれどその時それが唯一
めまぐるしく変わる毎日の中で
本当のことを言える時間だった気がする。

人のブログには、
共感出来たり出来なかったりするが、

いいことも、嫌な言葉も
わざわざ人のブログにコメントを書きたくなる心理は
どういうものだろう。

やはり私のように
自分のどうでもない取り留めのない思いを
伝えたい衝動に駆られるのだろうか。


5年もたつと、
環境も考え方も変わる。

今でも仕事はハードだが、
さすがに30代前半の無茶な詰め込み方はやめた。

それは
池田さんのタイムスケジュールに、
仕事のペースを合わせることも覚えたからだ。

仕事をセーブするなんてありえないと思って走ってきたが
案外セーブしてみると、
それはそれで馴染んでしまうもので。

不倫していたころは
外食しかしない私達だったが
池田さんは日々料理の腕が上達してきて
私は料理も洗い物も
最後にしたのはいつなのかも思い出せない。
こんなに自宅で食事するのも
ここ最近だ。
自分が結婚してるっぽいと思うのは
この辺りくらいだが

趣味が高じてなのかなんなのか
彼はいくつかレストランを経営し始めたが
それも5年前には想像もつかなかった。


私が任されるのは、時々掃除と洗濯。
掃除はものすごく好きだ。
けれどそれだって
池田さんの方が上手い気がする。
私はやはり全然家庭的じゃない。

私が池田さんに勝っている部分など
1つもない。

時々やはり、いつか別れる時がくるとするならば
捨てられるのは
家庭に向かない私の方だろう。

でも、そうなったらそうなったでまた

そういう自分を受け入れて
生きていくのだろうか。


不倫をした人は、
また不倫をすると言われがちのようだが

今のところまだ私には、
そんな気は起こっていない。

この人よりいい人なんて、
いないとも思っている。

まだ、恋に恋しているだけだろう。

いつかこの気持ちが終る時がくるだろうか。
もしくは池田さんが
不倫したくなる時がくるだろうか。

たまには女性と、遊びたくなるのだろうか。

と・・・


ここにはそう書き記してみても
日常生活で
そんな考えは頭をよぎらない。


それが、今の私。





 


彼女、つまり奥さんは先手を打っていた。

もう後がないと気づいた彼女は
ご主人に泣きながら全てを打ち明けた。

嘘はもうつけないとわかっていた。

彼女は、
まずは涙を見せず、ご主人を見た。

ご主人は、
頷いたり驚いたり、
色んな表情で
彼女の全てを聞いた。


「全てを聞いて判断してください。
私は妻としてもう、
最低最悪のことをしてきた。

どんな理由があれ、
あなた以外を愛した私。

その彼と一緒になろうとした直前で

色んな事に気づいて別れたけれど
はいそうですかと
貴方が受け入れてくれるとは思ってない。

あなたが裁いてください。
一文無しになる覚悟はもう出来たから。」


演技じゃない。

ヒステリーになったわけじゃない。 


彼女は結婚してからの自分の気持ち全てを
ご主人に話した。


最初は寂しかったから浮気に走った。
それはあなたのせいよとも思った。

けれど本当は、本気で相手を愛してしまって
あなたのせいとかなんとか、
そんなのは関係なくなってしまった。


子供を愛している気持ちとは違う。
けれど、
子供さえいれば、
一生男性に愛されない自分でいられるかといったら
自分はそうじゃなかった。


結婚した時は、あなたが愛してくれると思った。
愛し続けて欲しかった。


けれどもう愛してないなら

一度でもよそ見をした私を

もうお前なんて家族じゃないと

突き離して下さい。



全てを聞いて、ご主人は口を開いた。



それでも君を、愛してる。

 

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