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AIJ投資顧問が買収したシグナ・インターナショナル・インベストメント・アドバザーズ株式会社を調べてみた

なるほど~~!

AIJ投資顧問株式会社についていろいろ調べてみた|会社案内編を書いてから、【シグナ・インターナショナル・インベストメント・アドバイザーズ】について調べようとググったら、分かったことが一つ。

それは、会社設立1989年はどうやらシグナ・インターナショナル・インベストメント・アドバイザーズ㈱の設立らしいということです。AIJ投資顧問のいろいろも、ここから発端っぽいですね。

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AIJ投資顧問㈱http://www.aim-ij.com/index.htmlのサイトのトップページが2003年10月9日のネット上の記録に残っています。
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2003年8月26日をもちまして、「株式会社エイム・インベストメント・ジャパン」より「AIJ投資顧問株式会社」に社名変更いたしました。

シグナ・インターナショナル・インベストメント・アドバイザーズ株式会社を買収したのが、2004年7月、社名は「AIJ投資顧問株式会社」として存続しているんですよね。(前回の記事AIJ投資顧問株式会社についていろいろ調べてみた|会社案内編参照)

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まずは、シグナ・インターナショナル・インベストメント・アドバイザーズ㈱に在籍していた、という人物を見つけました。

ベイビュー・アセット・マネジメントhttp://www.bayview.co.jp/about/index.html
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http://www.bayview.co.jp/philosophy/profile_02/index.htmlここのページで紹介されている髙松一郎氏です。
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以下、プロフィール
【プロフィール】
1989年 太平洋証券(株)(現 三菱UFJモルガンスタンレー証券(株))入社後、国内株式アナリスト及び証券営業に従事。1997年 米系保険会社傘下のシグナ・インターナショナル・インベストメント・アドバイザーズ(株)に入社、ポートフォリオ・マネージャーとして、内外機関投資家による日本、韓国、及び台湾株式等総額600億円規模の資産運用を担当。2000年 同社株式運用部門の総責任者に就任。世界主要運用機関が登録するInterSec Research社による日本株式運用ユニバース・ランキングにて、運用開始来7年間通算で上位13%、最終2年間は上位1%にランクイン。2004年7月 アルフェックス・インベストメンツ(株)を設立。日本株式ロング・ショート戦略及びショート・バイアス戦略のファンド運用において優れた実績を残す。2010年7月 ベイビュー・アセット・マネジメントへ運用ファンド及び同運用チームと共に移籍、現在に至る。1989年関西学院大学法学部卒。日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)。


髙松一郎氏のブルームバーグの記事も発見(http://www.bloomberg.co.jp/news/123-L65Q4T1A74E901.html

---以下、紹介部分を引用
高松氏はシグナ・インターナショナル・インベストメント・アドバイザーズとアルフェックス・インベストメンツで、13年間日本株運用に携わってきた。ことし7月、ベイビュー・アセットに入社。同社の契約資産は6月末現在約2000億円。(更新日時: 2010/07/30 12:28 JST)記事についての記者への問い合わせ先:東京 長谷川敏郎 Toshiro Hasegawa thasegawa6@bloomberg.net
---引用終わり


髙松一郎氏は、AIJ投資顧問にシグナ・インターナショナル・インベストメント・アドバイザーズが買収されるタイミングでアルフェックス・インベストメンツ(株)を設立(2004年7月)して独立したようですね。

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2008年のSBIホールディングス㈱の執行役員さんの中にも、シグナ・インターナショナル・インベストメント・アドバイザーズ株式会社に在籍していた方がいました。松井一幸氏です。

http://www.uforeader.com/v1/se/E05159_S0000QG4_7_67.html
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役名 取締役
職名 執行役員
名前 松井 一幸
略歴
昭和62年4月太平洋証券株式会社(現三菱UFJ証券株式会社)入社|(1989年)平成元年12月シュローダー証券会社(現クレディ・スイス証券株式会社)東京支店入社|(1994年)平成6年7月シグナ・インターナショナル・インベストメント・アドバイザーズ株式会社入社|(1999年)平成11年3月ステート・ストリート投信投資顧問株式会社入社|平成11年10月モーニングスター株式会社入社|(2000年)平成12年3月ソフトバンク・アセット・マネジメント株式会社(現SBIアセットマネジメント株式会社)取締役|平成12年5月ソフトバンク・ファンド・マネジメント・カンパニー・エスエー(現SBIファンドマネジメントカンパニーエスエー)取締役会長(現任)|平成12年9月ソフトバンク・アセット・マネジメント株式会社(現SBIアセットマネジメント株式会社)代表取締役|(2002年)平成14年5月エスビーアイ・アセット・マネジメント株式会社(現SBIアセットマネジメント株式会社)代表取締役副社長兼管理本部長|平成14年9月同社代表取締役社長兼管理本部|(2004年)平成16年9月 同社代表取締役社長(現任)|(2008年)平成20年6月当社取締役執行役員(現任)
出典: SBIホールディングス株式会社、2008-03-31 期 有価証券報告書

松井一幸氏は、1999年にはシグナ・インターナショナル・インベストメント・アドバイザーズを既に退職していますね。

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MIDCグループのサイトhttp://www.midcgroup.com/index.htmlのM&A Review 1995年http://www.midcgroup.com/publish/1995.htmlのページの【Vol. 9 、No 5 ( 1995 年 5 月) 】で【シグナ・インターナショナル・インベストメント・アドバイザーズ株式会社】の名前を発見。

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世界最大の公的年金基金カルパース(CalPERS、カリフォルニア州公務員退職者年金基金)
第2回対日ポートフォリオ分析:アクティブ&インデックス投資先全リスト
シグナ・インターナショナル・インベストメント・アドバイザーズ株式会社
債券運用室長 黒坂新一

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双日㈱http://www.sojitz.com/jp/index.htmlの会社のサイトの日商岩井のニュース2002年http://www.sojitz.com/jp/news/nic_2002/index.htmlである記事を見つけました。

http://www.sojitz.com/jp/news/a2002/pdf/2002nic/020405.html
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「ミレニアム日本株式ファンド」は(中略)投資運用は、米国を代表する総合金融サービス会社シグナ・コーポレーションの日本法人であるシグナ・インターナショナル・インベストメント・アドバイザーズ株式会社(東京都千代田区内幸町1-2-2、社長:折茂敏幸)が行い、 香港籍の投資会社であるユナイテッド・トレンド・インベストメント社(CEO: 越智哲生)が企業の選定、投資先企業の財務戦略立案とIR活動を担当します。 販売は、日商岩井証券の他に、東海東京証券株式会社並びに水戸証券株式会社を通じて行います。(中略)目標を実現するために、ケイマン法人発行の円建て社債(私募債)への投資を通じ、ケイマン諸島籍のリミテッド・パートナーシップへの出資を間接的に行い、リミテッド・パートナーシップにおいて日本国内の上場・公開株式に投資します。「ミレニアム日本株式ファンド」のパフォーマンスは、リミテッド・パートナーシップの投資実績に応じて決定されます。 リミテッド・パートナーシップにおける実際の運用は、シグナ・インターナショナル・インベストメント・アドバイザーズからの投資助言を受けながら、ユナイテッド・トレンド・インベストメント社が担当します。

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あれ?どっかで見たことがある単語【ケイマン諸島】出てきましたね・・・。最近聞いた【ケイマン諸島】はオリンパスの飛ばしの事件でしたね。

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さて、日商岩井の2002年ニュースで分かったこと、それは、【シグナ・インターナショナル・インベストメント・アドバイザーズ株式会社】の住所や社長のお名前などです。他にもなんだか会社名がぞろぞろ。


シグナ・インターナショナル・インベストメント・アドバイザーズ株式会社とは
米国を代表する総合金融サービス会社シグナ・コーポレーションの日本法人
東京都千代田区内幸町1-2-2
社長:折茂敏幸氏(2002年当時)

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ユナイテッド・トレンド・インベストメント社
CEO: 越智哲生
日本ジェノス(株)よりhttp://genos.co.jp/aboutus/member.html
理事 越智哲生
東京大学教養学部卒。 同大学院相関社会科学専攻修士課程修了、学術修士。シェアソン・リーマン・ブラザーズ証券会社シニア・ヴァイスプレジデント(チーフ・トレーダー)、クレディ・スイス・ファースト・ボストン証券(金融商品開発部)マネージング・ディレクター、クレディ・スイス・ファイナンシャル・プロダクツ銀行事業法人部長。現在は香港・米国・日本・英国領ジャージーに拠点を展開するMCPグループのCEO。寄稿・講演多数。


ブルームバーグに記事もあり。http://www.bloomberg.co.jp/news/123-L8EKKC1A74E901.html
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スパークス部門買収のMCP、買収で規模拡大へ-越智CEO
9月8日(ブルームバーグ):アジア最大級のファンド・オブ・ファンズ(FOF)運用会社であるMCPアセット・マネジメントは買収で規模拡大を図る方針だ。スパークス・グループのFOF部門買収を決めたばかりだが、今後も買収先を模索する。MCP創業者の越智哲生CEO(最高経営責任者、47)が7日インタビューで明らかにした。

FOFは複数のヘッジファンドを束ねて運用する。越智CEOは、「FOF業界でもリーマンショックやマドフ事件以降、再編の動きがあり、引き続き機会があれば意味ある戦略的なM&Aのチャンスを狙う」と述べた。欧米の複数の運用会社を候補に現在、買収などを検討中としている。

MCPは6日、スパークス・インターナショナル(香港子会社)の全株式をMCPに取得する契約を締結。MCPはスパークスのFOF5本(運用額157億円)とアナリストを引き継ぐ。両社は同時に、スパークスがMCPのFOFなどのマーケティングや顧客サービスを行うことでも事業提携した。

MCPは保険会社や大手金融機関などの機関投資家向けに、主にテーラーメード型FOFを提供している。2002年3月の運用開始から今年7月までの運用成績は年率4.6%、資産残高は4437億円。越智氏は「小さいよりは大きい方が効率的だが、運用額競争をする気はない」とし、投資後のモニタリングなど質を重視する姿勢を強調した。

スパークスは、日本を拠点とした運用に専念するため、海外拠点や非中核事業の整理を進めており、今回の子会社の売却でこれがほぼ完了する。

記事についての記者への問い合わせ先:東京 伊藤 小巻 Komaki Ito kito@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:大久保 義人 Yoshito Okubo yokubo1@bloomberg.netAndreea Papuc papuc1@bloomberg.net
更新日時: 2010/09/08 13:30 JST


もう一つ、同じくブルームバーグからhttp://www.bloomberg.co.jp/news/123-M03LXE0D9L3401.html

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AIJにかねて疑問の声、震災後も高パフォーマンス売りに受託増加(1)

2月29日(ブルームバーグ):金融庁から業務停止命令を受けたAIJ投資顧問をめぐり、高い運用パフォーマンスや情報開示について、かねてから年金運用関係者の間で疑問の声があがっていたことが明らかになった。AIJはリーマンショックや欧州危機、大震災の中でも安定運用を売り物に顧客からの受託を増やしていた。

日本証券投資顧問業協会によると、AIJの運用額はリーマンショック前の2008年3月末は1262億円だったが、09年3月末は1770億円に増加。投資家数もこの間に89件から125件に増えた。その後も増やして昨年9月末には127件、2177億円を運用していた。リーマンショックのあった08年度も7.45%の運用収益をあげていたと説明していた。

09年上半期にファンド・オブ・ファンズ(FOF)運用会社のMCPアセット・マネジメントの越智哲生CEO(最高経営責任者)は、顧客からの依頼でAIJをデューデリジェンス(適正評価手続き)しようと試みたができなかったと振り返った。「精査が必要という投資家とは付き合わない」という返事がきて驚いた。

ブルームバーグ・ニュースが入手した投資家向け資料によると、AIJは日経225オプションを中心に株式や債券のオプションや先物で運用。目標リターンは年率10%、目標リスクは標準偏差5%としている。同社のあるファンドは運用開始の02年6月以来112カ月間の運用利回りが241%、年率換算収益率(月複利)は14.06%だったという。

 震災後「普通なら大打撃?」

米タワーズワトソンのインベストメント部門で年金向け運用コンサルティングを手掛ける大海太郎取締役は09年初めごろAIJから売り込みを受けた。しかし、AIJの松木新平最高投資責任者(CIO)に97年の総会屋事件での逮捕歴があるなど「怪しい状況証拠があちこちにあった」ことから、自社の顧客には注意を促していた。

ミョウジョウ・アセット・マネジメントの菊地真代表取締役は「東日本大震災の後に損しないのはおかしい」と指摘する。AIJのファンドはオプションの売りでプレミアムを稼ぐ運用が中心。「震災後のようにボラティリティーが高まると普通なら大打撃を受けるはず」だが、AIJは11年3月以降も運用益を上げ続けていたことになっていた。

タワーズワトソンの大海氏は株価指数オプション市場について、「年率7-8%で運用しているとして投資額から逆算すると、同社のポジションは実際の市場規模の相当分を占めていたことになる」と指摘。そのような取引実態があれば「市場でも話題になっていたはず」との見方を示した。こうしたレバレッジ取引はリスクが高いからだ。

 年金サイドの認識不足も

あるファンドの運用結果を示したAIJの資料によると、年間で損失を出したことは1度もなく、月単位でのマイナスは1年のうち多くて2カ月だった。さらに同ファンドではここ数年、年間7-8%の運用収益を上げ、安定的な運用ができているように見える情報開示の内容となっていた。

厚生労働省によると、AIJに総運用額の3割以上を委託していた年金は8件あり、ある基金は総運用額91億円の6割近くの52億円を委託していた。MCPの越智氏は、「投資の基本プロセスを踏んでいれば防げただろうが、中小の総合型基金などに直接販売したため、被害が拡大したのだろう」との見方を示した。

AIJには安川電機、富士電機、アドバンテストなどの上場企業のほか多くの中小企業の年金基金が運用を委託している。富士電機の基金は運用資産の9%にあたる93億円を投資していたと発表した。福井県トラック厚生年金基金の橋本和幸常務理事は「証券会社を通じて3億円程度運用を任せている」と述べた。

記事についての記者への問い合わせ先:東京 伊藤小巻 Komaki Ito kito@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:大久保義人 Yoshito Okubo yokubo1@bloomberg.netAndreea Papuc apapuc1@bloomberg.net
更新日時: 2012/02/29 17:39 JST

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う~~ん、頭こんがらかってきました・・・。




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