こんにちは、不妊専門鍼灸院 不妊鍼灸師、中医師の小川です。

今回は、婦人科疾患の第2弾『子宮筋腫』についてです。


Q20 子宮筋腫をもっています、不妊鍼灸治療で妊娠可能ですか?



A20子宮は3層の壁があり、内側から「子宮内膜」→「子宮筋層」→「子宮外膜(腹膜)」
という順番で並んでいます。
この中の子宮筋層を形成しているのが、「平滑筋」という種類の筋肉です。
子宮筋腫とは、この子宮平滑筋層由来の良性腫瘍で、女性の腫瘍全体の中で
最も多いタイプです。


この子宮筋層は、女性ホルモンの一つである「エストロゲン」というホルモンの働き
により、妊娠するとだんだん大きくなり、赤ちゃんの受け入れ準備を整えます。子宮
筋腫の発生原因はまだはっきりしませんが、エストロゲンに反応すると考えられて
おり、妊娠中に大きくなることが多く、閉経後は縮小します。


筋腫の発生部位により、
(1)筋層内(子宮筋層の中)
(2)粘膜(内膜)下(子宮内膜と子宮筋層の間)
(3)漿膜下(子宮筋層と子宮外膜の間)
に分けられます。中でも、粘膜下筋腫の場合、受精卵が着床しにくくなり、筋腫
が大きくなることで、胎児の成長に影響すると考えられています。


東洋医学では、西洋医学とは違う診方をします。
子宮筋腫の場合、『気』や『血』の滞りが起こることで、「瘀血」という状態になること
が影響していると考えます。
ですが、“なぜ、そのようになったか“という原因は人それぞれ違います。
また、同じ人でも、日々体は変化するため、その変化を見極めて、不足している気血
を補い、多すぎる気血は外に出し、循環代謝を上げながら滞りがない状態に身体の環境を整えてまいります。
それによって、本来人が持つ自然治癒力が最大限に発揮できるようになります。


不妊鍼灸の迎春堂鍼灸治療院