こんにちは、不妊専門鍼灸院 不妊鍼灸師、中医師の小川です。

梅雨明けの声は聴いておりませんが、数日の夏日が続いております。
クーラーによる気温差等にお気を付け下さい。
特に不妊治療や甲状腺治療や冷え性の方、生理痛がひどい方など
冷えすぎにご注意お願い致します。

では今回も婦人科疾患からの質問です。

Q23 甲状腺疾患を患っております。不妊鍼灸で無事妊娠できますでしょうか?


A23 甲状腺機能異常とは排卵異常の原因となります。

 甲状腺は体全体の代謝をコントロールしています。甲状腺機能の異常による
排卵障害は甲状腺機能低下の場合がほとんどです。甲状腺機能が低下して
必要なホルモンの分泌が減少する「甲状腺機能低下症」で、代表的なものには
橋本病」があります。症状としては、低体温・筋力低下などの全身症状のほか、
精神症状・皮膚症状や月経異常・性欲減退・不妊・流産などの内分泌・代謝症
状がみられます。現代医学では甲状腺ホルモンの補充療法などを行います。

 甲状腺ホルモンの低下により、視床下部からのTRH(甲状腺刺激ホルモン放
出ホルモン)分泌が増加し、その刺激でPRL(プロラクチン)分泌が増加する、
高プロラクチン血症の場合では、間脳の視床下部を通じて、下垂体のLH、FSH
を抑制します。その結果、卵巣機能低下になります。
 
中医学的に考えると 
 脳絡機能の異常で、内分泌コントロール機能がくずれ、代謝低下・生理活動が
低下している状態で「陽気不足 」と考えられます。このような症状は、疲れやすい・
腰が弱い・冷え性・おりものが少ない・卵の発育が遅いなどがあります。治療は、
健脳疏通脳絡を中心に、内分泌コントロール機能を高めることを目的とします。
卵の発育、温補気血・昇陽作用を目的とした治療で気血のめぐりをよくし疲労倦
怠感を改善し、ホルモンバランスを調整し排卵を促進します。同時に、補腎・健脾・
昇陽を目的とした治療で、代謝機能の改善をし、生理活動を活発に致します。

当院は甲状腺機能を改善しホルモンバランスを整えて参ります。
その結果、何人もの患者さんが妊娠、出産に繋がっております。



不妊鍼灸の迎春堂鍼灸治療院