こんにちは、不妊専門鍼灸院 不妊鍼灸師、中医師の小川です。

本日は、不妊症と高プロラクチン血症の関わり合いのお話をします。

プロラクチン血症とは?
乳腺を刺激して母乳を出す催乳ホルモンで、脳下垂体から分泌され普通は妊娠~出産後に多くなります。このホルモンには排卵を抑制する働きがあるため、出産後の授乳中に月経がこないのはこのホルモンのためです。
しかしこのホルモンが妊娠出産の時期以外に何らかの原因によって異常に高くなると乳汁が分泌し、さらに視床下部から放出される刺激ホルモンを抑制し排卵障害や黄体機能不全を起こし、結果的に妊娠しにくい状態になります。このことを「高プロラクチン血症」といいます。

原因として考えられるものとしては

1.ストレス~自律神経バランスの崩れやホルモンバランスの崩れによってホルモン分泌異常が
  おこります。

2.薬剤により、プロラクチンの異常分泌を抑えるホルモン(ドーパミン)を抑える働きの薬剤が
  あります。 

3.脳下垂体に腫瘍が下垂体柄を障害したために起こる場合があります。

4.甲状腺疾患や内膜症の内分泌物の機能性疾患によってホルモンのバランスを崩してしまう
  場合があります。

以上についての治療として薬物療法、手術療法、放射線療法があります。

不妊治療の専門院である中国伝統療法の視点からは、一番多くあるストレス、甲状腺疾患や内膜症の機能性疾患に対して下垂体コントロールの調整として頭皮鍼法を行っております。大脳の皮質機能反射区に施術をすることにより、興奮と抑制のバランスを崩してしまった機能性疾患、原因不明の疾患に応用しております。

現代病であるストレスによる場合や中枢性排卵障害、機能性子宮出血、機能性受精障害などの薬では替代できない効果を発揮します。
また、精神的な抑うつやイライラ緊張感が続くと気の流れが滞り、肝がダメージを受け、月経不順や月経前後の不快な症状がみられます。気血の流れが乱れると下に行くべき血が逆行し肝経に沿って乳房に入り乳汁となって出てくると考えられています。

鍼以外の療法として、個々の体質や体調をみながら漢方薬を処方する場合があります。その中で麦芽がプロラクチンを下げる効果があると言われております。

古代から中国では退乳するときに使われており、高プロラクチン血症に有効であると臨床で応用されております。

特に、乾燥した生の麦芽を炒った「炒り麦芽」がより効果的であると言われております。今はこれのエキス顆粒が商品名「炒麦芽」(保健食品)として販売されていますのでさらに手軽に服用できます。

高プロラクチン血症の主な原因が不妊原因の要因とも言われている甲状腺疾患や内膜症の機能疾患である可能性がある場合、不妊専門の当院の頭皮鍼法と漢方を取り入れてみては如何でしょうか。
また、高プロラクチン血症のみならず、漢方薬のご相談を随時受け付けております。
お気軽にご相談下さい。



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