こんにちは、不妊専門鍼灸院の迎春堂鍼灸治療院堂鍼灸治療院、中医師の小川です。今回は「不妊と食事」についてお話させて頂きます。

私たちのカラダの性能は"何をどのように食べるか"によって決まるといっても過言ではありません。もちろん、生殖活動も例外ではありません。卵子や精子そのもの、その成育に必要なエネルギー、成育する環境、これらすべてが食べ物から摂り入れている成分と、それらの働きによってつくられているからです。食生活の改善も、妊娠力を高めるためにはとても大切なことです。朝昼晩を4~5時間おきに規則正しく食べ、できれば寝る3~4時間前までに晩ご飯を済ませましょう。朝食を摂らないと自律神経が整わずに女性ホルモンの乱れの一因となるため、スムージーやスープ、バナナ、チーズなど少しでも口に入れ朝のスタートをきりましょう。また、主食・主菜・副菜と栄養バランスのいい食生活を心がけることが重要です。ファストフードばかり食べるという食生活はよくありません。 健康的な食生活が結果的に不妊治療になります。

血液をつくる・生理周期を整える・血行をよくする”食材を選びましょう。赤い食材は、血液を増やし、血行を促進する働きがあります。古い血液が溜まると、子宮の働きが弱まり婦人科系の疾患を引き起こしやすくなります。 赤い食材とは、サバ・カツオなどの赤身の魚・ラム・羊肉・牛肉・トマト・人参・パプリカ・クコの実・なつめなどです。黒い食材は、ホルモン力を高める働きがあるので積極的に食べましょう。黒い食材は、黒米・黒ゴマ・黒豆などです。人間の細胞は大半がタンパク質からできているので、たんぱく質はとても重要な栄養素です。毎食タンパク質が入っているかどうか確認しましょう。納豆・卵・乳製品などがタンパク質を豊富に含みます。冷えや低体温のある方は、からだを温める食べ物・温かい飲み物を中心に摂取することを心がけましょう。身体を温めてくれるのは、山芋・かぼちゃ・ごぼう・にんにく・にんじん・生姜。 肉よりも魚を中心に食べると効果的。また、ひじきやわかめなどの海藻類も体が温まります。 子宮が温かくないとよい卵子も育たないですし、精子も生きられないのです。その結果、着床や授精ができなくなってしまいます。不妊治療における、排卵誘発剤の中には副作用として便秘が起こるものがあります。また、ストレスなどでも便秘になることがあるので、便秘が解消されるような食材選びも重要です。

アメリカの研究による、妊娠する力を高める食事とは?アメリカのハーバード大学が実施した、12万人の女性看護師を対象にした「Nurses' Health Study(看護師健康調査)」では、食品や栄養素の習慣的な摂取量を調査し、食生活とさまざまな病気の関係を長期にわたり調べています。1989年にスタートした第2回目の調査では、被験者のうち1万8555人に2年に1回の割合で、8年間にわたって食生活と妊娠・出産の動向を調査し、食生活と妊娠する力の関係を導き出しました。調査のスタート時には不妊の女性はいなかったものの、その後8年間で、3400 人(約13%)が「不妊」、もしくは「妊娠しづらい」と診断されています。

この調査から導き出された、妊娠する力を高める10カ条です。

[1]トランス脂肪酸の摂取を避ける。
[2]オリーブオイルやキャノーラオイル等の不飽和脂肪酸の摂取を増やす。
[3]豆類やナッツのような植物性たんぱくを増やす。
[4]無精製の穀物を食べる(炭水化物)。
[5]乳製品は、必ずしも脱脂乳や低脂肪にこだわることはない。
[6]葉酸をはじめとするビタミンB群(Bコンプレックス)を摂取する。
[7]野菜や果物、豆類、そしてサプリメントから鉄分を摂取する。
[8]飲み物は、糖分の多い清涼飲料水は避ける。
[9]適正体重を維持する。
[10]毎日、穏やかな(過激にならない)運動を続ける。

バランスの良い食事を心掛け、一食一食を美味しく楽しみましょう!


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