世界各国では、喫煙に対して厳しい規制がひかれていますが、日本は、特にタバコの「副流煙」に対して世界でも最低レベルの状態だとWHOから指摘され、早急に改善が求められています。それを受けて、現在、タバコに対する政策に激しい論議が行われていることは、ご存知の方も多いと思います。

「タバコが体に悪い」という事は、知らない人はいないと思います。
特に、受動喫煙による「副流煙」は喫煙者の吸いこむ「主流煙」よりも、数倍から数十倍多く有害物質が含まれており、体に対する影響は多大です。
この有害物質は、がんの因子になるだけでなく、精子や卵子に集積され、精子や卵巣の異常や染色体異常を引き起こし、受精卵の低下や妊娠率の低下につながる事もわかっています。

精子や卵子も新しいものが次々と作られますが、精子は、作られ始めてから出てくるまでに3か月程度かかります。卵胞も半年前から排卵に向けて生産が始まります。つまり、3~6ヶ月前に染色体異常が発生していると採卵周期に良質な卵胞や精子が採卵されず、妊娠率を低下させてしまいます。精子も卵子も日々の生活の積み重ねで作られています。喫煙や受動喫煙は、妊娠を希望するご夫婦にとって悪影響を及ぼすため注意をしなければいけません。
染色体異常は、タバコから受ける影響はもとより、X線や化学調味料などからも影響を受けます。その為、現代の私達の日常生活では、避けることが難しいことは事実です。
そして、残念ながら、現代の医療では、染色体異常を防ぐ方法は見つかっていません。
しかし、有害物質ばかりを敵視してストレスを溜めてしまうのではなく、常日頃から、健康的な体を保てるように、生活習慣や食事など出来る事から取り組んでいくことが大切です。

鍼灸治療は、血流の改善や自律神経の調節など体の土台作りを助けます。
喫煙は、依存性や習慣性もありますが、ストレスなどで喫煙したくならないように、日常生活に不妊鍼灸を取り入れ、健康的な生活改善を行い、妊娠しやすい身体作りをしてみてはいかがでしょうか。

迎春堂鍼灸治療院