2011年12月

2011年12月31日

2011を勝手に振り返る

2011を勝手に振り返ります。新潟県内に関して言えば、なんとなく閉塞感が漂っていたように感じる一年だったように思います。特にマクロ視点での感想はこれ以上ないので個人的な話に。。

県内の新店個人的MVPは1月の時点で「ばるむ食堂」に決まっていたわけですが、、2010年に比べて引きの強い店が少なかったというのが正直な感想です。その分首都圏の新店の充実ぶりは目を見張るものがあり、そのすべてを回ったわけではありませんがエッセンスはそれなりにに抽出してきたつもりですので首都圏にお出かけの際は、是非参考にして頂ければと思います。

個人的2011は220杯強とここ数年同様少し物足りないかんじ。。そんな中で印象に残ったラーメンを。。最もうまいと思ったのが大阪のカドヤ食堂。しかし、下記の中で最も味の記憶が残っていないのもカドヤ食堂。すべてが突出しない、ここしかないという絶妙のバランスでまとまった結果そういう現象が起こるんじゃないかなと都合良く思っています。「バランス」という言葉はここを食べて、よく理解できたかんじがします。

麺や七彩@東京駅、多賀野@荏原中延の出身店に多数訪問しましたが、そのすべてクオリティの高さには本当にビックリしました。


■新潟県
・ジャッキーラーメンのすべてのラーメン
・麺やようかのすべてのラーメン
・麺や来味の濃厚べジ塩豚骨らぁ麺
・麺や来味の丸鶏塩らぁ麺
・俺たちのらー麺屋 ちょび吉のらー麺
・ばるむ食堂のらーめん
・自家製麺 手仕事らぁめん八の煮干し中華(朝!)
・めん処 くら田の塩平打麺
・麺の春雪のラーメン

■県外
・カドヤ食堂@大阪市西区の中華そば
・らーめんHOME@福島市岡島の白銀の塩
・うから家から@福島市松川町の醤油らーめん
・あぢとみ食堂@埼玉県比企郡川島町の中華そば太麺
・支那そば なかじま@群馬県高崎市のつけそば
・ソラノイロ@麹町 東京都千代田区の中華ソバ
・牛骨らぁ麺マタドール@千住東 東京都足立区の贅沢焼牛らぁ麺
・ビーハイブゲンキノモト@日本橋本町 東京都中央区の手打ち中華そば
・ラァメン家69’N’ROLL ONE@原町田 東京都町田市の2号つけ麺

2012も新潟県に限定することなく首都圏、県外の食べ歩きができればと思っています。

あとはもう少し勉強して、もう少しまともな感想が述べられるように精進します。
ラーメンの知識も、一般教養も、文章を書く能力も、もう少しレベルアップさせないと。。
という課題を抱えつつ、、

2012年もよろしくお願いいたします。




ジャッキーラーメン@東掘通 新潟市中央区

2011年、間違いなく県内のラーメン店で最もその実力を発揮したお店の一つ。2011ラストを締めくくるラーメンがこちらのお店でとても嬉しいです。「個人的」に「売れたラーメン」という観点ではなく「すごいラーメン」という観点で今年の新潟ラーメンを象徴するお店がこちらと小千谷の麺やようかだったので年末ラストに食べられたことはとても有意義。

CIMG2127今回は限定メニュー2発。まずは「Coelacanth:魚香醤油磯汁麺」。まずはビジュアルで目を引くのが丼右下に確認できる「アオサ」。そしてチャーシューがバラ巻から元に戻っていますアオサの香りが「磯」っぽさを演出。フレッシュな煮干しというよりはずっしりと煮干しが効いているかんじ。いつもの鶏油と少し印象が異なるのは煮干油とかそういう類の油も使用しているよう。



こういう煮干しの効いたラーメンって、中盤以降その存在感が全くなくなってしまうことが多いのですが、こちらの魚香醤油磯汁麺は最後まで煮干しの存在感がジワリと安定的に持続するかんじ。スープの煮干しの割合もかなり高そうな印象を受けました。これは年の瀬に来てヤバい一杯に出会ってしまった。過度に煮干しを立たせずに煮干しの存在感をジワリと効かせる技術とセンスの光るフリーク心を擽る一杯。

CIMG2128続いて「Tsukemen sio」。これは問答無用に美味い。限定で終わらせるのは非常にもったいない完成度のつけ麺だと思います。鶏白湯で、スープのベースとしてはダブルスターと同じなんだろうと思いますが、流石にまったく別物。なんというか「コンソメスープ」のような「塩やきそば」のような(この二つは全く違いますが笑)そんなかんじのつけダレ。


細かいタマネギと塩ダレがそんな印象を持たせるのでしょうか。。揚げネギも少量浮かべ良いアクセントとして機能しています。トロっとした中濃つけダレに太麺も潜らせ啜り上げれば、、そこからノンストップで完食。ごはんもダブルスターと異なる仕様のようなので、近日オーダーしてみたいと思います。

【ジャッキーラーメン】
新潟市中央区東掘通5-424
11時半〜14時半
17時半〜21時
水休


ビーハイブゲンキノモト@日本橋本町 東京都中央区

CIMG2093今回の首都圏食べ歩きの中で3店外せないと決めていたお店が、69、もりの、そしてこちらのビーハイブゲンキノモト。今年千葉から六本木進出を果たし、更に都内に2店目をオープンさせました。今回は白河ラーメンのビーハイブ流解釈というのがコンセプトのようで、こちらもかなりのこだわりを感じられる胸高鳴るお店。小麦粉を石臼で挽いたり、手打ちで麺を打ったり、無化調で作ってみたり、素材にこだわってみたり、、といったかんじ。


「手打ち中華そば」を。見た目はシンプルな中華そばで白河・マナーに沿った印象ですが、味のほうは現在のラーメン業界の最先端を走ると言っても過言ではない作りになっています。思わず、うまい、、と呟いてしまったショッキングな一杯でした。

弓削多醤油を使用したなまめかしい醤油ダレと鶏の芳香が両方心地よく香る。キラキラと輝く鶏油がスープに奥行きと甘い印象を与えていますが、スープ自体も鶏の旨みが醤油ダレと結びつき旨み増幅??中盤以降もスープの印象が段々と変化し、加速度的に箸を進めさせる。鶏の力強さをものすごく感じることができる中華そば。

手打ちの麺はピロピロしたりボコボコしたり白河チックな麺。食感はモチっとした食感もあり鼻を抜ける風味も心地よく、かなりおいしい自家製麺でした。そしてこのチャーシューが最高にうまいのでちゃーしゅー麺にすれば良かったと後悔。噛みこんだときの食感がしっかりとしており、肉汁がジュワッと染み出るタイプ。肉厚が結構あるので「肉を喰らっている」感が強く、かなり好きな仕上がり。

ビーハイブの実力をまざまざと見せつけられた一杯で、本家の白河越えを果たしたか??白河進化形。


CIMG2098あまりにも「手打ち中華そば」が最高過ぎたため、「塩」を。ビーハイブの塩はトリュフ油があまりにも有名ですが、こちら日本橋のお店の塩は六本木店とは少し仕様がことなる塩のようです。トリュフ油を六本木店のようにギンギンと感じることはなかったのですが、不使用なのでしょうか??鶏中心のスープで出汁感が非常に強く、厚みのあるスープは見た目以上に力強い印象で、これまた最先端をいく塩ラーメンだと思います。


麺は六本木同様、スピルリナ練り込み麺で薄く緑がかった麺。こちらの塩はピロピロ麺ではなく、細麺ほぼストレート。具材のチャーシューはこちらも最高に美味い。通常チャーシューについて記述することはあまりないのですが、今年食べたラーメンのチャーシューの中でも1,2を争うもの。年の瀬にヤバい店に行けてよかったです。再訪問必至。本当に必至。

【ビーハイブゲンキノモト】
東京都中央区日本橋本町4-3-2
11時〜15時 18時〜22時
日休







饗 くろき MOTENASHI KUROKI@神田和泉町 東京都千代田区

CIMG2097以前に「塩」を食べていたのですが、もう一本の柱である味噌は未食。。以前に隣で食べている人の味噌がかなり「そそる」ビジュアルだったのと、ネット上では「味噌」を食べていないと「未食扱い」とのことだったので、今回滑り込みでリスト入り。見た目にもドロドロしたスープは量が非常に少なく、麺が半分くらい顔を出しています。和え麺とラーメンの中間のような今まで遭遇したことのないビジュアル。これはうまそう!!!


味噌ラーメンというのは、使用する味噌ダレの存在感が強く、使用する味噌ダレでラーメンの印象をほぼ決めてしまうと思うのですが、こちらの味噌は味噌ダレの存在感というより少量のスープの印象のほうが強く残る、未体験の味噌です。豚骨、鶏ガラ、もみじを19時間炊くというドロスープに煮干しと甲殻系の強い香りがガツンと効いたもの。味噌ダレ自体の存在感が薄く、スープのドロっぷりの割には途中からパンチがなくなる、というかダレるかんじがありますが卓上の香味油でなんとか勢いを取り戻せます。ドロドロスープを受け止める太麺はムチムチしており、しっかりした食感があります。

作りとして非常に珍しいスタイルで、ありそうでなかった意欲作。創意工夫が物凄く感じられて、このスタイルでずーっと行ってほしいなあという驚きの一杯でした。


 【饗 くろき MOTENASHI KUROKI(もてなしくろき)】
東京都千代田区神田和泉町2-15
11半〜15時 18時〜22時 スープ切れ次第終了
日祝休


もりの中華そば@綱島西 神奈川県横浜市

CIMG2089品川区荏原中延の名店「多賀野」出身のお店。11月11日にオープンしたばかりのお店。今年の夏頃、同じく「多賀野」出身の「とんちぼ@鶴ヶ島」を訪問しており、何としても年内に訪問したかったお店。13時頃の到着でしたが、12名くらいの待ち。30分くらいで着席。中華そばとつけそばが柱となっていますすが、今回は中華そば。




煮干しの香りが心地よい一杯。全体の印象は醤油とフレッシュな煮干が効いたぶっとい中華そば。とは言え塩分濃度など全体のバランスがとても良く、食べやすさが印象的。煮干しのイイところが存分に味わえるシンプルな中華そば。煮干しの存在感を出しながらエグみとか生臭さとかマイナス要素が皆無で、多賀野出身の皆さんは煮干しの扱いはお手の物なんでしょうなあという感じがします。追いニボスタイルでした。。何の油か確認できませんが、少量表面に振りかけられており、この油もスープの奥行きある味に一役買っております。

麺は黄色がかった細麺か中細くらいの(ゆるいウェーブだったかな)、、、、サクサクとした食感が印象的で茹で加減は硬すぎず柔らかすぎず、このスープに良く馴染んだ麺です。修業先の前情報などから、大きな驚きはないスタイルでしたが、大型新人店であることには間違いありません。うまー。


【もりの中華そば】
神奈川県横浜市港北区綱島西3-22-14
11時半〜14時半 18時〜21時半
火休

ラァメン家69’N’ROLL ONE@原町田 東京都町田市

CIMG20852011TRY大賞1位受賞店。最近のラーメン業界の中では「六厘舎以降」の濃厚魚介豚骨の隆盛、「69’N’ROLL ONE以降」の清湯復権と表現されるくらいその業界に与えた影響は計りしれません。シンプルなラーメンだけに一歩間違えばなんの捻りも特徴もないラーメンになってしまうという、模倣するにも中々難しく、相当な技術を要すると言われる一杯は「普通の醤油でしょ?」と、食べずにいるわけにはいかない「ラーメン好き」にとっては必食の店。


自分も「青葉インスパイア隆盛」くらいの時代からどっぷりラーメンにつかった口なので、「魚介豚骨」が自分のスタンダードだったわけですが、ここ数年の「あっさり中華そば」、「清湯醤油」への嗜好性の変化はやはりこのお店の影響が大きいんだろうなと思います。

というわけで2号ラーメンと2号つけ麺。醤油のキレ、鶏の旨味、風味、、、終盤に加速するスープの吸引力はすごすぎます。多くを語るのは身の程知らずということで、、恐縮です。細麺は柔らかく茹であがっており、ピッタリ。

CIMG2086続いて2号つけ麺。2号ラーメンのスープをつけ麺に応用したもののようですが、所謂つけ麺のつけダレは甘辛酸という調味料に依存した味作りのイメージなわけですが、こちらのつけ麺はその甘辛酸を使わない、鶏と醤油の力で構成されたもの。水で絞められたコリっとした食感の細麺にはあらかじめ昆布出汁が掛けられており、麺だけでもおいしく楽しむことができる。スルスルと食べやすい。

遅ればせながらこのつけ麺は「食べる必要」があった一杯。こんなつけ麺食べてしまうとつけ麺の見方がまた少し変わってきやす。経験経験。


【ラァメン家69’N’ROLL ONE】
東京都町田市原町田3-1-4 町田ターミナルプラザ2F
11時〜17時
スープなくなり次第終了
不定休

俺たちのらー麺屋 ちょび吉@坂井東 新潟市西区

CIMG2084つけ麺の内容がリニューアルされているとのことで訪問。そもそもその話とは別に行こう行こうと思っていながらそうとうな期間が空いてしまった。。夜の部の遅い時間に訪問したため、つけ麺は完売しており、味玉醤油らー麺。またしてもスープの印象が変わっているようです。いつの時点と比較して?ということになると思いますが、「夏」です。そら印象変わるわなあ。。何が変わったのかは、判別できなかったですが、スムーズに飲み進めることができました。


あとで話を聞くと辻褄が合いましたので納得。麺は相変わらずのウルトラスムージーな麺で、スープとの相性が素晴らしく違和感ゼロ。この力強い生姜醤油は無性に食べたくなる異常な吸引力を持つ、恐ろしい一杯です。つけ麺も早く食べたいが、改めてうまい。。


【俺たちのらー麺屋 ちょび吉】
新潟市西区坂井東3-28-6
11時半〜15時 18時〜21時 
木休


麺や ようか@若葉 新潟県小千谷市

CIMG2080限定メニューがリリースされているとのことで、タイミングを合わせて訪問。とはいえ、レギュラーメニューのクオリティを考えると券売機の前でどれにしようかにらめっこがスタート。。散々迷った挙句、初志貫徹、ゆず塩わんたんめん。ゆずの効いたワンタンで肉感をしっかり感じられて、鶏塩スープと合わさり、噛みこむとジュワッとうまさが口内に広がります。



軸となる鶏塩スープはこれは毎度、毎度の素晴らしい出来栄えで、鶏の清湯では他の追随を許さないダントツ県内ナンバーワンなわけです。シンプルに、シンプルに鶏の出汁感にこだわった清湯は見た目とは裏腹に厚みがすごい。食べ進めていった、終盤、鶏そぼろが溶け出すこともあるのでしょうが、スープが冷めてきたころになると鶏の出汁の輪郭が更にハッキリと現われます。その辺もまたこのお店の一つの楽しみになっています。

合わせる細麺はしなやかな啜り心地と風味、スープに寄り添う素直な麺で、一言で「自家製麺」という括りではなく「まじでおいしい自家製麺」という括りにしたくなってしまいます。この麺の真のうまさは濃厚系ではなく鶏塩や醤油で味わえるように思います。


【麺や ようか】
小千谷市若葉1−21−2
11時〜15時 17時半〜22時
(土日祝 11時〜21時)
※スープなくなり次第終了
火休


らーめん らいふ@新保 新潟県長岡市

CIMG2083昔食堂なおじ本店店長を務めたヤマタニさんが独立。2011年はたくさんの限定をリリースして市内のラーメンシーンに活気を与え続けてきたお方と紹介させて頂きたいです。休日の13時半頃の訪問でしたが、店内ほぼ満席。注目度の高さがうかがえます。メニューは豚骨魚介、背脂中華、中華そばの3本柱で構成されています。今回は迷わず豚骨魚介の「らーめん」を。



店内の豚骨魚介の説明書きやこれまでのなおじ時代の限定の出し方など、高田馬場の「渡なべ」チックなのかなあというかんじでらーめんを待ちます。到着したらーめんのスープは昨今の所謂「濃厚豚骨魚介」というジャンルの中で言えばそこまで濃厚なタイプではない印象。とはいえ豚骨スープ自体はしっかりとしたマイルド感を感じることができ、これでもかと投入したという節、煮干しなどの魚介系素材も豚骨スープに負けない風味を主張。個人的には煮干しの効き方に少しだけ不満が残りましたが好みの別れるところでしょうか。。(オープン直後なので微調整がなされて当時のものとは変わっているかもしれません。)

まだオープン直後なので昨日より今日、今日より明日、おいしくなっていくんじゃないかと期待大です。なおじ時代に引き続きヒラメキ限定が発売されていくようで、どんな限定が出てくるのか、これまた楽しみです。



【らーめん らいふ】
新潟県長岡市新保4-7-12
平日・土11時〜14時半 17時半〜22時
日・祝日11時〜15時  17時〜21時
不定休

2011年12月30日

年末首都圏

首都圏を食べ歩いてきました。

・ロックンロールワン@町田
2号ラーメン
2号つけ麺
・もりの中華そば@綱島
味玉中華そば
・ビーハイブゲンキノモト@新日本橋
手打ち中華そば
・もてなしくろき@秋葉原
味噌らーめん
・ビーハイブゲンキノモト@新日本橋
塩ラーメン

四軒六杯。今年の心残りの店を。
ビーハイブゲンキノモトの手打ち中華そばがかなりできが良く、久々テンションマックス。これだから県外の食べ歩きはやめられない。


2011年12月25日

ご連絡

・麺やようか@若葉 小千谷市  限定麺
・らーめん らいふ@新保 長岡市 らーめん

今年訪問した未掲載店の中でもこれだけは、、という店をなんとか今年中にアップしたいなあと思います。
年末は江戸訪問で〆る予定です。

・69@町田
・もりの中華そば@綱島
・ビーハイブゲンキノモト@日本橋
・バッソドリ9@池袋
・金町製麺@金町

あたりをピックアップ。当日ガンガン変更になりますけど。

そんで大晦日に勝手に2011を振り返ります。あと明日でブログ開設5年。見てくださっている方々、ありがとうございます。

めん処 くら田@東掘通 新潟市中央区

CIMG2079中華のカトウに引き続き、朝ラーメンしてきました。大別すると「醤油」「塩」がありデフォで細麺となり、平麺はオーダー時に個別に注文できます。今回は塩を平麺で。
澄みきった透明なスープ、「関西の出汁の効いたうどん」とはまた異なりますが、出汁の効いたスッキリと食べられるシンプルな一杯。カトウの余韻が口内に残った状態だったので何ともアレなので、もう一度食べに行く必要があるかと思います。。


平麺は風味、喉越共に良く且つ、シッカリとした食感がある存在感のある麺でとても印象に残っています。通常「一杯のラーメンを食べる時、1000円札を出しておつりはいくらか見ない」ぐらいの金銭感覚なんですが、さすがにこれがワンコインとなるとこのクオリティでワンコインか!!?とビックリしてしまいます。いやもう一度近日中に行かねば。。



【めん処 くら田】
新潟市中央区本町通6-1105
7時20分〜昼過ぎに終了しますが、中休みがあります。
不定休


中華のカトウ@東掘通 新潟市中央区

CIMG2076南浜通りの支店ばかり通ってしまっており、こちらのお店は実に久しぶりの訪問となります。中華そばを。湯気がモクモクと立ち込める写真の撮りにくいタイプの一杯(笑)。
自家製麺は平打ちだが細め。啜り心地がシルキーなかんじでしなやか、柔らかめの茹で加減。油脂は少なく、スルスルと、あっさり食べられるスープとこの麺のコンビは本当に胃袋に優しい、朝っぱらから啜れる一杯です。刻んだ玉ねぎも平坦な印象を受けてしまいそうな、あっさりしたスープにアクセントを与え食欲を増してくれます。


くら田と共に界隈で朝らーめんの文化を支える老舗、、これからもずっとこの文化を残していって頂きたい!


【中華のカトウ】
新潟市中央区東掘通6-1045
7時〜12時半
水、第二木休

天龍@古町通 新潟市中央区

CIMG2063拾番に引き続き夜泣き系の老舗、天龍へ。この2軒のハシゴというのは、いつでもできそうで意外と出来ない、結構ハードルが高い連食です。。入店すると煮干しの香りがやってきます。結構効かせてるんだろうなあというくらい印象的。既に先客の4人のサラリーマン御一行様が「終着駅」ということで〆に入っています。イイ感じに出来上がっています。ザ・古町の夜。ということでラーメンを。



入店時の煮干しの香りをそのまま味わえるのだろう!と丼に飛び込んだのですが、こちらのお店は標準装備でコショウ「若しくは〜のような香辛料??)がビシッと効いているので「純粋に煮干しの風味を楽しむ」ことは少し難しかったように思います。スープの表面に油の膜を大量に確認でき、味付けもわりとしっかり濃い印象で〆の一杯にしては案外「重い」印象を受けました。

麺は細めの麺ながらムチッとした食感(だったように記憶しています)で思いのほか重量感のあるタイプで案外食べ応えがあります。こちらのお店の一杯の印象を大きく決定付けるのが「コショウ」であることは間違いありません。コショウについては一考の余地があるように思えてきました。。屁理屈を並べていますが本当はすごくおいしかったです。


【天龍】
新潟市中央区古町通8-1487
18時〜翌2時
日休

ラーメン拾番@古町通 新潟市中央区

CIMG206212月の10日くらいの訪問。新潟市古町界隈の夜泣き系ラーメンの代表のようなお店。石神氏の本でも新潟のラーメン屋コーナーで紹介されていたように記憶しています。ラーメンを。ビジュアルは素朴でシンプルな中華そばというかんじで、「昔ながらの」ということばがぴったりです。醤油ラーメンというよりは塩ラーメンでは??というような透き通ったスープです。旨味をしっかりと感じながらも油脂は市内のあっさり中華そば系統の中でも比較的少なく感じられ、飲んだ後の胃袋にスムーズに入ってきます。

麺は縮れた細麺で麺の長さが短く、これまたスルリと食べやすい麺です。少し粉っぽさが残っていたように感じましたが食べやすかったです。胃袋にすっぽり収まり、且つ小腹をしっかり満たしてくれる〆にピッタリな一杯。市内のあっさり系とひと括りにされることが多いですが、こうして食べ歩いてみると油脂の量や動物系の素材の違いでだいぶ印象が変わっていて、色々バリエーションがあり面白いです。

【ラーメン拾番】
新潟市中央区古町通10番町1664
18時〜翌4時
水休

一風堂@弁天 新潟市中央区

CIMG2066「新潟市内のあっさり中華そば」と言われる系統を集中的に食べ歩いていましたが、小休止ということで。。しばらくぶりの一風堂です。メニューに「博多中華ソバ」なるものが登場しているではありませんか。創業当時に提供していたという江戸式醤油ラーメンの復刻とのこと。一風堂といえば豚骨を使ったラーメンが一般的なイメージですが、こちらは「鶏清湯」だそうです。いつから復活したんでしょうかね。。時流に合わせたナイスなタイミング。。


全体的に濃いめの味付けで、鶏出汁感をじんわり満喫するというタイプというよりは、表面に甘みのかんじられる背脂を浮かべ、その「背脂」及び表面の「油」とタレの強さで食べ進めるタイプという印象です。飲み進めると丼の底のほうに煮干しの粉末が塊で沈んでおり、もう少し早く、スープに作用すれば良いのになあと。。終盤スープが少なくなったところでガンガン煮干しが効いてきます。麺はコリコリとした細ストレートでしたでしょうか少し硬めの茹で加減でした。

最後の煮干粉末の効き方が本意ではないのであれば、少し心残りとなってしまいます。。

【一風堂 新潟店】
新潟市中央区紫竹山6-1-15
月〜木・日祝/11時〜翌1時
金土・祝前/11時〜翌2時

2011年12月16日

仮)

拾番@古町通
天龍@古町通
くら田@本町通
蓬来軒@上大川前通
一風堂@弁天

新潟市の昔ながらの中華そば系の食べ歩きをしてみました。一風堂は別ですが。。


2011年12月11日

白寿@西堀前通 新潟市中央区

CIMG2036西堀前通りでひっそりと営業している老舗。外観のビジュアルを見ると危ない雰囲気が漂うが扉を開けるとカウンターがすべて埋まる盛況ぶり。何年ぶりの訪問だろうかと言うくらい久しぶり。メニューはうま煮そばとラーメンの二種のみ。今回も当然うま煮そば。

飴色スープに白菜、玉ねぎ、もやし、挽肉、溶き卵で構成されたタップリうま煮(中華餡)が掛かります。 提供時には既にスープとうま煮が混ざり始めておりスープ単体の味は確認できず。。

合わせるのは福島製麺の細縮れ麺。ワンロットで8杯くらい作っているようですが、麺が上がってから提供されるまで相当時間を要するので麺は柔らかめです。うま煮との相性を考えると間違いなく柔らかめがピッタリ。その辺まで考えた時間配分なのだろうか。。これは問答無用に美味い。

後から来る2人組のお客さんで「ラーメンとうま煮そば」とオーダーするパターンを2組確認しましたが、店主に「いやあ、うま煮のほうがいいなあ」とオーダーを店主の独断で覆してしまうアットホームぶり。嫌な気分にもならなず、笑みすらこぼれてしまう独特の世界観!迷わずうま煮を頼めということですね。(ラーメン未食。。)


【白寿】
新潟市中央区西堀前通6-900-2  
11時半〜21時半
不定休

三吉屋@西堀通 新潟市中央区

CIMG2035新潟市を代表する説明不要の名店。中華そばを。豚骨清湯に少量煮干しと鶏油が効いた中華そば。今回は煮干し感をあまり感じなかったように思います。新潟市内のあっさり中華そばの括りでは比較的油脂感が強いスタイル。細縮れ麺との組み合わせは完成された新潟中華そばスタイル。基本相席でBGMなし。麺を啜る音と奥から聞こえる控えめな湯切りの音、レンゲ無しで直接丼でスープを飲み干す音。ホールのおばちゃんの接客。永久保存したい新潟文化遺産。今日はじめてカウンター座った。。




【三吉屋】
新潟市中央区西堀通り5−829
11時〜20時半
火休、第3日休


石門子@東掘 新潟市中央区

CIMG2034新潟市内のあっさり中華そばの話題になると必ず話題に上がるお店。ラーメンを。見た目の油脂が非常に少なく湯気が立ちこめる飴色スープ。煮干しなどの魚介系素材の風味がふわりと漂う。癖のない、しかし独特な風味。昔、牡蠣なんかを店主自ら採ってきて、、なんて映像を見た事ありますが今はどうしているのでしょうか。。油脂感があまりないのでスルスルと食べられます。



麺は細麺で縮れ。スープを結構拾ってきますが麺の印象はそんなに残らないけど、固め、硬め、という流れにある昨今の麺の流れからすると逆に新鮮。こちらもシンプルなラーメンですが、新潟市内で大きな存在感を示しております。

【石門子】
新潟市中央区東掘前通9番町1389
11時〜17時
木休

かも屋@河渡 新潟市東区

CIMG2026古くは東掘で営業していましたが(東掘時代は未食)、惜しまれつつ閉店。その後様々なイベントなどで不定期に復活しては消え、、、、2010年には東区東中島に再度復活を果たしましたが、いつの間にか店の名前も変わり店主の姿もなくなり、、今度は東区の河渡に出店。落ち着かないんですよねえ。。今度はしばらくここにいて欲しいです。これまでで自分の家に一番近い場所ですので。



所謂、「新潟市内のあっさり醤油ラーメンというカテゴリーの伝説的お店」として広く認知されていると思います。根強いファンも多く大御所感が漂っております。休日の13時半頃の訪問でしたが、店内満席で待ちが出ていました。自分の次のお客さんで早くもスープ切れ。回転のスピードがそれほどではないように見えたので、スープの仕込み量が少なかったのでしょうか。

あっさりとしたビジュアルのスープは、特定の素材の「突出した」旨味や風味はあまり感じないタイプ。強いて挙げるなら豚くささが残っていたかなあ。麺は細めの縮れ。プルンとした食感でノスタルジックな、というか昔ながらのスタイルを踏襲した麺。自分のような年次の浅いラーメンファンは、こういった新潟クラシカルなラーメンをもう一度食べ込んでいかないとなあ。最新型ラーメンにはない良さが間違いなくありますもんね!

毎年、12月に湯気がモクモクのあっさりした市内のラーメン食べて温まった後、くそ寒い外に出ると年末だなあ〜と改めて感じてしまいます。

【かも屋】
新潟市東区河渡3-19-5
11時〜14時半 17時〜20時半(スープなくなり次第終了)
水休


2011年12月05日

濃厚海老豚骨塩らぁ麺 麺や来味@大形本町 新潟市東区

CIMG203212月初っ端。12月からの限定、濃厚海老豚骨塩らぁ麺。ドロ、海老、豚骨、海老油、細麺。海老の風味と旨みが粘り強くジワリと効き続ける一杯。ドロっとしたスープは豚骨由来の粘度ではなく、たぶん米粉など非動物系素材由来のものだろうと思われます。なんでもかんでもドロっと粘度があれば反射的に「濃厚豚骨」というわけではないのかなあと。。豚骨スープ自体はライトタイプ。「濃厚」の定義は人それぞれなんだろうと思いますが、ライト豚骨と海老の風味と旨みを蓄えたドロっとしたスープを細麺で根こそぎ〜、、ズルリッ!

毎度テーマの素材が異常なまでに突出しない、まとまりのある味作りは他に類を見ない完成度。。「限定だからレギュラーメニューより劣る。もしくは実験的なので、、あれですが、、」というのはこの店には当てはまらない。比較的題性が少ない今回の限定ですが地味〜に名品。

通い始めて丸五年。早いなあ〜。

【麺や来味】
新潟市東区大形本町5−6−6
11時〜15時  17時30分〜21時
年中無休