2007年05月18日

弾丸列車「1か月検診」、備品持ち去られボロボロ

2007年5月17日、鉄道高速化計画の目玉として
登場した弾丸列車が走行を開始して1か月、
定期点検のため河南省鄭州市の鉄道局検査場に戻ってきた。
約100人の技術者が車体を検査したところ、
無残なほどボロボロにされていることがわかった。

ボロボロになった原因は乗客による備品の持ち去り。
被害が最も多かったのは手洗い場のセンサー式蛇口。
多数取り外されてなくなっていた。
さらに緊急脱出用のハンマー。
また密室であるトイレも被害が大きかった。
便座の温度調節つまみやペーパーホルダーの軸さえ
取りはずされ消え失せている実態には、
ただもうむなしさが募るばかりだと技術者たちはこぼす。

鳴り物入りで走り出した夢の高速列車だが、
わずか1か月で満身創痍になって戻ってくるとは
おそらく想定外だったはずだ。
同局は今後、備品持ち去り禁止を表示するのか、
乗客の資質向上を待つのか、判断を迫られることだろう。

東京駅前日本橋・北千住駅前・青山表参道
中国語教室チャイフロ

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