2013年04月21日

まちづくり交流Cafe 4.14.

朗詩と語らいの宴は、恵庭市民文藝の主催である。村上利雄会長の挨拶からスタートしていく。
まずは、序詩ということで国府田稔氏が作品「春萌えに寄せて」で、今年の雪の多さにJRは止まる、車が立ち往生する、屋根が重みに軋む。命に直結する冬の北海道という土地柄での、和らぐ慈しみの地、恵み野での触れ合いの陽射しを謳いあげる。
詩の朗読のトップを飾るのは、半澤孝平氏作品「えにわ慕情」。黄金、相生など恵庭の町の名前と季節の香りを組み込んでいく。汽車は出るというあたりに、通過型の町の特性も付与する。言葉にBGMを加えての朗読であった。
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 次いで、藤森芳郎氏の作品「恵庭からの眺望」。恵庭連峰からの高台からの堂々たる眺望、自ら吹き渡る風となり駆け巡る姿をゆったりと。堀京子氏は作品「海辺のあざ」。そこにいるということ、けなげでもあり、たくましくもある、紫色の高貴に寄せて。
福士三隆氏作品「故郷の四季」。故郷という自分にとっては、切り離すことの出来ない地域に密着する。こだま、祭囃子、風雨にまるめる背。音楽を吹き込んできたのだが、スピーカーの調子がいまいち悪かったのが残念であった。
なんと初チャレンジの短歌「憂き日つづき」を披露したのは、国府田稔氏。雪で行けなかった旅行、あまり芳しくない体調のこと、先日発表した作品のことなど近況の五篇を、声に乗せる。
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当日の全体司会を務めてくださった、小山忠弘氏は河合酔茖の「ゆずり葉」で大人達が子ども達に贈る言葉を、それと作者不詳「花束」を紹介する。上森ゆう子氏はドイツの「最上のわざ」で、老いということ、祈るということを。
村田譲は、春の出会いということで急遽作品を変更して祝婚歌「つながり」と、別れでもあり出会いでもある作品「駅名標」の二篇を朗読した。
会食と語らいの時間には、ラベル「春萌え」のお酒やオレンジ酒などが振舞われたのである。



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