2017年12月29日

ドラマシアター・ども(江別市)2017.12.17

霜田千代麿氏は机に向かいながらページをくくり、まずは宮沢賢治の「牛」を朗とした声で、口語、文語の二篇を続けて伝える。
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次いで若松丈太郎作品を選び、幻想幻影的な情景として柏崎原発の場所というのは福島原発と同じ緯度であり、それは芭蕉が歩いた奥の細道のなかで泊ったときに襲われた耳鳴りの300年前の予兆であると。夏目漱石の夢十夜からの「第三夜」自分の子どもを背負いながらどんどんと重くなり、100年前に俺を殺したのはお前が…。最後に自作の俳句を十篇読みあげる。
村田譲氏はまず書くということ、話すということから初めて、自作詩「濁流の声」で声のコトを。次いで「臓腑」で切り裂く指を。江別という広がる河のイメージ「古老の河」まで。それからアレン・ギンズバーグ「吠える」を紹介しつつ朗読した。
IMG_3923最後に斉藤征義氏が自作「老いぼれた羅漢化石・口述の序」を披露する。9000万年前出現させ、殻の在る定説に反論しながら、私自身の細長い化石を使い私を時間化させる、その羅漢化石は海と交合していたのだ。石を探して前世を渡り、銀河の交尾に神を産む、川柳の光、爪の光、物語の序をつぶやく。その後に草野心平の蛙の詩「誕生祭」を賑やかに、びがんく、くっく、くくっくびがんくびがんく、ぐるるっぐるるっ。


この記事へのコメント

2. Posted by 村田譲   2017年12月31日 08:21
ありがとうございます、よろしくどうぞ。
1. Posted by 安藤厚(北海道ポーランド文化協会)   2017年12月30日 20:03
こちらも北海道ポーランド文化協会HPにリンクをつけさせていただきます。
http://hokkaido-poland.com/poesia.html
よろしくお願いいたします。

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