2018年01月20日
ギャラリー大通美術館 2018.1.16-1.21
受付をすますといきなり藤井咲作品が目の前に飛び込んでくる、とにかく色を塗るということが絵である、フレームもカンケーない、とても力強いのだ。そのすぐ横に冬澤千鶴作品が並ぶ、発泡スチロールに色をぶちまけてそれを上へ横へと繋げていく立体のパズルである。
浅野春香作品の「黒で描いた植物とキリン」が食べると食べられるが並列している、命の体がすべて一体化しているかのようである。清水ちはる作品は、文字をそのまま書き込んだものである、ねぎぴーまんいんげんきゅうり…なんというか丸々とした形体が可愛らしい。
小林靖広作品は「東京タワー」の333Mをそのまま計ることなくほぼ同じ比率で、上から書き始めて一枚づつ用紙を書き足して三年かけたとのコメント。その向こう側には昆弘史作品「人」顔だけがいくつも積み重ねるように描かれて、その細胞の様なひとつが私であるのだが、どこまで行き着くものなのか。
村田俊作品は、レシートの裏側に時計を描き続ける、時間を計る練習ということであるのだが。同じように福沢和弘作品もノートに延々と同じページを書き続けるのだが、まあ、我々の学習というものはこの延長上にしかないのであろうと思える。粟田隼也作品もまた、気になる単語を書き留め続けている。
販売コーナーではMAIKO作品「さんかくの森」の幾何学性が美しい。
受付をすますといきなり藤井咲作品が目の前に飛び込んでくる、とにかく色を塗るということが絵である、フレームもカンケーない、とても力強いのだ。そのすぐ横に冬澤千鶴作品が並ぶ、発泡スチロールに色をぶちまけてそれを上へ横へと繋げていく立体のパズルである。
浅野春香作品の「黒で描いた植物とキリン」が食べると食べられるが並列している、命の体がすべて一体化しているかのようである。清水ちはる作品は、文字をそのまま書き込んだものである、ねぎぴーまんいんげんきゅうり…なんというか丸々とした形体が可愛らしい。
小林靖広作品は「東京タワー」の333Mをそのまま計ることなくほぼ同じ比率で、上から書き始めて一枚づつ用紙を書き足して三年かけたとのコメント。その向こう側には昆弘史作品「人」顔だけがいくつも積み重ねるように描かれて、その細胞の様なひとつが私であるのだが、どこまで行き着くものなのか。
村田俊作品は、レシートの裏側に時計を描き続ける、時間を計る練習ということであるのだが。同じように福沢和弘作品もノートに延々と同じページを書き続けるのだが、まあ、我々の学習というものはこの延長上にしかないのであろうと思える。粟田隼也作品もまた、気になる単語を書き留め続けている。
販売コーナーではMAIKO作品「さんかくの森」の幾何学性が美しい。