2020年12月26日
紀伊国屋ギャラリー 2020.11.28~12.3
札幌貴金属工芸組合が主催するプロ・アマを問わない”手しごと”による地域に根ざした作品づくり、技術向上、若手の育成を目標とした宝飾ジュエリー・貴金属作品展。
どんなものかと覗いたところ、写真OKというのが気に入ったので写しまくった。
最初は伊東博子作品「誕生石はどれですか」と指輪一式が出向かえる。そして笈川雅司作品「ボトルコ」ボトルキープ用の名札というのだろうか、が気に入った。
多かったのはやはり指輪系、ブローチ、ネックレスである。そのなかで最大の私的なお気に入りが、atelier.k 金正堂+山本仁帆作品「twist chain」である、背負うように付けるネックレスだけれど素敵だ。
子どもが喜びそうなのが木村知将作品「原始の理」で、剣をイメージしたネックレス、盾のリングもある。
佐久間典子作品「北海道のアイヌ文様とアールヌーボー」のシルバーペンダントはブローチ兼用とか。すごく楽しかったのが岩本裕規作品「ワクワクタイム」で、ブローチなんだけれども、お化けだろうかが、五つの恐竜のブロ-チを引き連れている。
それとありえないリングが磯野聲惠作品「冬虫夏草」で、絶対指にはまらない感じが素晴らしい。どんなことしても置き物である(笑)。
佐藤聖也作品のはさみシリーズ「巻貝のはさみ」「腕組のはさみ」「メルトシザー」「ヒューマノイドシザー」が圧巻であった。
ギャラリー大賞はポスターにも使われている伊藤紀久野氏の蝶のブローチである。